ちはやふる

競技かるたという異色の題材を用いた、末次由紀の傑作少女漫画。女流選手の最高位クイーンを目指す綾瀬千早を中心に、少年少女の友情、努力、勝利と挫折、そして出会いと別れを感動的に描く。和歌や和服などを通じて、日本文化への関心が高まる点も高評価。第2回マンガ大賞(2009年)、「このマンガがすごい!」オンナ編1位(2010年)、第35回講談社漫画賞少女部門(2011年)受賞作品。

正式名称
ちはやふる
作者
ジャンル
頭脳スポーツ
レーベル
講談社コミックスBL(講談社)
巻数
既刊36巻
関連商品
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世界観

本作は現代の日本をモチーフとした作品。より正確に述べるなら、連載が開始された2007年以降の世相がストレートに反映されている。作中ではっきりと明記されてはいないものの、主人公である綾瀬千早らが暮らしているのは東京都府中市付近。通学する瑞沢高校をはじめ、基本的に組織や人物は架空の存在だが、いくつか実在するものをモデルとしているケースも。たとえば、綾瀬千早が所属する府中白波会と彼女の師匠である原田秀雄は、それぞれ府中白妙会の前田秀彦七段(見た目もそっくりである)。綿谷新が所属する福井南雲会は福井湊会がモデルで、会長の栗山勇は栗原績(くりはらいさお)九段である。

作中で描かれる競技かるたは、ルールだけでなくプレイングも含めて現実のものを逸脱しない範囲で構成されており、臨場感豊かでリアルな試合を楽しめる。加えて「相手より速く取る」という身体能力に依った勝負だけでなく、競技かるた特有の頭脳戦が緻密に描写されているのも見所で、競技経験者からの評価が高い。また、作中に登場する公式試合は実際に行われている大会がモデルになっており、近江神宮での高校選手権大会や名人戦・クイーン戦も毎年開催されている。

一方で、かるた(小倉百人一首)がもつ、短歌としての文化的な側面への言及も多く、千年の時を経て、なお受け継がれる日本の伝統的な美しさや魅力が随所で語られている。学校で学ぶのとは違った趣で、それらをすんなりと受け入れられるのも本作の良さのひとつだろう。

作品が描かれた背景

本作は、盗用問題で休業していた末次由紀が、活動再開後に初めて描いた連載作品である。2012年に行われたインタビューによると、一般的にはマイナーな競技かるたにスポットを当てたのは、担当編集者から「かるた漫画」を提案されたのがきっかけだった。末次自身もかるたの経験者で親近感を覚えたこともあり、担当編集者の意見を採用したという。

また、タイトルの『ちはやふる』は、小倉百人一首の一句である「千速振る 神代も聞かず竜田川 韓紅(からくれない)に水くくるとは/歌人:在原業平」から取られている。「千速振る(ちはやぶる)」とは、「神代(神話時代という意味)」にかかる枕詞で、神の力の様子を表した単語だが、これが末次由紀の心に強く響いており、競技かるたの漫画という路線が決まると、迷わずこのタイトルを選択したという。末次自身はあるインタビューで「“勢いの強いさま”という“ちはやふる”の本当の意味を、千早が知り表現していく物語なのだと思います」と語っている。

作品構成

白熱するクイーン戦のワンシーンから幕が上がる『ちはやふる』。物語は、主人公である綾瀬千早が最終目標とするこのシーンから始まり、その後、彼女が如何にしてその大舞台に辿り着いたかが描かれる。既刊28巻までのストーリーは、綾瀬千早が競技かるたを始めるきっかけとなった小学生時代がプロローグとしてあり、本格的に競技かるたをスタートする高校生編がメインのストーリーを構成する。高校生編では学年ごとに大きな成果と飛躍があり、高校1, 2, 3年でそれぞれ一つの章を成していると言っていいだろう。なお、空白となっている中学生時代のエピソードについては、『小説 ちはやふる 中学生編』で語られている(単行本17巻の巻末に、特別付録として小説の一部を掲載)。

あらすじ

競技かるたとかけがえのない友達との出会い

東大里小学校に通う小学6年生の少女・綾瀬千早。ある日、彼女のクラスに福井県からの転校生・綿谷新が編入してくる。だが、彼は言葉の訛りや実家が裕福でないことをからかわれ、なかなかクラスに馴染めないでいた。そんな新をかばった千早は、自分もいじめの対象になることに臆せず新と親しくなっていく。そして、彼が最も得意とする競技かるたの楽しさや面白さを教わり、次第に興味を引かれていった。

学校の行事で開催されたかるた大会で、新はクラスの中心人物で千早の幼馴染である真島太一と勝負することになる。だが、新の実力を目の当たりにした太一は普通に戦っても勝てないことを悟り、とっさに新の眼鏡を隠すという卑劣な手段に及んでしまった。勝負自体は、千早の乱入で有耶無耶になり、太一も正直に告白して眼鏡を返したが、この行為は太一の心の負い目として、以後、ずっと残り続けることに。一方の千早は、新に「かるたの才能がある」と言われたことから、女流選手の頂点であるクイーンになることをぼんやりと夢見るようになり、かるたへの情熱を深めていった。

