概要・あらすじ
しつじは漫画家のお嬢さまに飼われている12歳の猫。だらしないお嬢さまのために今日も奮闘する。しかし掃除が嫌いなお嬢さまのために、カーペットを引っ掻いてゴミだらけにするなど、今一つ間違った方向のことばかり。気まぐれでわがままなしつじに振り回されながらも、その可愛さについ許してしまう。
登場人物・キャラクター
しつじ
『ねこしつじ』の主人公の1人。身体に虎型の模様のある三白眼の猫。いつも蝶ネクタイをつけている。漫画家のお嬢さまに飼われている。モノローグで人間の言葉を話し、お嬢さまもそれを解して会話ができている。言葉遣いは丁寧だが、やることは気まぐれで言い訳が多い。かわいさを売りにしているが、人間に換算すると結構な年寄り。 作者桑田乃梨子の飼い猫・にょろりがモデル。
お嬢さま (おじょうさま)
『ねこしつじ』の主人公の1人。髪を後ろで結んだ女性。しつじの飼い主で職業は漫画家。いつもトレーナーを着ているが、その胸に描かれている漢字は「憤」「照」「驚」など本人の感情によって変化する。しつじの言葉を解し、会話ができているが、気まぐれなしつじに振り回されながらもその可愛さになんとなく許している。作者桑田乃梨子本人がモデル。
編集さん (へんしゅうさん)
ロングヘアの女性。胸に「編」と書かれたワッペンをつけている。漫画家であるお嬢さまの元へ原稿を取りに行くが、玄関先にいる猫のしつじに気を紛らわせている。お嬢さまはその隙に遅れている原稿を仕上げる。
グルたん
『ねこしつじ』に登場する猫。お嬢さまの友達に飼われている雄猫。友達が帰省中、お嬢さまは毎日様子を見に行っているが、しつじにとっては面白くない存在。