概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
天之御中主神 (あめのみなかぬしのかみ)
天地開闢のときに、高天原にはじめに現れた別天津神の一柱。残り四柱の神様と合わせて五柱の神様として扱われる。他の神様たちとは一線を画す神々の一柱。
伊邪那岐神 (いざなきのかみ)
妹である伊佐那海神と共に、別天津神から、クラゲのように漂っていた地上界を修めつくり固めろとの命を受け、天沼矛を賜る。その命の通り、日本の国土や、様々な神様たちを2人で生み出していく。
伊佐那海神 (いざなみのかみ)
伊邪那岐神の妹であり、妻。別天津神から、地上界を作れとの命を共に受ける。日本の国土となる神など様々な神を生む。しかし火之迦具土神を生んだ事をきっかけに亡くなる。その死の間際にも吐瀉物などから様々な神々を生む。
天照大御神 (あまてらすおおみかみ)
伊邪那岐大神が左目を洗って生まれた神様。伊邪那岐大神から、高天原を治めることを頼まれる。建速須佐之男命との一悶着の末に天岩戸に隠れてしまう。
月読命 (つくよみのみこと)
伊邪那岐大神が右目を洗って生まれた神様。伊邪那伎大神から夜の支配する国を治めよと頼まれる。
建速須佐之男命 (たけはやすさのをのみこと)
伊邪那岐大神が鼻を洗ったときに生まれた神様。伊邪那岐大神から海原を治めよと頼まれる。しかし建速須佐之男命は母である伊佐那海のもとへ行きたいと、海原を治めず泣き明かしていた。結果、伊邪那岐大神の怒りを買い、追放されてしまう。追放された建速須佐之男命は後に八俣のをろちを退治することになる。
大国主神 (おおくにぬしのかみ)
大勢の兄弟のお供として八上比売が住む稲葉へ向かっていた。その道中全身の皮を剥かれたウサギを見かけ、からかう他の兄弟とは逆に親身に介抱をする。そのウサギから八上比売が大国主神に嫁ぐと予言され、実際にその通りになると、兄弟たちの怒りを買い、命を狙われることになる。
建御雷之男神 (たけみかづちのをのかみ)
勇猛さや剣、稲妻などを表す神様。大国主神の子であり、力自慢の建御名方神ですら手も足も出ないほどの実力者。その結果、大国主神は国を譲ることになるが、代わりに大国主神のための御殿をつくることを約束する。
天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命 (あめのにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎのみこと)
天照大御神の長男、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命の息子。地上を治める主として送られることが予定されていた正勝吾勝勝速日天忍穂耳命が気乗りしなかったため、代わりに生まれたばかりの彼が差し出された。
その他キーワード
古事記 (こじき)
『ぼおるぺん古事記』に登場する用語。日本書紀と並ぶ日本の神話を描いた書籍であり、日本最古の歴史書。日本の成り立ちから推古天皇の時代までが描かれている。上中下巻で構成され、本作で扱われているのは上巻。