かるた大会後、千早、太一、そして新は、かるたを通じて急速に仲良くなる。3人は府中白波会(かるた会)に入会し、毎日のようにかるたを練習し、その楽しさを実感。だが、楽しき日々は長く続かず、小学校の卒業とともに別れの時が訪れる。千早は近くの東大里中学校へ、太一は進学校の開明成中学へ、そして新は故郷の福井へ。いつか、かるたで再会することを約束し合い、3人は別々の道を歩み始めた。

千早、太一、新の再会

別れから3年後、瑞沢高校に進学した千早は、そこで太一と思わぬ再会をする。中学の間もかるたを続け、B級選手になっていた千早は「次の公式戦で優勝してA級昇格したら、一緒にかるた部を作る」、そういう約束を太一に押し付けて公式大会に臨んだ。もともとあまり乗り気でなかった太一だったが、真摯に戦う千早の姿と、彼の師匠・原田秀雄の言葉によって、再びかるたと向き合うことを決意。

そんな太一の心を知ってか知らずか、千早は見事に優勝し、A級選手への昇格を果たした。そしてその喜びを、長らく連絡の取れていない新にも伝えようと、意を決して電話をする。だが、新の返事は「かるたはもうやっていない」という、彼らが予想もしていなかったものだった。

事の真相を確かめたいと、福井へと出向く2人。久しぶりに再会した新は、競技かるたの名人だった祖父の死が原因で、本当にかるたから離れてしまっていた。だが、新がかるたを嫌いになって離れていたわけではないことを確信した2人は、強い綿谷新が帰ってくることを信じ、いつか大舞台で戦うために日本一のかるた部を作る決意を固め、帰路につく。

「瑞沢高校競技かるた部」創設

日常に戻った千早と太一は、早速、競技かるた部の創設に取り掛かる。苦心の末、大江奏駒野勉、そして競技かるた経験者であり、かつて千早とも対戦した西田優征の3名を獲得。どうにか形が整った瑞沢高校競技かるた部は、友好を深めながら全国高校選手権大会に向けて練習を重ねていく。

高校1年生の初夏、瑞沢かるた部は初めての本格的な団体戦、東京都予選に出場。袴姿で颯爽と登場した彼女らは、エース・千早の活躍と、他の部員たちの粘りにより、創部1年目とは思えぬ快進撃をみせる。途中、駒野勉の一時離脱という騒動もあったが、結果的にはそれも彼らの結束を強める糧となった。そして、ついに東京都の強豪・北央学園との決勝戦。千早は相手のエースで全国有数の実力者・須藤暁人と対戦し、接戦の末に勝利を収める。これが決定打となり、瑞沢かるた部は近江神宮で開催される全国高校選手権大会への出場権を獲得した。

近江神宮での全国高校選手権大会

強豪・北央学園を下しての全国出場ということで、一躍注目の的となった瑞沢かるた部。だが、全国大会1回戦を勝ち抜いたところで、千早が体調不良で棄権するというアクシデントに見舞われてしまう。余剰部員の居ない瑞沢かるた部は4人での試合を強いられながらも奮闘し、決勝トーナメントに進出する粘りを見せた。だが、全国大会優勝常連の富士崎高校に敗北し、瑞沢かるた部の団体戦は幕を閉じる。

翌日、体調が回復した千早はA級選手枠で個人戦に出場。その2回戦で、現クイーン・若宮詩暢と運命的な対戦を経験することに。試合は詩暢の圧勝に終わるが、千早にとってこの闘いは、「競技かるたのクイーンになる」という目標が現実味を帯びる大きな契機となった。

こうして初の全国大会を終えた瑞沢かるた部は、その経験と反省を活かしながら、各人の目標達成と、来年こそ全国優勝をつかみ取るという決意のもと、練習と公式大会への参加を積み重ねる。一方、新は近江神宮で闘う千早や太一の姿を目の当たりにしたことで、かるたへの情熱を再燃。そして、福井南雲会の門を叩き、再びかるたの道を歩み始めるのだった。

新しい仲間たち

千早たちが高校2年生になり、創部2年目を迎えた瑞沢かるた部は、ひとつの問題に直面する。それは、新入部員が5人以上加わらないと部室を返上しなければならないということ。快適なかるた環境を維持するため必死で勧誘に励むが、結局、残ったのは花野菫筑波秋博の2名のみだった。かるた部顧問の宮内妙子先生の機転でどうにか部室没収の危機は免れたものの、この新入部員たちがなかなかの曲者で、その影響により2年生たちの団結にも綻びが見られ始める。だが、千早の純真かつ強欲な熱意により、部員たちは再び一致団結し、新入部員も交えて全国大会優勝を目指し一層励むのだった。

全国大会団体戦優勝を目指して

東京都予選では、昨年下した北央学園に運命戦(※1)の末、リベンジを許してしまう。だが、全国大会出場枠が2校に増えたことから、辛うじて近江神宮への切符を手に入れる。

