世界観
高校の部活動が題材。奉仕部という学内の生徒の悩みの解決を補助する部に入部した主人公が、依頼に訪れる生徒たちの問題に触れ、時に自分自身を傷つける方法をとっても解決しようとする姿を描く。高校生たちの、楽しいだけではないリアルで複雑な人間関係を描いているのも作品の特徴。
あらすじ
奉仕部入部編(1~13話)
総武高校に通う男子高校生の比企谷八幡は、孤独な高校生活を送っていることを国語教師平塚静に心配され、奉仕部という謎の部活動に入部させられてしまう。さらに平塚は八幡と部員の雪ノ下雪乃に、どちらがより学内の生徒の悩みを解決させるかを競わせ、勝った方が負けた方に何でも命令できる権利を与えると言い出す。八幡と雪乃の、奇妙な部活動生活が始まった。
夏休み編(14~20話)
夏休みに入り、怠惰な生活を送っていた比企谷八幡は、平塚静の誘いで奉仕部の合宿を兼ねたボランティア活動を行うことになる。奉仕部の面々に加え、内申点アップに釣られた葉山隼人らも参加し林間学校のサポートスタッフとしての活動が始まるが、小学生たちの中で1人孤立している鶴見留美の存在を知ったことで八幡たちは思い悩む。
文化祭編(21~26話)
2学期が始まり、平塚静から無理矢理2年F組の文化祭実行委員に任命された比企谷八幡は、もう1人の実行委員・相模南と、J組の実行委員となった雪ノ下雪乃と共に活動に励むことになる。しかし、実行委員長に任命された南から「奉仕部として自分の仕事を補佐してほしい」と無責任な依頼をされたことで、八幡と雪乃は激務を負わされてしまう。
修学旅行編(27~29話)
秋を迎え、総武高校の2年生たちは、修学旅行で京都へ向かうことになった。その中で比企谷八幡たち奉仕部は、戸部翔の「海老名姫菜に告白するため協力してほしい」という依頼と、海老名姫菜の「所属グループにおける人間関係のバランスを崩したくない」という意味に捉えられる依頼の板挟みになる。2人の願いを壊さぬよう考えた結果、八幡は最善策としてある行動に出る。
生徒会役員選挙編(30~34話)
修学旅行で取った行動が原因で、雪ノ下雪乃とも由比ヶ浜結衣とも距離ができてしまった比企谷八幡。そんなばらばらな空気の奉仕部のもとへ、生徒会役員選挙を控えた一色いろはがやってくる。周囲から無理矢理会長候補にされてしまったいろはは、自分の評価を落とすことなく落選したいのだという。
モデルになった町
原作者・渡航の出身地でもある千葉県が舞台。実在する高原千葉村をはじめ、実在する場所をもじった「東京ディスティニーランド」など、作中のさまざまな場面において千葉にある場所をモデルにしたものが登場する。
単行本の装丁
コミックスのカバー下には、毎巻カバーイラストとは違う別のイラストや漫画が収録されている。内容は本編の補足的なイラストや4コマ漫画から、出番の少なかったキャラクターのイラストなど多岐にわたっている。
コラボレーション
千葉モノレール
2015年5月、キャラクターたちの地元の交通手段である千葉モノレールとのコラボレーション企画が行われた。内容は、限定オリジナルグッズの販売や、ラッピングモノレールの運行など。
千葉ロッテマリーンズ
2015年6月、キャラクターたちの地元の球団、「千葉ロッテマリーンズ」とのコラボレーション企画が行われた。内容は、限定オリジナルグッズの販売や、比企谷八幡役の江口拓也、雪ノ下雪乃役の早見沙織、由比ヶ浜結衣役の東山奈央の3名の声優がQVCマリンフィールドに来場するというもの。2015年11月にはコラボレーション企画第2弾も行われた。
ソーシャルゲーム「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」
