天の血脈

日露関係が悪化してゆく明治時代末期、優秀であるが冴えない一高の学生、安積亮は、国家間の謀略に巻き込まれながらも力強く成長してゆく。安彦良和による『虹色のトロツキー』、『王道の狗』に続く、安彦近代史3部作の集大成となる歴史大作。

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正式名称
天の血脈
作者
ジャンル
歴史もの一般
 
明治時代

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天の血脈(漫画)の総合スレッド
2016.07.11 19:03

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概要

明治末期、日露戦争開戦前夜、満州の地に学術調査隊として参加していた優秀であるが冴えない一高の学生、安積亮は、馬賊による襲撃を受け捕らわれてしまうが脱出に成功、帰国し諏訪大社の巫女、翠と祝言をあげる。平穏な学生生活が送れると思われたが、日露戦争が勃発し国家の思惑に翻弄されることになる。

日本は戦争に勝利し、更に朝鮮併合へと乗り出すが、安積は天皇家に対し反旗を翻す革命勢力の陰謀に巻き込まれてしまう。

登場人物・キャラクター

主人公
帝大二科(一高生)。長野県諏訪出身。安曇野に入った海人族の末裔。満州にある古代の日朝関係が記されたとされる広開土王碑(好太王碑)調査のため、嬉田貞一 率いる一高・東京帝国大学合同の特別史跡調査隊に参加...
安積亮の幼なじみで諏訪大社の巫女。非戦闘論者でありクリスチャンである内村鑑三の言葉に感銘を受け、代々神官を務める家系に育ちながら、東京の学校に進学することを希望する。互いの親達の計らいで中国大陸から帰...
福岡藩士が中心となり結成した政治団体の玄洋社で一番の暴れん坊。国家主義団体の国龍会の壮士(主幹)。剣と柔の術の使い手。天下万民の為の研究を成し遂げようとする嬉田貞一を見込んで支援する。襲撃された嬉田率...
一高教授。満州にある古代の日朝関係が記されたとされる広開土王碑(好太王碑)調査のため、一高・東京帝国大学合同の特別史跡調査隊を先導し調査を行う。調査中に馬賊による襲撃を受けロシア兵に囚われるが、かつて...
安積亮と中国大陸で出会い、心を通わせる からゆきの少女。 ロシア人と日本人の混血児で蒼い瞳を持つ。長崎から売られて中国大陸の九連城で体を売り働く。混血児であることに対し強いコンプレックスを抱く。本名は...
拳法の義和拳の奥義を極め、かつてはこの拳法で世の中を変えられると信じていたが、やって来たロシア軍に散々に負け仲間も家族も殺された。朝鮮に本当の独立が来る日を信じており、東洋が力を合わせ日本と朝鮮が兄弟...
元日本陸軍情報将校予備役少佐。当初、花行一(かこういち、またはファクウイー)と名乗り、満州の中心都市奉天に支那人として潜伏していた。日露戦争においては馬賊を糾合し、「眼中の釘 」と恐れられる満州義軍を...
外語学生。「非開戦を論す」という反戦演説を開く師の内村鑑三の用心棒として諏訪に行った際に安積亮と出会う。自らを軍隊を素行不良で首になった人間であると吹聴しているが、実は、父親が軍人であった流れで入った...
満州新民府(馬賊)の総大将(ツオンランバ)。若く小柄であった為、当初、安積亮から少年兵と勘違いされた。内田良平に協力し、安積亮ら一高と東京帝国大学合同の特別史跡調査隊を中国大陸から逃がす為に手を貸す。...
清国の留学生。清朝にとってはお尋ね者。満州人の王朝である清朝の打倒、中華民族の回復、民主共和国の建設、土地所有権を平均にするということをスローガンに掲げ、中国の辛亥革命を成功に導いてゆく。将来、支那の...
幸徳秋水とともに平民社を作った社会主義者。以前は一高に籍を置いていこともあったが、学費滞納で除籍となる。その為、一高生で将来を嘱望され許嫁がいる有産青年である安積亮には反感を持ち、安積亮が師とし大陸進...
四世紀の海人族の少年。那津(なのつ)の磯鹿島(しかのしま)に住む安曇の水主(みずぬし)イソラの孫。代々、アズミの神・ムナカタの神・タゴリ姫より、奴国の王様が漢の帝からいただいた神宝、王の印を預かりいた...
四世紀の人物。後の応神天皇の母。日本武尊の第2子である第14代天皇の大王、帯中日子天皇(たらしなかつひこのすめらみこと)の正室。皇后。那津の香椎御宮にて神懸り、神の意志に背いた大王を呪い殺す。大臣の武...
ヤマト国を統べる大臣、武内宿禰の息子。三韓征伐を掲げた息長帯比売命を総大将とする倭の舟の大軍に帯同する。安曇の水主イソラに船団を先導させるため磯鹿島 に下り立ち、イソラ の孫である安曇のイサナと出会う...