全国大会団体戦では、昨年の無念を晴らすかのように千早が実力を如何なく発揮。とはいえ、強豪が揃う決勝トーナメントはさすがに一筋縄ではいかず、明石第一女子高校戦で、クイーン位挑戦者西日本代表の逢坂恵夢に惜敗を喫する。ただ、団体としては他の部員たち、とくに駒野勉の必死の頑張りで3勝し、決勝戦へと駒を進めた。

団体戦決勝の相手は、全国大会優勝常連の富士崎高校。A級選手4名に、B級だが抜群の感じ(耳の良さ)を武器とする山城理音を加えた盤石の布陣だったが、「クイーンになるより、みんなで日本一になるほうが絶対難しい」という千早の言葉を胸に、瑞沢かるた部も懸命に食い下がる。そして、富士崎2勝、瑞沢1勝で迎えた最終盤、太一と西田優征は、東京都予選で北央学園が見せた札合わせ(※2)を敢行。運命戦をモノにして逆転優勝を飾るのだった。

※1 運命戦……お互いに1枚ずつ札が残っている状態のこと。先に読まれた方が高確率で勝利するため、この名で呼ばれる。

※2 札合わせ……運命戦になったときに、チームメイト同士で同じ札が自陣に残るよう意図的に誘導すること。自陣の札が先に読まれれば、札分けしている側が勝ち星を多くとれる。

白熱する全国大会個人戦

団体戦翌日に行われた個人戦では、新がついに同じ畳の上に立つ。そのことに感無量の千早だったが、富士崎戦で右手人差し指を痛めたため、左手での競技を余儀なくされることに。それでもどうにか3回戦まで勝ち上がるが、ここで再び若宮詩暢と対戦。新との対戦のために温存していた右手を使うも、またしても大差で敗北してしまう。だが、この試合で千早と詩暢の距離は確実に縮まり、2人はクイーン戦での再戦を誓うのだった。そしてA級選手枠の決勝は詩暢vs新という絶好のカード。若手屈指の実力者による激闘は新に軍配が上がり、彼の復帰が完全なものであることを見せつけた。

一方、B級選手枠では、十分な実力を備えながら肝心な場面での運に恵まれず、なかなかA級昇格を果たせずにいた太一が奮闘。決勝戦で山城理音を下し、ついにA級選手への昇格を果たす。また、C級枠では駒野勉が、D級枠では筑波秋博がそれぞれ優勝し、瑞沢かるた部は団体戦優勝、個人戦B~D級優勝という素晴らしい結果を残すことになった。

全国大会優勝その後

充実した結果で全国大会を終えた部員たちは、再び次の目標に向かってかるたの研鑽を重ねていく。千早にとっては、富士崎高校での合宿、元クイーン位で4連覇を成し遂げた猪熊遥六段との好勝負、太一とのA級公式戦決勝戦。さらに、師匠である原田秀雄の名人位挑戦、名人・周防久志との練習試合など、内容の濃い時間を過ごし、さらなる成長を遂げていく。同時に高校2年生というかけがえのない時間も半分が過ぎ、彼女らは卒業後の進路について思い悩む時期に差し掛かっていた。そんななか千早は、高校の教師となってかるた部の顧問になるという、新たな夢を思い描き始めたのだった。

「瑞沢かるた部」の受難

綾瀬千早にとって高校生最後の1年が幕を開ける。瑞沢かるた部も3度目の春を迎え、新入部員が5人も加わった。にも関わらず、かるた部を覆うのは重い空気。それは部長として、皆の精神的支柱で有り続けた太一が、理由も言わずに退部したからだった。

新学期が始まって間もないある日、太一はずっと心に秘めていた想いを千早に告げる。だが、彼女はそれに応えることができなかった。太一の告白と退部は、とりわけ千早を激しく動揺させる。まともにかるたを取れなくなるほど衝撃を受けた彼女は、ほどなくして休部を志願し、受験勉強に没頭することに。残された部員たちも各々ショックを受けていたが、いつか2人が戻ってくることを信じ、3度目の全国大会の準備を進めていくのだった。

メディアミックス

TVアニメ

2011年11月より、日本テレビ系列他で同名のアニメ化作品(全25話・小学生時代から高校1年生まで)が放送された。また、2013年1月からは『ちはやふる2』のタイトルで、第1期に続く内容(全25話・高校2年生の新学期から全国大会まで)が放送。加えて、『ちはやふる2』の後日談(アニメオリジナルエピソード)を収録したDVDが付属する限定版単行本22巻が発売された。漫画では表現しにくい競技かるたのスピード感や詠みのリズムなどが巧みに再現され、『ちはやふる』『ちはやふる2』ともに、視聴者からはもちろん、作者からの評価も極めて高い。監督は浅香守生、主要キャストは綾瀬千早役・瀬戸麻美、真島太一役・宮野真守、綿谷新役・細谷佳正。

映画

2015年4月に実写映画化が発表された。『ちはやふる 上の句』『ちはやふる 下の句』という2部作の上映スケジュールで、前者は2016年3月、後者は同年4月に公開予定。監督は小泉徳宏、主要キャストは綾瀬千早役・広瀬すず、真島太一役・野村周平、綿谷新役・真剣佑。

小説

綾瀬千早真島太一綿谷新の中学生時代を描いた小説。『小説 ちはやふる 中学生編』のタイトルで2012年9月より刊行され、翌年12月に完結した。講談社刊、全4巻。著者・時海結以、原作及び挿絵・末次由紀

