概要・あらすじ
18歳のラズ・マキャフリィが引っ越してきたアパートには、とんでもない悪ガキのティンがいた。ティンと同居しているレヴィン・ウィルソンに文句を言ってもまったく改善されず、ティンのいたずらに手を焼くラズだったが、ティンが世話をしている屋上庭園を見てからは、意識が変化していく。
登場人物・キャラクター
ラズ・マキャフリィ (らずまきゃふりぃ)
18歳の女子学生。親が転勤することになり、一人暮らしを始めることになった。ティンからの度々のいたずらにもめげずに、言い返すほどに気が強いが、虫は大の苦手。片付けが苦手なアパートの大家のノーザンのため、整理を手伝うこともある。
ティン
10歳の家出少年。レヴィン・ウィルソンの部屋の居候。生意気で、いつもラズ・マキャフリィにいたずらを仕掛けたり、悪口を言ってからかっている。植物が好きで、アパートの屋上庭園の世話を1人で行う、真面目な一面もある。
レヴィン・ウィルソン (れゔぃんうぃるそん)
ラズ・マキャフリィの向かいの部屋に住む男性。1年ほど前にアパートの前で倒れていたティンを保護して、そのまま一緒に暮らしている。愛情を率直に表すのが苦手で、ティンに対しても放任主義。時々ノーザンの仕事の手伝いをしている。
ノーザン
ラズ・マキャフリィが住むアパートの大家。レヴィン・ウィルソンの叔父。アパートの1階に住み、4階に仕事場を構えている。職業は作家で、徹夜続きがたたって、階段から転がり落ちることもしばしば。片付けが苦手で、仕事場には本が散乱している。
パム
家出した少女。ティンに拾われ、ラズ・マキャフリィの部屋で同居することになる。家出の原因は両親の離婚。のちに母親が見つかるが、家には帰らないと突っぱねて、ラズとの同居を継続する。父親に引きとられた姉がいる。