この町ではひとり

この町ではひとり

2005年春。美大受験に失敗した山本さんは、ゲーム三昧の自堕落な生活を送る。そんな生活に焦りと不安を感じた山本さんは、数か月後、神戸に転居。知り合いのいない街で、人生をリセットしようとする。作者である山本さほの"二度と戻りたくない1年”を描いた実録コミックエッセイ。小学館「ビッグコミックスペリオール」2019年11号~19号、21号~2020年9号に掲載。全1巻。

正式名称
この町ではひとり
ふりがな
このまちではひとり
作者
ジャンル
日記・体験談
レーベル
ビッグ コミックス(小学館)
関連商品
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概要・あらすじ

2005年春。2年間の浪人生活の末、大学受験に失敗した山本さんは、毎日何をするでもなく、ただ食って寝てゲームをするという、自堕落な生活を送っていた。そんな生活の中、ある夜突然、山本さんは不安と焦りで眠れなくなってしまう。数か月後、彼女は神戸に引っ越し、一人暮らしを始めた。誰も自分を知らない街で、失敗してしまった人生のリセットボタンを押したかったのだ。どんな状況でもギャグをぶっ込んでくる医者や、高校生とヤクザの言い争いなど、毎日何かしら起こるハプニングを楽しむ山本さんだったが、友達がいない状況に寂しさを感じ始めた。そこで、ゲームやDVDを取り扱うお店でのアルバイトを決意。バイトを通じて友達を作り、人生を謳歌しようとする。しかし、このアルバイトが地獄の始まりだった。同僚、上司、お客さんたちとのトラブルやすれ違いが、山本さんの神経を、どんどん衰弱させていくのであった。

登場人物・キャラクター

山本さん (やまもとさん)

19歳の女性。周りに変わり者や変質者などが多く、変なことによく巻き込まれることから「変態磁石」のあだ名を持つ。2年間の浪人生活の後、大学を受験するも失敗。自堕落な生活を打破すべく、神戸で一人暮らしを始める。コミュニティへの参加、友達づくりを目的に、近所のゲーム・DVDショップでアルバイトする。作者である、山本さほをモデルにしている。

書誌情報

この町ではひとり 小学館〈ビッグ コミックス〉

(2020-06-30発行、 978-4098607273)

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