社会に与えた影響

小倉百人一首を用いた競技かるたの存在を世間一般に知らしめたという意味で、この作品の右に出るものはないだろう。本作の大ヒットにより、知る人ぞ知るマイナー競技だった競技かるたの認知度及びプレイ人口は飛躍的に増加した。掲載雑誌の「BE・LOVE」は20~30代女性をターゲットにしたコミック誌だが、マンガ大賞受賞やアニメ化などで雑誌読者以外の認知度も高まり、小中高校生といった若年層に人気を博したほか、少女漫画でありながら男性読者を多数獲得している。全日本かるた協会会長の言によれば、本作をきっかけに全国各地の大会で観戦する人が増えたり、かるた教室に通うようになった親子連れもいるという。さらに2013年からは講談社主催の「ちはやふる杯」が、競技かるたの聖地・近江神宮勧学館にて開催。2015年で3回目を迎えたこの大会は、全国の小中学生を対象としたもので、毎年、多くの参加希望者で賑わっており、競技かるた人口の拡大とその未来を担う少年少女の育成に大きく貢献している。

評価・受賞歴

2009年に第2回マンガ大賞受賞(主催:マンガ大賞実行委員会)、『このマンガがすごい!』オンナ編3位(主催:宝島社)。2010年には『このマンガがすごい!』オンナ編1位(主催:宝島社)。2011年、第35回講談社漫画賞少女部門を受賞(主催:講談社)。2012年、第16回手塚治虫文化賞のマンガ大賞最終候補作品にノミネート(主催:朝日新聞社)。

登場人物・キャラクター

綾瀬 千早 (あやせ ちはや)

『ちはやふる』の主人公で都立瑞沢高校に通う女子高生。芸能事務所に所属する姉・綾瀬千歳に似た小顔と、姉以上のスレンダーな体型を持つモデル系美人。だが、恋愛感情がまだ未熟で服装(私服は姉のお下がりのためオシャレ)や言動に頓着しない「かるたバカ」なせいで、「動いたり喋ったりすると台無しな無駄美人」と揶揄されている。 性格は天衣無縫だが、超負けず嫌い。思考よりも本能・感情が先行するタイプだが、厭味や飾り気が無く、超ポジティブシンキングなため、変人と思われても嫌われることはない。小学生の頃、クラスに転校してきた綿谷新に競技かるたの魅力を教えられ、女流選手の頂点・クイーン位を目指すようになる。また、真島太一、綿谷新と組んで挑戦した団体戦の楽しさが忘れられず、瑞沢高校に競技かるた部を創設。 新たな仲間と共に全国大会での優勝を目指して練習に励んだ。競技かるたのスタイルは、天性の“感じ(聞き分け能力)”を武器に、敵陣の札を積極的に取る「攻めがるた」で、反射的な動きでは他を寄せ付けない。一方、暗記力や駆け引きといった知的な部分には未熟さが残る。 部員のなかでは最も強いエースプレイヤーで、高校進学とほぼ同時期にA級に昇格した。ちなみに、相当なゆるキャラ好きで、お気に入りはダディベア。

真島 太一 (ましま たいち)

瑞沢高校の生徒で府中白波会に所属。かるた会のメンバーからは「まつげくん」と呼ばれている。綾瀬千早の幼馴染で爽やかなイケメン高校生。眉目秀麗、文武両道、実家は金持ちという人も羨むエリートだが、それを水面下での必死な努力によって成り立たせている影の努力家である。小学生の頃、綿谷新と綾瀬千早に競技かるたの世界へ引きずり込まれた。 中学になってからは、そこまで真剣に取り組んでいなかったが、綾瀬千早と瑞沢高校で再会を果たした後、競技かるた部を創設したことを機に、部長として仲間を引っ張りながら、競技かるたの面白さにのめり込んでいく。綾瀬千早のような特別な才能は持っていないが、元々努力家で、かつ人としての基礎能力に優れるため、競技かるたの実力は高い。 抜群の暗記力で、札の並びや残り札を正確に把握しつつ、慎重に戦うのが基本スタイル。ただ、正念場で運に見放されることが多く、A級に昇格するまで時間がかかった。綾瀬千早に恋心を抱いているが、競技かるたで彼女を認めさせたい気持ちや、綿谷新の存在を気にして、なかなか踏み出すことができない。

綿谷 新 (わたや あらた)

綾瀬千早が小学六年生のときに転校してきた同級生で、眼鏡をかけた温厚で知的な美男子。かつての永世名人・綿谷始の孫であり、その祖父に競技かるたを仕込まれたかるたのサラブレッド。綾瀬千早や真島太一に競技かるたの楽しさを教えたが、祖父が病に倒れたため、小学校卒業とともに実家のある福井県に帰郷した。 その後、祖父の死に対する自責の念から一度は競技かるたを捨てたが、綾瀬千早と真島太一の訪れで、かるたへの情熱を再燃させる。ブランクがあったため、再開当時の成績は振るわなかったが、祖父仕込みのかるたは本物で、次第に調子を上げていった。幼少の頃より積み上げてきた経験、高い暗記力、柔軟な試合の組み立て、後手でも相手を追い越す鋭い加速力と正確無比な払い手など、すべてがハイレベルな選手。 彼の試合を見た綾瀬千早は「水が流れるみたいだった」と評した。綾瀬千早を好いているが、住んでいる場所が遠いことや、真島太一に遠慮していること、それに生来の性格不器用も手伝って、想いを伝えられずにいる。

