概要・あらすじ
噂話しか娯楽がないクラスメイト、セックスすることしか頭にない彼氏、閉鎖的な田舎町。自分を取り巻く何もかにもにうんざりしていた高校三年生・滝本ちほ。ある日、彼女は「誰とでもやる」と噂される「ビッチ先輩」こと田淵りなと出会う。ちほは自分の彼氏とも寝たらしい先輩となぜか打ち解け、共に過ごすことが多くなる。やがて高校卒業も間近となり、ちほは東京の大学への進学を決意、この町を離れることになる。
登場人物・キャラクター
滝本 ちほ (たきもと ちほ)
高校三年生。自分が暮らす小さな田舎町を「ねっとりとした緑のカンゴク」と呼び、疎んじている。2年ほど付き合っている彼氏の高岡はセックスしたがるだけなので、最近は疎遠気味。成績は優秀で、東京の大学を狙えるほど。ある日、「ビッチ先輩」こと田淵りなと出会い、親密になっていく。
田淵 りな (たぶち りな)
すぐに誰とでも寝ることから、町の皆から「ビッチ先輩」と呼ばれている。金髪で、身長は低め。彼氏はいるが服役中。職業はコンビニバイト。滝本ちほの彼氏高岡と寝たことがきっかけで、ちほと出会った。
高岡 (たかおか)
滝本ちほの彼氏。最近ちほがなかなかセックスさせてくれないことを不満に思っている。
ちほの母 (ちほのはは)
滝本ちほの母親。何年住んでもよそ者扱いする町の人間を嫌っている。