2015年11月、ソーシャルゲーム「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」とのコラボレーション企画が行われた。内容は、ゲーム内にTVアニメ第2期である「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」をモチーフにした特別ステージが登場し、「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」のキャラクターが本作のキャラクターの衣装を着用する、本作『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録-』のキャラクターがカードとなりゲームに参戦するなどというもの。
メディアミックス
小説
2011年1月から小学館ガガガ文庫より渡航の原作小説『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が発表されている。
TVアニメ
2013年4月から6月にかけて、吉村愛監督によるTVアニメ版が放映された。主人公の比企谷八幡役を江口拓也、雪ノ下雪乃役を早見沙織、由比ヶ浜結衣役を東山奈央が演じた。シリーズ構成は菅正太郎、キャラクターデザインは進藤優が担当している。2015年4月から6月にかけては続編である『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』が放映された。こちらはキャストは同じだが制作会社や一部スタッフが変更になっており、及川啓監督のもと、シリーズ構成は1期と同じ菅正太郎、キャラクターデザインは田中雄一が担当している。
コミック
他のコミカライズ作品に、原作小説を基に伊緒直道が漫画を担当する『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic』と、種田優太が漫画を担当した4コマ作品『やはり4コマでも俺の青春ラブコメはまちがっている。』が存在し、その他多数のコミックアンソロジー版も発売されている。
ゲームソフト
2013年9月、5pb.からPSVITA用ゲームソフト「やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。」が発売された。ジャンルはアドベンチャーで、原作者の渡航がシナリオ監修として参加している。2016年7月には、続編としてPSVITA用ゲームソフト「やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。続」の発売も予定されている。
作家情報
原作者
渡航は主にライトノベルレーベルで活躍中の小説家。2009年「あやかしがたり」で第3回小学館ライトノベル大賞ガガガ文庫部門大賞を受賞しデビュー。他の作品に「クズと金貨のクオリディア」などがある。1987年生まれで、出身地は千葉県。
キャラクター原案
ぽんかん⑧はライトノベルやアニメ作品の挿絵・キャラクターデザインで活躍中のイラストレーター。他の担当作品に「生徒会探偵キリカ」「SHIROBAKO」などがある。
登場人物・キャラクター
比企谷 八幡 (ひきがや はちまん)
総武高校2年F組に所属する男子生徒。「腐った魚のような目」と評されるうつろな瞳と、「アホ毛」が特徴の人物。幼い頃から周囲になじめず孤独な生活を送っており、また、人間関係におけるたび重なる苦い経験から、ひねくれた性格の持ち主になっている。過去の経験に基づいたおかしな内容の作文を書いたことで平塚静に奉仕部への入部を命じられ、雪ノ下雪乃やクラスメイトをはじめとする周囲の人物と接するようになる。 周囲を俯瞰して見ることのできる広い視野と冷静な思考を持ち、奉仕部に寄せられる悩みに他の人物には思いつかない解決策を発見することも多いが、問題解決のためには自分を省みない行動に出ることもある。
雪ノ下 雪乃 (ゆきのした ゆきの)