大江 奏 (おおえ かなで)

瑞沢高校の女生徒で、綾瀬千早、真島太一に次ぐ三人目の競技かるた部員。実家が呉服屋を営んでおり、幼少の頃から和装や短歌に親しんでいる。「袴を履きたい」という理由で最初は弓道部に所属していたが、袴でのランニングが美意識的に耐えられなかったことと、綾瀬千早の執拗な勧誘によって競技かるた部に転部した。 競技かるたは素人だが、百人一首を含む和歌全般に対する豊富な知識と地道な努力で、かるたを初めてから半年程度でC級に昇格している。また、競技かるたを続けるうちに専任読手(試合で歌を詠みあげる役)に憧れを抱くようになった。元々、百人一首を歌として好きだったため、競技かるたでも歌を音だけで判断せず、歌の意味や背景、歌人で判断する傾向がある。

駒野 勉 (こまの つとむ)

瑞沢高校の生徒で、四人目の競技かるた部員。左利き。綾瀬千早の一年生時のクラスメイトで、真島太一に次ぐ学年二位の学力の持ち主。学校でのほとんどの時間を勉強に費やしていることから「机くん」という渾名を付けられている。いわゆるガリ勉なので周囲と打ち解けられず、そのことが余計に彼を机に向かわせていた。 だが、綾瀬千早の強引な勧誘と、学力テストのライバル・真島太一が本気で競技かるたに打ち込んでいることを知り入部。次第に競技かるたの魅力にハマっていく。最初は思うように成果が出せず、悔しさのあまり試合をボイコットすることもあった。が、持ち前の勤勉さと高い知力から次第に頭角を現し、二年生の全国大会個人戦C級で優勝、B級へと昇格している。 また、情報の収集・分析に長けており、データに基づいた部員へのアドバイス、対戦相手の傾向・弱点の把握など、縁の下の力持ち的な役割をこなすこともある。

西田 優征 (にしだ ゆうせい)

瑞沢高校の生徒で、五人目の競技かるた部員。小学生の頃、綾瀬千早、真島太一、綿谷新のチームと対戦した経験があり、そのときに肉まんを買いに行こうとしたことから、綾瀬千早に肉まんくんと呼ばれるようになった。5歳から競技かるたをやっているベテラン選手で、実力は競技かるた部で綾瀬千早に次ぐほど高い。 小学生の全国大会決勝でことごとく綿谷新に敗れ、準優勝止まりだったことから、かるたを辞めてテニスを始めた。だが、高校で綾瀬千早と再会し、競技かるたへの情熱を思い出して入部を決める。見た目は太っちょだが、運動神経は良く、綾瀬千早と同程度に動くことができる。また、長年のかるた経験から札読みの流れ(札が読まれる順番)を感じるのが得意で、 真島太一のように完璧に暗記することはせず、半分程度でいいと考えている。 ベテランゆえに試合の駆け引きに長けているのも長所。高校一年の秋、戸田市スポーツセンターで開かれた大会で真島太一に勝利して優勝し、A級に昇格した。

花野 菫 (はなの すみれ)

瑞沢高校の生徒で、競技かるた部二年目に入部した新入生。元々、競技かるたにはまるで興味がなく、真島太一に接近する目的で入部した多くの新入生のひとりだった。だが、先輩たちが競技かるたに懸ける情熱に触れたことと、大江奏の「『伝える』『伝わる』はルールの向こうにある」という言葉で、かるたと真剣に向き合うことを決意。 元々、オシャレと恋に生きる恋愛脳で、特別な競技かるたの素質を持っているわけではないため、先輩たちや同期の筑波秋博に比べると腕前は低い。だが、それでも「速く取りたい」という自分の素直な気持ちに従い、部活に加えて府中白波会に入会するなど、地道な練習を続けている。また、駒野勉とは異なる独特の情報収集センスを持ち、全国大会団体戦では試合に参加しなかったものの、様々なデータで仲間たちを助けた。

筑波 秋博 (つくば あきひろ)

瑞沢高校の生徒で、競技かるた部二年目に入部した新入生。中学生まで北海道に住んでおり、北海道独自の「下の句かるた」をプレイしていた経験者。下の句かるたではそれなりに強い選手だったが、競技かるたとはルールがだいぶ違うため、思うように勝ち星を挙げられなかった。顔つきがそっくりな三人の弟にヒーローのように慕われており、筑波秋博も弟たちにいい恰好をしようと背伸びする傾向がある。 そのためならオーダー表を書き換えてでもスタメン出場しようとするほどで、勝利への執念は非常に強い。全国大会団体戦ではいいところがなかったが、翌日の個人戦D級で優勝し、C級に昇格した。

宮内 妙子 (みやうち たえこ)

