ノーマーク爆牌党

ノーマーク爆牌党

麻雀好きの大学生鉄壁保たちがたむろする雀荘どら道楽に現れた謎の麻雀打ち爆岡弾十郎。プロデビューと同時にタイトル独占を果たし、麻雀界の頂点を極めた爆岡と、彼を打ち破るため挑戦を続ける鉄壁たち競技麻雀プロの戦いを描く。闘牌協力は元最高位戦日本プロ麻雀協会所属の麻雀プロ馬場裕一。それまで麻雀を題材としたギャグ漫画を主に描いていた作者片山まさゆきが、リアルかつ高度な麻雀理論に則り、牌譜に基づき緻密に作られた闘牌を用い、対局者の心理を丁寧に描くことでその後の麻雀理論をテーマにした作品『牌賊! オカルティ』などに続く新境地を見せた作品として知られている。

正式名称
ノーマーク爆牌党
作者
ジャンル
頭脳スポーツ
 
麻雀
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概要・あらすじ

麻雀好きの大学生鉄壁保たちがセットで打っている雀荘どら道楽に現れた謎の麻雀打ち爆岡弾十郎。卓上を読みきり、自分の捨て牌によって鳴きの連鎖などを起こし、狙った相手からロン牌を引き出す「爆牌」を使う爆岡は、アマチュア出場枠のある達人位を皮切りに、競技麻雀界のタイトルを総なめとする奇跡的な活躍を見せる。

爆岡を倒すため、同じくプロ雀士となった鉄壁は、「色の支配」と呼ぶ理論を見出し、彼に立ち向かう。

登場人物・キャラクター

爆岡 弾十郎 (ばくおか だんじゅうろう)

『ノーマーク爆牌党』の主人公のひとり。相手の余剰牌を見切り、自分の捨て牌によって鳴きの連鎖などを起こし、狙った相手かロン牌を引き出す「爆牌」を使う天才雀士。推定20代の青年。アマチュア出場枠のある達人位で優勝、前達人位稲瀬功一プロの推薦により、テストの結果競技麻雀プロと認められ、飛び級の満強位Aリーグ入りを果たす。 その後満強位、雀竜王の三大タイトルを獲得、麻雀界初の三冠王となり、そのまま4年の間12回の大会に優勝し、3タイトルの王位を守リ続けた。麻雀に「流れ」はないと考えている。強気で傲慢な言動ながら、女性に対してはふと弱みを見せて気を引くのが上手く、九蓮宝燈美もその手で引っ掛けようとするが失敗する。 謎が多く、孤高の存在。

鉄壁 保 (てっぺき たもつ)

『ノーマーク爆牌党』の主人公のひとり。打ち込みの少ない防御型の固い打ち筋で、時に暗刻をも捨てる「爆守備」と呼ばれる手を使う雀士。小柄な青年。爆岡弾十郎の「爆牌」に衝撃を受け、爆岡の最初の達人位取得後、学生ながら満強位プロリーグテストを受け合格、競技麻雀プロとしての道を歩む。爆岡を倒すことを最大の目標とし、「爆牌」の研究を進めるうち、やはり「流れ」はあると思うようになり、独自に確率論的な「色の支配」理論を見出す。 非常に理性的な闘牌を常とする。

九蓮 宝燈美 (ちゅうれん ぽとみ)

鉄壁保と同じ大学の女友達。鉄壁同様、学生ながら満強位プロリーグテストを受け合格、競技麻雀プロとしての道を歩む。容姿の良さから麻雀アイドルして売り出されそうになったこともあったが、自らの実力に伴わないパフォーマンスに嫌気が差し、辞退した。高い符の点数を目指す「爆テンパネ」と呼ばれる打ち筋の使い手。 鉄壁の最大の理解者。

当 大介 (あたり だいすけ)

鉄壁保と同じ大学の友人。鉄壁同様、学生ながら満強位プロリーグテストを受け合格、競技麻雀プロとしての道を歩む。ただし麻雀知識は不正確で、符計算もできないため、筆記テストは散々で、打ち筋も感覚に頼ったものであるため、補欠合格だった。ここぞという場面での引きがよく、すさまじい確率で役満を上がることができる「爆役満」の使い手。

茶柱 立樹 (ちゃばしら たつき)

競技麻雀プロの青年。満強位戦Aリーグ所属で、爆岡弾十郎がプロ入りする前の満強位所持者。対局者の打ち筋に惑わされず、牌の「流れ」を読む「牌流打ち」で、天才と呼ばれていた。緑茶を好む。

八崎 真悟 (やつざき しんご)

競技麻雀プロの青年。満強位戦Aリーグ所属。麻雀界に自分の「伝説」を打ち立てることを強く願う攻撃的な打ち手で、麻雀に「流れ」はなく、自分の意志があるのみと考えている。

稲瀬 功一 (いなせ こういち)

競技麻雀プロの男性。爆岡弾十郎の前の達人位所持者。まだアマチュアだった爆岡に敗れたことから、自らの責任として爆岡を満強位戦Aリーグに推薦、自らはCリーグからやり直そうとする。

鎌板地 迅 (かまいたち じん)

競技麻雀プロの青年。24歳。速攻を得意とし、達人位予選では平均上がり巡が7巡という記録を持つ。童顔でカッパマスターには未成年だと思われていた。

岩田 (いわた)

競技麻雀プロの男性。非常に強面で、カッパマスターには暴力団関係者だと思われていたが、性格は優しく気遣いができるタイプ。

オニオン砂椅子 (おにおんすないす)

競技麻雀プロの男性。保守的な考え方を持ち、不遜な言動の爆岡弾十郎をプロにふさわしくないと考えていた。

海鼠 踏彦 (なまこ ふみひこ)

競技麻雀プロの男性。満強位戦Bリーグ所属として、爆岡弾十郎の牌賦を取り続けており、「爆牌」に種類があることなどに気付いていた。

鬼押出 登 (おにおしだし のぼる)

麻雀雑誌にコラムコーナーを持つ文筆家。爆岡弾十郎の前の雀竜王。デジタル的な考えの持ち主で、「爆牌」を否定していたが、爆岡に破れ自信喪失に陥る。

箸休 (はしやすめ)

新人競技麻雀プロの男性。茶柱立樹、八崎真吾、稲瀬功一といったトッププロが不調な年、予選ぶっちぎりの一位で満強位戦を勝ち抜き、爆岡弾十郎に迫るかと思われたが、九蓮宝燈美に振られた爆岡に八つ当たり気味な20局中12局連続ハコラスを食らわされ、プロをやめて田舎に帰った。

カッパマスター

雀荘「どら道楽」のマスター。鉄壁保、九蓮宝燈美、当大介のホーム雀荘として、常に三人を温かく見守っている。容姿は河童そのもの。

その他キーワード

達人位 (たつじんい)

『ノーマーク爆牌党』に登場する麻雀タイトル。F出版社が主催するタイトル。短期間のスプリントレース方式で、出場者はプロリーグの雀士の他、アマチュア出場枠や各界有名人枠などが存在する。

満強位 (まんきょうい)

『ノーマーク爆牌党』に登場する麻雀タイトル。満強位戦出場資格を持つリーグプロが1年間にわたり半荘100回を打つロングレースタイトル。

雀竜王 (じゃんりゅうおう)

『ノーマーク爆牌党』に登場する麻雀タイトル。全国から一般参加者を募り、リーグプロなども交え開催される最大規模のタイトル戦。地方大会、一般予選、本予選をクリアした者だけが決勝に進める。

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