ほむら先生はたぶんモテない

ほむら先生はたぶんモテない

せかねこの代表作。現代日本のとある高校を舞台に、ダサかわいい高校教師、穂村虎太郎と、彼に恋する女子高校生の蓮見れんのゆるい恋愛模様を描いた、脱力系学園ラブ・コメディ4コマ漫画。一途(いちず)に思い続ける等身大な女子高校生のれんと、大人げない穂村と、二人を取り巻く人々との日常のやり取りが、ほのぼのとした学校生活の中で淡々と繰り広げられる。2019年よりせかねこのTwitterアカウントで公開された作品で、コミックス第1巻は2019年5月にKADOKAWAピクシブエッセイより刊行された。「次にくるマンガ大賞2020」Webマンガ部門で第3位を獲得している。2023年3月5日に朗読劇「キミに贈る朗読会~ほむら先生はたぶんモテない~」が、横浜ランドマークホールで上演された。出演者には榎木淳弥、高森奈津美、本橋隼、渡辺紘、生田善子、真山りかが名を連ねている。2019年にはマリオンクレープでコラボメニュー「カラフルいちごチョコクリーム」が販売。購入者にはキャラクターが描かれた包み紙で提供され、特典としてポストカードがプレゼントされた。さらに、2020年には1月31日から2月19日までの期間限定で、GraffArtCAFE池袋で「ほむら先生はたぶんモテないカフェ」が開催。注文特典として描き下ろしイラストを使用したコースターがプレゼントされたほか、オリジナルグッズの販売も行われた。

正式名称
ほむら先生はたぶんモテない
ふりがな
ほむらせんせいはたぶんもてない
作者
ジャンル
教師
 
ラブコメ
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

蓮水 れん (はすみ れん)

とある高校に通う女子。年齢は15歳。誕生日は2月22日で、血液型はA型。生物担当の教師、穂村虎太郎に思いを寄せており、本人にも伝えているため、学校内のほとんどの生徒に知られている。優しく穏やかな性格で、基本的にはしっかり者の優等生ながら、穂村に関することになると様子がおかしくなることが多い。穂村に会うために、生物準備室に頻繁に顔を出している。しかし、自分の気持ちを一方的に押し付けることはなく、あくまで生徒として一線を引きながら、穂村に迷惑をかけないようにしている。穂村からは一度きっぱりとふられたことで、落ち込むあまり穂村とも距離を取るようになる。その後、互いの立場が関係なくなった時に気持ちが変わらなければ、その時に答えを出すという言葉を穂村からもらったことで、穂村を好きでい続けることを許された形となった。

穂村 虎太郎 (ほむら こたろう)

蓮水れんの通う高校で生物を担当する男性教師。同校の卒業生でもある。年齢は26歳。誕生日は2月14日で、血液型はB型。生徒たちからは親しみを込めて「ほむらくん」と呼ばれている。基本スタイルはダサいTシャツをジャージにインし、白衣を羽織っている。少々ひねくれた性格で、些細(ささい)なことで子供のようにすぐ切れる。また人の顔を覚えるのが苦手で、人付き合いも苦手。日常的に運動不足で老人のように体力がなく、いつも気怠(けだる)そうで年相応の若々しさがない。自分のデスクでいつもココアを飲んでいる。生物準備室ではペットのカエルを飼育しており、「よしお」と名付けてかわいがっているが、その目的はいざという時に食用にするためと公言している。何かとSNSに晒(さら)しがちな昨今の女子高校生を苦手としているが、れんからは慕われており、色々な理由をつけては生物準備室を訪れるれんとはかかわりを持つことが多い。生徒思いで生徒の気持ちを否定することなく正しく導こうと考えているが、れんの思いに向き合う中で、次第に穂村虎太郎自身もれんに対して思いを寄せるようになっていく。アレルギー体質で、ほこりやダニ、動物、花、チョークの粉などにもアレルギー反応が出るため、つねにマスクを着用している。

続編

先生日誌 ほむら先生はたぶんモテない (せんせいにっし ほむらせんせいはたぶんもてない)

せかねこの代表作『ほむら先生はたぶんモテない』の続編。高校時代からほむら先生に思いを寄せ続けていた蓮見れんは、彼を追いかけるように教師になった。二人の母校である「またたび高校」を主な舞台に、ダサかわ生... 関連ページ:先生日誌 ほむら先生はたぶんモテない

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