綾瀬千早が高校一年生のときのクラス担任。テニス部のほか、いくつかの顧問を兼任しており、綾瀬千早が競技かるた部を創設すると当座の顧問となる。競技かるたについては完全な素人で、当初は綾瀬千早のお遊び程度に考えていた。だが、部員たちの競技かるたに取り組む姿勢や情熱を知り、以後、競技かるた部を支える心強い味方となる。 生徒への指導姿勢が厳格なことから女帝の異名で呼ばれ恐れられるが、根は生徒を深く思いやる優しい先生。

原田 秀雄 (はらだ ひでお)

府中白波会の責任者で、競技かるた歴45年の超ベテラン選手。綾瀬千早と真島太一にとっては師匠にあたる。長いかるた経験で培った様々な技術、知識を伝授しており、試合中でも二人の脳裏に現れては、状況にあったアドバイスを与えて勇気づける。競技者としても現役だが、57歳という年齢によるスタミナの衰え、競技負担の大きい膝の痛みが不安要素。 競技スタイルは、綾瀬千早らにも教えている「攻めがるた」で、恰幅の良さ、大きな声、豪快な腕の振りから知的な熊という異名を付けられている。

若宮 詩暢 (わかみや しのぶ)

小学4年生でA級に昇格し、15歳で史上最年少クイーンとなった天才選手。左利き。綾瀬千早と同い年の女子高生だが、「格下との対戦は手加減を覚える」として、ひとりで練習している。切れ長の目と泣きボクロが特徴の美少女で、人前では基本的にニコニコしているが、同時に近寄りがたい雰囲気を纏っており態度は慇懃無礼。 おまけにファッションセンスが壊滅的で、私服は大好きなゆるキャラ(スノー丸)グッズで固めているという、綾瀬千早とは違ったタイプの「無駄美人」である。独特の札との“つながり”を持ち、札の位置を感覚的に知っている。加えて、音を立てずに札の縁を撫でるような払いで、恐ろしく高速かつ正確に全方位の札を取る。 攻守両面で極めてハイレベルだが、どちらかというと守りに強い。綿谷新とは小学生の頃から因縁があり、公式戦では一度も勝てたことがない。

周防 久志 (すおう ひさし)

競技かるたを始めてわずか3年で名人となり、以後、五連覇を果たして永世名人となった天才。かるたの実力は他を寄せ付けないレベルだが、名人戦以外はほとんど試合を行わないことや本人の品格が問題視されており、かるた協会の重鎮から世代交代を望まれている。綾瀬千早を遥かに上回る抜群の“感じ(聞き分け能力)”と、相手に意図的にミスをさせる技術が主武器。 試合運びにも極めて優れ、他の試合に札枚数を合わせるといった遊びを仕込むことすらある。

木梨 浩 (きなし ひろ)

競技かるたの強豪・北央学園の生徒。痩身の見た目から、名前をもじってヒョロくんと呼ばれている。小学生の頃は府中白波会に所属し、そこで綾瀬千早らと出会う。その後、東京地区予選で敵手として再会した。長い間、B級から抜け出せず、似たような境遇の真島太一と大会で何度も遭遇・対戦したことから、ライバル視している。 対戦チームのオーダーを占うヒョロットカードという特技を持つ。

須藤 暁人 (すどう あきひと)

北央学園の生徒でA級選手。綾瀬千早よりも二学年先輩で、百人一首を全部覚えていない人のことを虫だと思っているドS。だが、実際には後輩思いの良き先輩であり、卒業後も北央学園の出場する試合には何かと顔を出す。

山本 由美 (やまもと ゆみ)

西田優征らが所属する翠北かるた会のエースで、若宮詩暢の前代クイーン。翠北かるた会ではユーミンの愛称で親しまれている。粘り強いかるたが持ち味で、際どい取り合いになるとモメまくることから伝説のモメ由美という渾名も付けられた。若宮詩暢にクイーンの座を追われた際、その圧倒的な強さに戦意を喪失していたが、綾瀬千早との対戦を経て再起を決意する。

逢坂 恵夢 (おうさか めぐむ)

明石第一女子高校の生徒で、明石かるた会に所属するA級選手。綾瀬千早よりも一学年先輩にあたる。元々備えていた素質と運にも恵まれて、高校二年のときクイーン戦挑戦者西日本代表に選出。その後、挑戦者決定戦で東日本代表の山本由美に惜敗する。逢坂恵夢本人は勝敗やクイーン位にこだわりはなかったが、友人の夕部慶子をはじめとする周囲が盛り上がり、その人たちを喜ばせるためにクイーン戦に向けた練習を積み重ねた。 その後、全国大会団体戦で綾瀬千早と対戦し、自らの意思でクイーン挑戦を目指すようになる。

桜沢 翠 (さくらざわ みどり)

競技かるたの名門・富士崎高校の競技かるた部顧問を務める巨乳の美熟女。かつては猪熊遥と雌雄を争った強豪選手だったが、現在は引退し、指導者として後進の育成に務めている。富士崎高校が全国大会の優勝常連校なのは、ひとえに彼女の手腕によるもの。単年で全力を尽くすのではなく、翌年、翌々年を見据えて生徒たちを育てる方針で、全国大会の決勝戦でも容赦なく三年生を下げ、下級生を起用して経験を積ませることで有名。 理論的で技巧や試合の分析に長けた知的な指導者だが、自身の競技経験から、長くかるたを続けるためには強靭な肉体が不可欠と考えており、運動部さながらのトレーニングを部員に課している。

