やれたかも委員会

やれたかも委員会

やれたかも委員会を訪れるゲストによって語られる、結局は諸事情により性行為までには至らなかったが、順調に事が進んでいれば体の関係を持てたのではないか?という非常に微妙なエピソードを紹介し、実際に「やれたかどうか」を判定する恋愛コメディ作品。2018年には、AbemaTVと毎日放送制作・TBS系で実写TVドラマ化されている。投稿サイト「note」に不定期公開された作品で、コミックス刊行にあたって描き下ろしのエピソードも収録している。

正式名称
やれたかも委員会
ふりがな
やれたかもいいんかい
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
恋愛
レーベル
双葉社(双葉社)
関連商品
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あらすじ

第1巻

やれたかも委員会増田伸照が訪れ、高校2年生の時のエピソードを語り始める。地方出身者の増田は、なんの目標もなくファーストフード店でアルバイトをしていた。そんな中、突然特に親しかったわけでもない年上の同僚の倉橋由美子から、自宅で映画を見ないかと声を掛けられる。ほかの同僚と共に由美子の部屋で過ごしていると、奇しくも増田と由美子は二人きりになってしまう。そして由美子は、ベッドの上に横たわって思わせぶりな態度を取り始める。(case001「干し芋と横たわるあの子」。ほか、7エピソード収録)

第2巻

やれたかも委員会谷戸啓介が訪れ、23歳の時のエピソードを語り始める。ある夏の夜、谷戸はアルバイト先の先輩の送別会でカラオケ店に行き、男同士で大いに盛り上がっていた。そんな谷戸たちの部屋に円塔夏海とその女友達が乱入し、カラオケはさらに盛り上がりを見せる。そんな中、谷戸は夏海から声を掛けられ、人気のない場所へと誘われる。そこで夏海は谷戸に抱きついたり、激しいキスをしたりと誘惑してくる。(case010「ウルトラソウルと夏の夜」。ほか、7エピソード収録)

第3巻

やれたかも委員会秦野健太が訪れ、大学生の時のエピソードを語り始める。研究室にいた秦野は、そこで生命保険の営業活動のために出入りしていた菊原志乃と知り合い、距離を縮めていく。時間の経過とともに志乃への恋心が抑えきれなくなった秦野は、勇気を出して告白をするものの、志乃からは最近同じ会社の男性から体を弄ばれたことを打ち明けられ、答えをはぐらかされてしまう。早く志乃と交際をスタートさせたい秦野は、友達からの後押しを受けて志乃が食べたがっていた「ねぎ焼き」を持って深夜に自宅を訪問する。しかし、肝心の志乃は新聞ばかりを読んで、秦野とコミュニケーションを取ろうともしない。(case017「今夜ねぎ焼きが冷めるまで」。ほか、6エピソード収録)

メディアミックス

2018年、AbemaTVと毎日放送制作・TBS系「ドラマイズム」枠において、それぞれ実写ドラマ版が放映された。AbemaTV版では能島明をロバートの秋山竜次、月満子を朝比奈彩、パラディソを本多力が演じている。ドラマ内では実業家の堀江貴文がゲスト役を務め、実際に自身が体験したエピソードを披露している。TBS系のTVドラマ版では能島を佐藤二朗、満子を乃木坂46の白石麻衣、パラディソを山田孝之が演じた。

登場人物・キャラクター

能島 明 (のうじま あきら)

やれたかも委員会のメンバーの男性で、肩書は「犠星塾(ぎせいじゅく)塾長」。和服を着こなし、なまず髭を蓄えている。ほかの審査員の月満子、パラディソと並ぶときは中央の立ち位置となる。エピソードの終了時には、やれたかも委員会を訪れたゲストに対し、名言風にアレンジした励ましの言葉を掛ける役割を担っている。各エピソードの扉絵を顔のアップで飾ることが多い。

月 満子 (つき みちこ)

やれたかも委員会のメンバーの女性で、肩書は「財団法人ミックステープ代表」。ストレートの黒髪にスーツを身につけている。ほかの審査員の能島明、パラディソと並ぶときは能島の右の立ち位置となる。やれたかどうかの判断は厳しく、「やれたとは言えない」の札を挙げることが多い。各エピソードでは、能島が月満子に対してなぜ「やれたとは言えない」の札を挙げたのかを問い、満子が女性目線かつ冷静な分析力で解説し、エピソードが終了するのがパターンとなっている。能島からは「満子女史」と呼ばれている。