比企谷八幡が奉仕部で出会った、総武高校2年J組に所属する女子生徒。太もも辺りまで伸ばした黒髪ストレートロングのうち後頭部の2房だけをリボンで結んだ髪型の、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の非常に優れた人物。部活動は奉仕部に所属しているが、八幡が訪れる前は部員は彼女のみだった。高すぎる能力の持ち主ゆえに、幼い頃からさまざまな悪意にさらされて生活しており、その過去から他者に対しては容赦のない辛辣な言動をとる。 一方で奉仕部に寄せられた依頼には厳しくも真摯な対応をしており、しだいに周囲から信頼されるようになっていく。父親は県議会議員と建設会社の社長を務めており、裕福な家庭に育っている。現在は高級マンションで一人暮らしをしている。 八幡と由比ヶ浜結衣が遭遇したある事件の関係者でもある。
由比ヶ浜 結衣 (ゆいがはま ゆい)
比企谷八幡が奉仕部入部後の初の依頼者で、総武高校2年J組に所属する女子生徒。肩よりも短い桃色の髪の毛の右側だけをハーフアップにした、明るく他人に非常に気を遣う性格の人物。教室内では三浦優美子たちのグループに属しているが、周囲の空気を読みすぎるあまり、窮屈な生活を送っていた。しかし、奉仕部への依頼がきっかけで八幡と雪ノ下雪乃とも親しくなり、やがて2人と友情を築くようになっていく。 派手な容姿と今風の話し方から遊んでいるように誤解されがちだが、男性経験はない。「やっはろー」という独自のあいさつをする。ある事件から、八幡に密かな感謝の念を抱いている。
平塚 静 (ひらつか しずか)
総武高校で国語教師と奉仕部の顧問を務める女性教師。左寄りの位置で分けた前髪を外にはねさせ、ストレートロングヘアを腰まで伸ばした男勝りな人物。比企谷八幡の書いた作文に不穏なものを感じ、彼が一般的な社会活動を営めるよう奉仕部へ強制入部させる。アニメや漫画作品に登場するセリフやネタなどを好んで使うが、生徒たちとは世代が違うためにあまり通じず「年齢がばれるよ」などと言われている。 喫煙者で、至る所で煙草を吸う。
比企谷 小町 (ひきがや こまち)
比企谷八幡の妹で中学3年生。肩より短い長さのボブヘアに前髪をヘアピンで留めた、兄と同じ「アホ毛」を持った人物。要領が良く他者の機微にも敏感で、友人の相談を受けたり、陰ながら兄をサポートすることにも長けている。「小町ポイント」という独自の概念を採用しており、周囲にとって好感度の高い行動をする人間を「ポイントが高い」と評し、主に自分を褒めるために使う。 川崎沙希の弟の川崎大志とは友人関係にあり、高校は八幡と同じ総武高校を志望している。
葉山 隼人 (はやま はやと)
総武高校2年F組に所属する男子生徒。前髪を左寄りの位置で分け、外にはねさせた容姿端麗な人物。穏やかで公正な人柄から男女問わず厚い人望を誇り、比企谷八幡曰く「そこらの政治家にも人望があるのでは」と評されるほどの人気の持ち主。部活はサッカー部に所属し、エース的存在として活躍している。クラスでも中心人物だが、それを鼻にかけず、日陰者の八幡にも友好的に接する。 しかし、本人は自身を、周囲が思うほど良い人間ではないと捉えている。
戸塚 彩加 (とつか さいか)
総武高校2年F組に所属する男子生徒。非常に可愛らしい中性的な容姿から女子生徒と誤解されがちだが、れっきとした男子生徒。部活動はテニス部に所属しているが、部員の実力が思わしくないことに悩んでおり、比企谷八幡のテニスの腕を見抜き部に勧誘する。八幡の入部が難しいことを知った後は奉仕部に自らを鍛えてもらう依頼を行い、依頼後も八幡と親しく接するようになる。 その容姿から、無意識に八幡を惑わすことが多い。
三浦 優美子 (みうら ゆみこ)
総武高校2年F組に所属する女子生徒。腰まで伸ばした金髪ストレートロングのうち、手前に持ってきた一部だけを縦ロールにした、由比ヶ浜結衣曰く「ゆるふわウェーヴ」ヘアの人物。クラスでは中心人物として君臨しており、非常に気が強く自分より格下とみなした相手には高圧的に振る舞うところがある。特技はテニスで、中学時代は女子テニス県選抜に選ばれたほどの実力の持ち主。 一人称は「あーし」。
材木座 義輝 (ざいもくざ よしてる)