山城 理音 (やましろ りおん)

富士崎高校の二年生で、綾瀬千早とは同学年。専任読手(試合で歌を詠みあげる役)・山城今日子の孫でもある。綾瀬千早に匹敵する“感じ(聞き分け能力)”の良さを持つが、場数・練習不足ゆえに、その力が完全に発揮されるのは山城今日子が読手を担当するときだけ。また、読みの美しさに対する好みが激しく、嫌いな読みだと途端に手抜きをするため、他の部員から煙たがられていた。 が、綾瀬千早との対戦で負ける悔しさを学び、真剣に競技かるたと向き合うようになる。

山井 真琴 (やまい まこと)

富士崎高校三年生で、綾瀬千早の一学年上のA級選手。美しさを追求する男で、まつ毛が異様に長く、調子がいいとマッチ棒を三本乗せられるほど。口調はオネエっぽいが、“漢”っぽく力強いプレイをし、富士崎高校のスタメンに相応しい実力を持つ。また、本気を出すときはおでこに息で風を送る癖がある。 後輩の山城理音に対して事あるごとに辛辣な言葉を吐くが、それは彼女に惚れているためだった。

猪熊 遥 (いのくま はるか)

高砂会所属のA級選手で、かつてクイーン位を四年間保持した強豪。既婚者であり、旧姓を千原ということから「ちは」の札を得意とする。出産のため競技かるたを休んでいたが、今度は母親としてクイーンになるべく、競技かるた界に復帰した。現クイーンの若宮詩暢を上回る“感じ(聞き分け能力)”のよさが武器。 競技かるたの名門・富士崎高校の顧問である桜沢翠とはかつてのライバルで、よき友人でもある。

綿谷 始 (わたや はじめ)

綿谷新の祖父で、1980年代に七連覇した記録を持つ永世名人。綿谷新が小学校六年生のときに脳梗塞で倒れ、それが原因で右半身麻痺になった。それでも左手でかるたを取れるようにリハビリしていたが、認知症を併発し、かるたのこともわからなくなってしまう。綿谷新が一人で介護していたある日、一時的に記憶を取り戻し、綿谷新を叱咤して大会に送り出した後、発作を起こして亡くなった。

村尾 慎一 (むらお しんいち)

綿谷新が所属する福井南雲会の強豪選手。綿谷新の先輩で、名人・周防久志に挑んだが、余りの実力差に競技かるたを辞めようと決心する。だが、綿谷新の説得と、自分の次に福井南雲会を背負っていく綿谷新を一人にしてはいけないという使命感から決意を翻した。

山城 今日子 (やましろ きょうこ)

大江奏が憧れる7名の専任読手(試合で歌を詠みあげる役)のひとりで、富士崎高校・山城理音の祖母。『ちはやふる』に登場する読手のなかでは、とりわけ美しく、歌の背景や情感を乗せた情報量の多い詠みをするとされる。稀代の“感じ(聞き分け能力)”を持つ名人・周防久志は、彼女の詠みを録音させてもらうほどの大ファンで、「キョコタン」と呼び慕う。

集団・組織

府中白波会 (ふちゅうしらなみかい)

『ちはやふる』に登場する団体。原田秀雄が責任者を務める東京都のかるた会で、綾瀬千早、真島太一が所属する。中盤からは、筑波秋博とその弟三人、及び花野菫も入会した。名人を輩出するのが悲願で、翠北かるた会とは(責任者同士が)ライバル関係にある。

翠北かるた会 (すいほくかるたかい)

『ちはやふる』に登場する団体。西田優征が幼少時より通っている東京都のかるた会で、彼の師匠である北野氏が会長を務める。瑞沢高校競技かるた部からは、西田優征のほか、大江奏、駒野勉が入会した。前クイーンの山本由美も所属。

福井南雲会 (ふくいなぐもかい)

『ちはやふる』に登場する団体。綿谷新が所属する福井県のかるた会で、栗山勇が会長を務める。綿谷新の先輩である強豪選手・村尾慎一も所属しているが、この二人以外に目立った選手がいないのが悩みの種。

その他キーワード

百人一首 (ひゃくにんいっしゅ)

『ちはやふる』に登場する用語。現実の小倉百人一首と同じ物である。小倉百人一首は、鎌倉時代の歌人・藤原定家が京都・小倉山荘で編纂したといわれる秀歌撰で、通常、百人一首と言えば小倉百人一首を指す。天智天皇から順徳院まで、男性79名、女性21名、合計100名の歌人の和歌を、一人一首ずつ選んでいることからそう呼ばれる。 採用された和歌は、飛鳥時代から鎌倉時代まで約600年という幅広い年代に跨っており、多彩な世相や心情が表されていること、限られた文字数のなかで様々な修辞技巧が用いられていることなどから、古典の入門教材としても優れた逸品である。

