概要・あらすじ
かねた一郎は山猫から裁判に出席してほしいというはがきを受け取る。かねた一郎が裁判へ行くと、裁判官の山猫が、どんぐりの中でだれが一番偉いかという判決を出せないでいた。そこでかねた一郎は山猫に知恵を授ける。
登場人物・キャラクター
かねた 一郎 (かねた いちろう)
ある日、山猫から裁判に来てほしいと書かれたはがきが届き、山猫に会いに行く。そこで、裁判で判決を出せないで困っていた山猫に、大人から聞いた法話を聞かせてサポートし、問題を無事に解決。山猫から裁判所の名誉判事になって欲しいと頼まれる。
山猫 (やまねこ)
耳が立って尖っている。どんなどんぐりが一番偉いかを決める裁判の裁判官をしている。その判決に困り、かねた一郎の考えを聞きたいと言う。
どんぐり
かねた一郎の参加する裁判の当事者。みんな赤いずぼんをはいている。大きいもの、丸いもの、頭のとがったものなど、それぞれ自分が一番なのだと裁判で言い張る。
馬車別当 (ばしゃべっとう)
山猫の手下。かねた一郎を裁判に参加させるために手紙をしたためる。教養は決して高い方ではない。
栗の木 (くりのき)
かねた一郎が山猫に会いに行く途中で出会う。かねた一郎に山猫が通りかかったかどうか聞かれる。
笛ふきの滝 (ふえふきのたき)
かねた一郎が山猫に会いに行く途中で出会う。かねた一郎に山猫が通りかかったかどうか聞かれる。
きのこ
山猫の手下。かねた一郎が山猫に会いに行く途中で出会う。かねた一郎に山猫が通りかかったかどうか聞かれる。「どってこどってこ」という足音をたてて歩く。
りす
山猫の手下。かねた一郎が山猫に会いに行く途中で出会う。かねた一郎に山猫が通りかかったかどうか聞かれる。
場所
裁判 (さいばん)
裁判官は山猫。どんぐりたちが誰がいちばん偉いかを争っており、なかなか判決が出ず3日目を迎える。かねた一郎が山猫に呼ばれて参加した。