さようなら女達

さようなら女達

漫画家志望の少女が周囲の人びとの想いに触れ成長の一歩を踏み出す物語。

正式名称
さようなら女達
ふりがな
さようならおんなたち
作者
ジャンル
青春
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概要・あらすじ

漫画家志望の女子高生館林毬は、漫画制作の徹夜作業で倒れてしまう。そのため父から、これ以上母に心配をかけないため、次の応募作品コンテストで第一席を取れなければ筆を折るという約束をさせられる。なんとか作品を仕上げただったが、そのラストページを見たクラスメイトの海棠茗に、突然キスをされた上、何もわかっていないと言われ、困惑する。

登場人物・キャラクター

館林 毬 (たてばやし まり)

漫画を描くことが好きな16歳の女子高生。クラス委員長を務めている。応募作品コンテストに出すため、漫画を徹夜で描き続けて倒れてしまい、父から次のコンテストで第一席を取れなければ漫画を描くことをやめるよう約束させられてしまう。漫画を描き始めたきっかけは、亡き兄の似顔絵にふきだしをつけて喋らせてみたところ、生き返ったように感じたため。

海棠 茗 (かいどう めい)

館林毬のクラスメイトの女子高生。めがねで長髪。クラスで一番目立ち、リーダーシップのある存在。クラス副委員長。何かと毬に難癖をつけて絡んでくる。

植草 (うえくさ)

館林毬のクラス担任で数学教師。めがねをかけたハンサムな青年。生徒たちからの人気は高いが、毬はいまいち馴染めずにいた。

館林毬の父 (たてばやしまりのちち)

館林毬の父親。町医者。病弱な妻が毬が漫画制作で無理をするたびに不安で胸を痛めることを心配している。その心配が高じて、毬に次の応募作品コンテストで第一席を取れなければ筆を折るよう約束させた。

館林毬の母 (たてばやしまりのはは)

館林毬の母親。病弱で心臓が弱い。十年かけた独自の味つけの煮物は大変美味。

館林毬の兄 (たてばやしまりのあに)

館林毬の兄。母親と同様に心臓が弱く、病弱な体だった。しかし本人は運動が好きで、去年、黙ってマラソン大会に出てしまい、途中で帰らぬ人となった。

深瀬 潮 (ふかせ うしお)

高校三年生の男子。館林毬の父の親友の次男。毬とは親同士が冗談半分に許婚にしていたが、本人はそのことを知らない。

隅田 (すみだ)

館林毬が憧れている漫画家の女性。大学に通いながら連載を持っている。歴史が好きで、史跡旅行の費用をためるために漫画を描き始めた。

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