ちびとぼく

ちびとぼく

私屋カヲルの代表作の一つで、初の四コマ漫画作品。平成の日本を舞台に、究極の猫好き高校生・ケンヂと飼い猫・ちびの日常や、周囲で起こる出来事を面白おかしく描いたハートフルコメディ。ケンヂや周囲の人々の思考が、ちびをはじめとする猫を中心としているため、猫好きにとって非常に共感しやすい内容となっている。竹書房「まんがライフオリジナル」1999年1月号でゲスト掲載されたのち、1999年5月号から2007年5月号にかけて掲載されたほか、竹書房「まんがくらぶ」でも2000年9月号から2006年6月号にかけて掲載された。

正式名称
ちびとぼく
ふりがな
ちびとぼく
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

桃井 ケンヂ

猫好きの男子高校生。両親と共に暮らしている。飼い猫のちびを溺愛しており、猫以外のことに関しては無頓着で、クラスメートの栗田さとみから思いを寄せられていることにも気づいていない。読書感想文も、猫を題材とした絵本のものを提出したため、クラスメート全員から猫好きを認知されている。また、さとみの親友・矢場愛を猫っぽい性格と評し、さとみそっちのけで愛に興味を抱いている。指笛を吹いて近所の野良猫を呼び寄せる特技を持つ。この指笛は、不良に因縁をつけられたときに心を落ち着かせるためにも吹くことがある。猫と触れ合えるテーマパークでアルバイトをしている。

ちび

桃井家で飼われているメス猫。白い体毛で、眉毛にあたる2か所だけに大きな黒いぶちがある。家の中でのんびりと暮らしているが、自分の餌を奪ったり、飲み水で水浴びしたりする鳩のポポをライバル視している。人間のような体勢で座れる特技を持つが、この座り方にはとっさに動けない弱点もある。ふだんから鈴の付いた赤い首輪をつけているため、その部分だけ禿げている。また、中途半端に濡れることを嫌っているが、風呂は大好き。

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