ぼくらのQ

ぼくらのQ

ある日突然、謎の球体「生命のQ」に取り憑かれた少年の井口正奈が主人公。球体によって、不死身の体を手に入れた正奈が、無差別殺人を繰り返す「死のQ」の持ち主の十彈一静を止めようとする様子を描いた異色サスペンス。「生命や死、自我とはなにか」という哲学的な内容と、猟奇殺人などの残酷描写が特徴。小学館「裏サンデー」2017年7月8日より配信。

正式名称
ぼくらのQ
ふりがな
ぼくらのきゅー
作者
ジャンル
サスペンス
レーベル
裏少年サンデーコミックス(小学館)
巻数
既刊2巻
関連商品
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概要・あらすじ

男子高校生の井口正奈は、ある朝学校へ出かけようと家を出ると、目の前に黒い球体が浮かんでいるのを目にする。球体は「出題テーマ、生命のQ」と言葉を発し、以来ずっと正奈についてきた。正奈以外には見えないし、触れない球体だったが、やがてその性質が判明した。車にぶつかって腕にケガをしたとき、「なぜ車にぶつかるとケガをする」という球体の問題に、正奈は「腕が車の金属より弱いから」と答えた。

すると球体は「大正解」といって正奈のケガを治した。球体の問題に正解すると、報酬として再生能力が得られるのだ。ある日、学校に殺人鬼が侵入した。殺人鬼の名は十彈一静。正奈と同じように、球体を頭上に浮かべていた。十彈の球体のテーマは「死のQ」。「なぜ人は死ぬのか」という答えを探して、無差別殺人を繰り返す人物だった。

他の生徒を助けるために、正奈は十彈と戦うが、簡単に破れてしまう。しかし、十彈は正奈にとどめを刺さずに立ち去る。再生能力で生き返った正奈は、「正義のQ」の球体を持つ警視庁捜査一課の女性、星龍院茉莉花と出会う。彼女は十彈と因縁があり、その目的は十彈を抹殺する事だった。

正奈は、十彈の無差別殺人を止めるため、茉莉花とタッグを組む事を決意した。

書誌情報

ぼくらのQ 2巻 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉

第1巻

(2017-09-19発行、 978-4091278241)

第2巻

(2018-04-19発行、 978-4091280435)

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