パラディソ

やれたかも委員会のメンバーの男性で、肩書は「ミュージシャン」。チューリップハットをかぶり、サングラスをかけている。ゲストが話している最中もパソコンを操作し、やれたかも委員会と関係ない動物の動画などをチェックしていることが多い。ほかの審査員の能島明、月満子と並ぶときは中央の能島の左の立ち位置となる。エピソードが終了し、やれたかも委員会が多数決の札を挙げたあと集計をして、やれたかも委員会のゲストに今回の結果を伝える役割を担う。能島と満子に比べて口数は少ないが、話の内容が予想外の展開を見せると身を乗り出し、積極的な姿勢を見せるようになる。

増田 伸照 (ますだ のぶてる)

地方出身の会社員の男性。かつて高校2年生の時にファーストフード店でアルバイトをしていた際、倉橋由美子から声を掛けられ、ほかの同僚と共に彼女の部屋に行くことになった。そこで奇しくも由美子と二人きりになり、なんらかの行動を起こすべきか悩んだエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

倉橋 由美子 (くらはし ゆみこ)

増田伸照が高校2年生の時に、彼と同じファーストフード店で働いていた女性。年齢は当時22歳。それほど親しくなかった増田に声を掛け、自分の部屋でほかの同僚と共に映画を見ないかと誘った。部屋で増田と二人きりになった際、ベッドに横たって思わせぶりな行動を取る。

菅野 健太郎 (かんの けんたろう)

WEBデザイナーを生業としている男性で、年齢は33歳。かつて高校生の時に所属していたバスケットボールの部活に打ち込んでいたところ、練習後に体育館を使用していたママさんバレーのメンバーと知り合い、その中にいた阿藤美由紀と連絡先を交換した。その後、美由紀とデートを重ね、体の関係を匂わせる発言をされて大いに心を乱されたエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

阿藤 美由紀 (あとう みゆき)

菅野健太郎が高校生の時に、ママさんバレーの活動に参加していた女性。当時は30代で既婚者。一見おとなしそうに見えるが、高校生の菅野の連絡先を聞き、たびたびデートに誘ったり、時には体の関係を匂わせる発言をしたりと誘惑する。

長谷部 (はせべ)

東京都内の不動産会社に勤務している男性で、年齢は31歳。かつて23歳の時に好意を寄せていた女性に告白をしたが、あっさりとふられてしまう。自暴自棄になって巨大掲示板に悲しみを書き込んだところ、レスを付けてきた川上ヒロミと出会う。掲示板上では男言葉を使っていたヒロミを女性とは思わず、予期せぬ出会いに動揺しつつも親睦を深めていったエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

川上 ヒロミ (かわかみ ひろみ)

長谷部が23歳の時に、巨大掲示板で知り合った女性。当時の年齢は23歳。掲示板上にふられた悲しみを書き込んでいた長谷部を見かけ、男言葉を使ってコンタクトを取って知り合う。彼氏と同棲中だが、関係はうまくいっていない。

澤部 ワタル (さわべ わたる)

東京都内でIT企業の役員を務めている男性で、年齢は26歳。かつて高校生の時に中学時代の友達から町田伸子を紹介され、初めての交際中に起こったエピソードをやれたかも委員会に打ち明ける。中学時代は性格も暗く存在感がなかったが、高校生になって髪の毛を染めて身だしなみを整え、ストリートダンスを始めるなどいわゆる「高校デビュー」を果たしている。伸子からは「さわべー」と呼ばれている。

町田 伸子 (まちだ のぶこ)

澤部ワタルが高校生の時に、澤部と共通の友達を通じて知り合った女性。当時は澤部と同じく高校生で、派手なメイクと露出度の高いファッションを好むいわゆる「ギャル」。恋愛未経験の澤部とは異なり、過去に恋愛経験があったことを匂わせている。友達からは「マチルダ」と呼ばれている。

大沢 拓海 (おおさわ たくみ)

電機メーカーで営業職をしている会社員の男性で、年齢は27歳。2年前に会社の飲み会をきっかけに社内でも人気の高い高梨リコと親しくなり、プライベートで二人だけのカラオケを計画する。カラオケボックス内で突然、露出度の高いサンタクロースのコスチューム姿となったリコに戸惑ったエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

高梨 リコ (たかなし りこ)

2年前、大沢拓海と同じ電機メーカーの受付嬢として働いていた女性。当時の年齢は22歳。雑誌の読者モデルとして活動していた過去を持つ。ファッションセンスがよく、かわいらしい顔立ちをしている。さらにコミュニケーション能力も高く、社内の男子社員から人気を集めていた。会社の飲み会をきっかけに大沢と親しくなり、プライベートで二人だけのカラオケを計画する。そしてカラオケボックス内で、露出度の高いサンタクロースのコスチュームを着用する。

芳村 朔太郎 (よしむら さくたろう)