競技かるた (きょうぎかるた)

『ちはやふる』に登場する用語。小倉百人一首を用いて実際に行われている競技である。1対1の対戦形式で行われ、まず下の句が書かれた百枚の札からランダムに25枚ずつ取って、自陣に並べる(余った50枚は「空札」としてゲームから除外される)。その後、読手がランダムに詠み上げる歌に合わせて札を取り合い、自陣の札を先に絶無とした側が勝者となる。 自陣の札を取った場合は、その札を自身の脇に置く。敵陣の場合は、その札を脇に置いた後、自陣から好きな札を一枚、敵陣に送れる。これを「送り札」という。歌と異なる札を払った場合は相手の送り札となる。また、読手が読み上げる札は百首すべてなので、場に並べられていない歌(空札)が詠まれることもある。空札のときに札を払ってしまうと「お手付き」となり、その場合にも敵陣から札を一枚送られる。

決まり字 (きまりじ)

『ちはやふる』に登場する用語。実際の競技かるたでも用いられる。効率良く札を取るための札分類で、一字決まり(七句)、二字決まり(四十二句)、三字決まり(三十七句)、四字決まり(六句)、五字決まり(二句)、六字決まり(六句)の6種類。「何文字目まで聞けば下の句が確定するか」という基準で分けられており、かるた初心者はこれを頭に叩き込むことが大前提となる。 決まり字のうち、第一句で判別できない六字決まりは、山を張って取りに行く場合が多いため「大山札」とも呼ばれる。

感じ (かんじ)

『ちはやふる』に登場する用語。実際の競技かるたでも用いられる。読手の読みを聞き分ける能力のことを指し、この能力が高いほど競技かるたへの適性に優れるとされる。一口に“感じ”と言っても、能力の高さには個人差がある。たとえば「かくとだに」と「かささぎの」の場合、通常は「かく」「かさ」まで聞けば下の句が確定するわけだが、“感じ”がいい選手の場合は二文字目の子音(「かk」「かs」)で聞き分け、その分速く手を出せるという。 名人・周防久志クラスになると、二字決まり以上の歌、たとえば「夕されば」と「由良の門(と)を」でも、続く音や歌の情景によって生じる微妙な高低などを聞き分け、一文字目の「ゆ」または「y」の時点で見極めるとされる。

アニメ

ちはやふる2

2年生になった千早たち瑞沢高校かるた部の面々は、部員が5人増えなければ部室返上という難題を突きつけられ、新入部員の獲得に日々奔走していた。中でも、かるた部を強豪にしたいという思いを抱く千早は殊更に張り... 関連ページ:ちはやふる2

ちはやふる

綾瀬千早は、自慢の姉が日本一のモデルになることが夢の小学6年生。ある時、千早のクラスに綿谷新という一人の少年が転校してくる。彼は千早に競技かるたで一番強い名人になることが夢だと語り、千早にはかるたの才... 関連ページ:ちはやふる

書誌情報

ちはやふる 既刊36巻 講談社〈講談社コミックスBL〉 連載中

第1巻

(2008年5月発行、 978-4063192391)

第2巻

(2008年9月発行、 978-4063192452)

第3巻

(2008年12月発行、 978-4063192520)

第4巻

(2009年3月発行、 978-4063192599)

第5巻

(2009年6月発行、 978-4063192667)

第6巻

(2009年9月発行、 978-4063192711)

第7巻

(2009年12月発行、 978-4063192766)

第8巻

(2010年3月発行、 978-4063192827)

第9巻

(2010年6月発行、 978-4063192872)

第10巻

(2010年9月発行、 978-4063192940)

第11巻

(2010年12月発行、 978-4063803013)

第12巻

(2011年3月発行、 978-4063803099)

第13巻

(2011年6月発行、 978-4063803204)

第14巻

(2011年9月発行、 978-4063803242)

第15巻

(2011年12月発行、 978-4063803310)

第16巻

(2012年3月発行、 978-4063803396)

第17巻

(2012年6月発行、 978-4063803495)

第18巻

(2012年9月発行、 978-4063803594)

第19巻

(2012年12月発行、 978-4063803693)

第20巻

(2013年3月発行、 978-4063803792)

第21巻

(2013年6月発行、 978-4063803891)

第22巻

(2013年9月発行、 978-4063803976)

第23巻

(2013年12月発行、 978-4063804102)

第24巻

(2014年4月11日発行、 978-4063804225)

第25巻

(2014年7月11日発行、 978-4063804331)

第26巻

(2014年10月10日発行、 978-4063804423)

第27巻

(2015年4月13日発行、 978-4063804652)

第28巻

(2015年8月12日発行、 978-4063804744)

第29巻

(2015年10月13日発行、 978-4063804843)

第30巻

(2016年1月13日発行、 978-4063804911)

第31巻

(2016年3月11日発行、 978-4063804980)

第32巻

(2016年7月13日発行、 978-4063945133)

第33巻

(2016年10月13日発行、 978-4063945225)

第34巻

(2017年3月13日発行、 978-4063945355)

第35巻

(2017年8月10日発行、 978-4063945508)

第37巻

(2018年2月13日発行、 978-4065110041)

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