総武高校2年C組に所属する男子生徒。長めの髪を1つに結んだ、小太りで眼鏡をかけ、常にコートと手袋を着用した、大仰で「中二病気味」な性格の人物。小説家を志しているが友人がいないために読者がおらず、奉仕部へ作品の批評を依頼する。体育の授業でペアを組んだことから、比企谷八幡に仲間意識を感じ「相棒」と呼んでおり、依頼後は会えば会話する関係になった。 名前が同じであることから、室町幕府13代目将軍足利義輝にちなんで自らを「剣豪将軍」と称している。
海老名 姫菜 (えびな ひな)
総武高校2年F組に所属する女子生徒。ボブヘアに眼鏡をかけた、清楚な雰囲気の人物。教室内では三浦優美子たちのグループに属し、その容姿から男子生徒から人気を集めているが、その正体は生粋のボーイズラブ好きの「腐女子」。特に任意の人物2名をカップルに見立てて空想し遊ぶ「カップリング」という行為に頻繁に興じており、周囲の男子生徒同士でもカップリング遊びをしている。 しばしその空想が口に出ていることから、優美子には良く「擬態(腐女子であることが悟られぬように振る舞うこと)しろ」とたしなめられている。現在の環境を心地よく感じており、人間関係を変化させたくないと望んでいる。
戸部 翔 (とべ かける)
総武高校2年F組に所属する男子生徒。前髪を真ん中で分け、髪を肩より上のあたりまで伸ばしヘアバンドでまとめた軽薄な雰囲気の人物。教室内では葉山隼人たちのグループに属しており、ムードメーカー的役割をこなしイベント等も積極的に参加している。しかし、隼人を慕う一方でグループ内の他の同性とはあまり親しくない。海老名姫菜に片想いしており、修学旅行を機に告白したいと考えている。
大和 (やまと)
総武高校2年F組に所属する男子生徒。オールバックにした髪を立てた、がっしりとした体形の人物。ゆったりとした他人を安心させる雰囲気の性格で、教室内では葉山隼人たちのグループに属しているが、隼人を慕う一方でグループ内の他の男子とはあまり親しくない。
大岡 (おおおか)
総武高校2年F組に所属する男子生徒。小柄な身体と大きな耳が特徴の人物。人懐っこく協調性の高い性格で、教室内では葉山隼人たちのグループに属しているが、隼人を慕う一方でグループ内の他の男子とはあまり親しくない。
川崎 沙希 (かわさき さき)
総武高校2年F組に所属する女子生徒。淡い水色の腰まである長い髪をポニーテールにし、眉上で短く切った、右目の下のほくろのある人物。不愛想で人を寄せ付けない雰囲気があるのに加え、帰宅時間が極端に遅くなっていることで弟の川崎大志と平塚静に心配されている。不良行為に走っている疑いがかけられているが、大志は真面目で優しい姉だったと語っている。
川崎 大志 (かわさき たいし)
比企谷小町の友人で、同じ塾に通う中学3年生。額が見えるほど前髪を短くした短髪の、太目の眉が特徴の人物。姉である川崎沙希の帰宅時間が最近非常に遅くなっていることを不安視しており、小町に相談する。小町に思いを寄せているようで、比企谷八幡のことを「お兄さん」と呼ぼうとする。
雪ノ下 陽乃 (ゆきのした はるの)
雪ノ下雪乃の姉。黒髪を肩の高さでボブカットにした、妹とは対照的な、その名の通り春の陽光のような印象を与える人物。容姿端麗・成績最高・文武両道・多芸多才・温厚篤実という完璧を絵に描いたような存在だが、比企谷八幡は、彼女が極端に良い外面で自らを完璧な人間に見せていると見抜く。実際は他人、特に雪乃の心を弄んで楽しむような意地悪な側面があり、周囲の人間は陽乃の思惑に振り回されたり傷つけられることも多い。
鶴見 留美 (つるみ るみ)
比企谷八幡が千葉村の林間学校で知り合った小学6年生の女子児童。腰まで伸ばしたストレートロングヘアの、物憂げな雰囲気の人物。林間学校内で孤立しており、中学校で新しい友人を作れば良いと現在の人間関係に消極的になっている。自身にも孤立している同級生を無視した経験があり、自分が一人ぼっちになったからといってかつて自分が無視した人間と仲良くしようとするのは虫がよすぎると考え、孤独を選んでいる。
相模 南 (さがみ みなみ)
