ねこ色保健室

ド田舎から都会に転校してきた女子中学生が、猫で、関西弁を話すおかんのような強引な保健の先生に振り回される学園ギャグコメディ。1話完結のショートストーリー。「なかよし」2017年4月号から連載の作品。

正式名称
ねこ色保健室
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
ワイドKC(講談社)
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あらすじ

第1話 ねこのすず

全校生徒は7人で、うち2名はクマとサルという、ド田舎から転校してきた14歳の茶園すず。田舎者に見えないように、ルーズソックスにきゃりーぱみゅぱみゅがつけていそうな大きなりぼんをつけ、都会の子になじもうと、パンツも極小のもので登校した。するとお腹が冷えてきて、思わず「お腹が痛い」つぶやいてしまう。それを聞きつけた猫の南原先生が台車を持ってやってきた。台車に乗せられて保健室に連れていかれたすずは、保健の先生が猫だなんて、と我が目を疑う。南原先生は気にせず、すずのスカートをめくって、パンツが小さいことを指摘。「おしゃれしたいのはわかるが、パンツはめんひゃく(綿100)」と明言する。そんなやり取りの中、またお腹が痛み出したすず。南原先生は薬を持ってくると言って、割引券などを見つけて寄り道し、なぜか炊き立てのご飯を持ってくるのであった。

第2話 朝日くん

転校2日目。遅刻しそうになり、走って教室に駆け込む茶園すず。席に着くと周りはなぜか荒くれ者ばかり。すずは不良生徒を寄せ集めた3年B組「凶暴クラス」に迷い込んでしまっていた。しかもすずは、リーダー・朝日くんの席に座ってしまい、席を空けろと周りから凄まれるが、足がすくんで立つことができない。そこへ猫の南原先生がやってきた。助けにきたのか定かではないが、散らかっている教室をおかんのように片付け始める南原先生。朝日くんが南原先生の顎の下をさすり、先生を手懐けはじめた。気持ちよさそうにゴロゴロ言いはじめる先生。ところがこの猫が先生だとわかると、朝日くんは豹変してしまう。

第3話 生徒会長 石鰹みつは

猫の南原先生に強制指名され、保健委員になった茶園すず。働かずにお茶を飲んでいる南原先生の代わりに大忙し。一休みしていると、生徒会長・石鰹みつはの悪口を言う生徒の声が聞こえてきた。保健室のベッドで休んでいたみつはは、自分の陰口を聞き、「みんなに理解されなくても仕方ない」と諦めている様子。不眠で夜眠れないというみつはのために、すずと南原先生は、彼女がすっきり眠れる方法を考案する。

第4話 スマホデビュー

茶園すずがついにスマホを購入。これで都会っ子の仲間入りだと喜んでいると、ショップでスマホを食い入るように見つめる南原先生の姿が。「スマホなんか欲しゅうない」と、すずに言い訳しながら走り去っていくが、明らかに欲しそうな様子。翌日、すずはダンボールで工作したスマホを南原先生にあげる。先生は動画をアップしたかったらしく、こんなものじゃ再生回数の多い他の猫に勝たれへん、と怒り出した。その時、廊下に落とし物のスマホがあったと届け出があり、先生は職員室で預かると言いながら、そのスマホをネコババしようと企む。

登場人物・キャラクター

茶園 すず (ちゃぞの すず)

14歳の女子中学生。全校生徒7人のうち2名はクマとサルという、ド田舎から都会に引っ越ししてきた転校生。田舎者と思われないよう、ミニスカートにルーズソックス、きゃりーぱみゅぱみゅがつけていそうな大きいリボンをつけて初登校する。周りからかわいい子が転校してきたと噂される。髪型はツインテールで、胸が大きく、スタイルがいい。 性格は素直で単純。猫の保健教師、南原先生に振り回される被害者。保健委員に強制任命される。

南原先生 (なんばらせんせい)

保健の先生。4歳。まんまると太った白いメスの猫で、頭の中心と背中に黒い丸の模様がある。まつげが長く、ほっぺはピンクで、よだれかけくらいのサイズのエプロンをしている。関西弁をしゃべる。大阪のおかんのような性格で、強引に事を進める。情熱的。自分の名前は「なんばら」とは言えず「ニャンばら」と発音してしまう。なにかあると、すぐ炊き立てのご飯をふるまおうとする。 動くものを追いかけてしまうなど、たまに猫の本性を出してしまう。

朝日くん (あさひくん)

不良生徒を寄せ集めた「凶暴クラス」、3年B組のリーダーの男子。頭にカチューシャをつけ、いつも怖い顔をしている。猫が大好きで、どこを触れば猫が喜ぶかなどを心得ている。この世で一番と言うほど、教師が大嫌い。猫の南原先生が教師だとわかると、猛烈に反発するが、再び猫の愛らしい姿を見て心が揺れ、ほだされてしまう。シャイで女の子に声をかけられない。 不良なのに、かわいい「箱ねこトンちゃん」のスマホケースを愛用し、隠れて南原先生を待ち受けにしてしまうお茶目な性格。だが、スマホを落としても、恥ずかしくてクラスメイトの前では名乗れない。

石鰹 みつは (いしがつお みつは)

中学2年生の女生徒。生徒会長。頭も良く、特別選抜クラスのエリートで、大企業の社長令嬢。黒髪ストレートのロング。たれ目でメガネをかけている。丁寧な「ですます調」で話す。模範的で真面目な生徒だが、周りから反感を買ってしまい、先生に媚びている、点数稼ぎだ、などと陰口をたたかれる。学校のために働いても理解されないと嘆きつつ、陰口を言われても仕方ないとストレスをため込む。 不眠のため、保健室を訪れる。

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