見えない顔

見えない顔

姉のいるお嬢様学校に転入した少女が連続殺人事件に巻き込まれるサスペンス。「なかよし」1991年11月号から1992年6月号に掲載された作品。

正式名称
見えない顔
作者
ジャンル
サスペンス
レーベル
講談社コミックスなかよし(講談社)
巻数
全2巻
関連商品
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概要・あらすじ

とある事情により親元を離れて暮らす小野塚未来は、ある日姉の館林翠から助けを求める電話を受ける。その内容に深刻さを感じた未来は、姉を助けるために名門校「城聖学園」に転校し、姉のいる寮に入ることを決める。そんな未来を待っていたのはドロドロの感情が渦巻く牢獄さながらの学園生活だった。そして詳しいことが何一つ明らかにならないまま、ある朝姉の翠は無残な姿で発見され、帰らぬ人となってしまう。

未来は、姉の死の真相を明らかにするために調査を始めるが、姉の死を皮切りに、まるで未来が犯人であるかのように彼女に関係する人物が次々と殺されはじめるのだった。

登場人物・キャラクター

主人公

家族思いの女子高校生。館林の家に生まれ育つが、10年前に父親が交通事故で亡くなってすぐに小野塚の家に養女に出された。生前の父からは特別可愛がられており、自分が母の子ではなく父の愛人の子なのではないかと... 関連ページ:小野塚 未来

小野塚未来の実の姉であり、館林学園長の娘。未来には温和で控えめな性格に見えたが、クラスメイトにはあまり良い印象はなかった様子。自分の身に危険が迫っていることを未来に伝え、助けを求めた。以前病気で1年間... 関連ページ:館林 翠

城聖学園の学園長であり、館林翠、小野塚未来の母親である。名門校である城聖学園の運営に人生をかけているため、いつも何よりも学園第一の考え方で、人間味に欠けるところが見受けられる。10年前夫を事故で亡くし... 関連ページ:館林学園長

沢木 久美子

城聖学園の奨学生。成績優秀で明るく気さくな少女。身寄りがなく、寮生活を送っているが、管理人助手として管理人室の隣の部屋を自室としている。館林翠とは日常的に交流があり、体のサイズが合うということから翠の服をよくもらっていた。

秋庭 貴生

小野塚未来のボーイフレンドで、気を許せる幼なじみのような関係。未来とはもともと同じ高校だったが、姉を助けるために転校した未来を心配し、後を追って城聖学園に転入する。無理をしがちな未来を守ろうと、陰からありとあらゆる方法で彼女の力になるべく奮闘する。

藤城 晶子

城聖学園に通う女子生徒で女子寮の寮長。公家の血を引く家系で、世が世ならお姫様。両親の海外赴任により入寮した。彼女の両親は城聖学園にとって強い影響力を持つ人物のため、クラスメイトからは「晶子さま」と呼ばれ、学園長の娘である館林翠よりも大きな権力を持つ、女王様的な存在。

鈴谷 小夜子

城聖学園に通う女子生徒で、藤城晶子の取り巻きの1人。気が小さく、館林翠が亡くなってからは常に何かに怯えている様子を見せる。連続して起こる殺人が、すべて小野塚未来によるものだと思い込み、必要以上に怖がっている。

御室 玲子

城聖学園に通う女子生徒で、藤城晶子の取り巻きの1人。館林翠の死後から、彼女を批判する言葉を多く口にし、翠とはいい関係ではなかったように見える。一連の殺人が、小野塚未来の手によるものだと考えている。

祭堂寺 美和

城聖学園に通う女子生徒で、藤城晶子の取り巻きの1人。父親が愛人に産ませた子で生粋のお嬢様ではないが、晶子といる時にはお嬢様らしく自分を取り繕っている。館林翠の死の真相を知っていると、小野塚未来にアピールする。

狩野先生

城聖学園の生活指導を担当する初老の女性教師。日常の学校生活における規律違反や、常識に欠ける行動にはとにかく厳しいことで有名。彼女に目をつけられると城聖学園にはいづらくなるともっぱらの噂。

場所

城聖学園

田舎の伝統ある名門校。男子寮、女子寮が完備されており男女共学ではあるが、実際は校舎が男子棟、女子棟に分かれて作られている。それぞれの校舎には立ち入り禁止で、交流は唯一中庭でのみ可能となっているが、常時先生が監視している。

書誌情報

見えない顔 全2巻 講談社〈講談社コミックスなかよし〉 完結

第1巻

(1992年9月発行、 978-4061787278)

第2巻

(1993年1月発行、 978-4061787377)

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