総武高校2年F組に所属する女子生徒。紫がかった暗い茶髪のショートカットにピアスをした、他人を見下したところのある人物。夏祭りで比企谷八幡と由比ヶ浜結衣が一緒にいる姿を目撃して以来2人を嘲笑したり、文化祭実行委員長に任命されたものの雪ノ下雪乃たちに業務を押し付けようとしたりなど幼稚な言動・行動が目立つ。 文化祭においては八幡と雪ノ下陽乃の怒りを買ったことにより次第に肩身を狭くしていき、意外な行動に出る。
城廻 めぐり (しろめぐり めぐり)
総武高校の生徒会長を務める3年生の女子生徒。前髪をピンで留め、胸までの長さの髪の毛を三つ編みにしてまとめたおっとりとした雰囲気の人物。かつて生徒会で一緒に活動した雪ノ下陽乃のことを慕っており、妹の雪ノ下雪乃にも期待をかけている。
一色 いろは (いっしき いろは)
総武高校に通う1年生で、サッカー部マネージャーを務める女子生徒。赤みがかった茶髪をボブヘアにした、ふんわりとした清楚な雰囲気の人物。本人は「周囲にはトロそう、鈍そうと言われる」と語っているが、実際は異性を手玉に取って楽しむあざとく狡猾な性格をしている。周囲に推薦される形で生徒会役員選挙に立候補することになったが役職を務める意志は薄いため、自らの評判を落とさずに落選する方法を見つけてほしいと奉仕部に依頼をする。
折本 かおり (おりもと かおり)
比企谷八幡の中学時代の片想い相手で、海浜総合高校に通う2年生の女子生徒。前髪をヘアピンで留め、肩までの長さの髪の毛をゆるくウェーヴさせた、ずけずけと物を言う性格の人物。八幡のことを見下しており、ことあるごとに嘲笑するが、八幡の人柄を知る葉山隼人にはその態度を呆れられている。高校では生徒会役員でないながらも総武高校との合同クリスマスイベントの実行メンバーとして参加している。
玉縄 (たまなわ)
海浜総合高校に通う男子生徒で、生徒会長を務める人物。爽やかで人当たりの良い雰囲気だが、発言に過剰に横文字を多用するいわゆる「意識高い系」の性格。総武高校との合同クリスマスイベントを取り仕切る存在となり、皆で話し合ってイベントを作りあげる方針をとっているが、自分のやり方が結果的に作業の進み具合を悪くさせているということには気づいていない。
サブレ
由比ヶ浜結衣の家で飼われている犬のこと。犬種はミニチュアダックスフント。春先に結衣と散歩中、結衣がリードを放したことで車道に飛び出し交通事故に遭いかけたが、偶然居合わせた比企谷八幡が助けに入ったことでことなきを得た。その際のことを強く記憶しており、八幡に懐いている。
集団・組織
奉仕部 (ほうしぶ)
平塚静が顧問を務める、総武高校に存在する部活動のこと。特別棟にある、プレートが無表示の空き教室で活動を行っている。学内生徒の悩み事を解決することを活動目的としており、比企谷八幡は先に入部していた雪ノ下雪乃と共に生徒たちの問題に取り組むことになる。
その他キーワード
パンダのパンさん
雪ノ下雪乃が密かに好んでいるキャラクターのこと。その名の通りパンダのキャラクターで、マフラーを巻き笹をくわえた鋭い目つきの姿と、左目周辺に入った星形の模様が特徴。「東京ディスティニーランド」の人気キャラクターでもある。
クレジット
- 原作
-
渡 航
- キャラクター原案
-
ぽんかん8
関連
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic (やはりおれのせいしゅんらぶこめはまちがっているあっとこみっく)
渡航の同名小説のコミカライズで、キャラクター原案はぽんかん⑧。孤独な学園生活を送っていた男子高校生が、教師の提案で奉仕部という特殊な部活動に入部させられ、相談に訪れる生徒の悩みを解決していく、シニカル... 関連ページ:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic
書誌情報
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録- 22巻 スクウェア・エニックス〈ビッグガンガンコミックス〉
第21巻
(2022-11-25発行、 978-4757582729)
第22巻
(2023-07-25発行、 978-4757586932)