バーを経営する男性で、年齢は38歳。妻と子供二人と暮らす既婚者。かつて奈良県から上京し、女の子といっさい縁のない生活を送っていた。友達の藤尾と共に、初めて入った真木が経営するバーでクラブイベントへの誘いを受ける。そこで知り合った秋元マリエと意気投合し、そのまま二人でクラブイベントを抜け出したエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

秋元 マリエ (あきもと まりえ)

芳村朔太郎が女の子と無縁の生活を送っていた頃に知り合った、年齢不詳の女性。友達の藤尾と共に真木から主催するクラブイベントに誘われた芳村と、同じフロアで出会って意気投合し、そのまま二人でクラブイベントを抜け出す。

藤尾 (ふじお)

芳村朔太郎が上京した頃に親しくしていた男性。出身は山口県で、年齢は芳村と同じくらい。お互いに女の子といっさい縁のない生活を送っていたため、いっしょに過ごす時間が多かった。芳村と共に初めて入った真木が経営するバーで、クラブイベントへの誘いを受ける。芳村と参加したものの、藤尾自身はなんの成果もなく終了する。

真木 (まき)

芳村朔太郎が上京した頃に、下北沢界隈でバーを経営していた年齢不詳の男性。クラブミュージックの造詣が深く、各種イベントを主催している。偶然店を訪れた芳村と藤尾に、今度催されるクラブイベントに来ないかと誘う。

照澤 武文 (てるさわ たけふみ)

建設資材の営業をしている会社員の男性で、年齢は30歳。これまで女性との交際経験はなく童貞。かつて24歳の時、高校の同窓会で再会した唯川泉と連絡を取り合うようになり、泉の知り合いを集めた鍋パーティーの誘いを受ける。そんな中、周囲にはわからないように泉から手をつながれたり、間接キスをされたりと積極的にせまられるものの、恋愛経験がないためにリアクションの取り方がわからなかったエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

唯川 泉 (ゆいかわ いずみ)

照澤武文が24歳の時に、高校の同窓会で再会した女性。当時の年齢は24歳。身長は150センチほどで非常にかわいらしい容姿をしており、高校時代はテニス部のエースと交際していた。照澤を自宅で行われる鍋パーティーへと誘い、周囲にわからないように手をつないだり、間接キスをしたりと積極的な行動を起こして照澤を翻弄する。

石嶺 カナ子 (いしみね かなこ)

大学生の女性で、年齢は20歳。かつて高校2年生の時、文化祭の出し物である迷路作りのために一人で作業をしていた際、ふだんはほとんど話したことのない藤森良太から声を掛けられた。いっしょに作業をしたあと、藤森からなぜか足のマッサージをさせてほしいと頼まれる。流されるがままにマッサージを受けていたところ、藤森を急速に異性として意識してしまったエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

藤森 良太 (ふじもり りょうた)

石嶺カナ子が高校2年生の時に、同級生だった男性。生徒会に所属しており、カナ子には可もなく不可もない草食系男子という印象を抱かれていた。カナ子が文化祭の出し物の迷路を一人で作っている姿を見かけ、ふだんはあまり親しくないものの、手伝おうかと声を掛けた。作業終了後、カナ子の足をマッサージしたいと申し出る。

金子 わたる (かねこ わたる)

ホテルの支配人を務める男性で、年齢は38歳。かつて21歳の時、バラエティ番組で見た過酷な旅をする芸人に触発され、単身インドへと旅立つ。そこで韓国人のリ・ウンジュと出会い、彼女からストレートなアプローチを受ける。しかし、金子わたるには日本に長らく片思いの女性がおり、ウンジュとのあいだで心がゆれ動いたエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

リ・ウンジュ

金子わたるが21歳の時に、インドを一人旅していた際に出会った韓国人の女性。知り合ってすぐに金子に好意を抱くようになる。リ・ウンジュ自身は友達といっしょに長期のツアー旅行中だった。何度も観光先で金子と顔を合わせるうちに、運命の人だとのめり込んでいく。

デニス

金子わたるが21歳の時に、インドを一人旅していた際に意気投合したポーランドの男性。金子と同じく一人旅をしている。気さくな性格で、金子と宿をシェアして利用するなど行動を共にすることも多い。リ・ウンジュが金子に好意を抱いていることには気づいており、さり気なく金子の背中を押すような行動を取る。

谷戸 啓介 (たにど けいすけ)

文具メーカーに勤める会社員の男性で、年齢は37歳。かつて23歳の時、働いていたアルバイト先の先輩が辞めることになり、送別会を兼ねた男性だけのカラオケ大会で円塔夏海と出会う。夏海からの積極的なキスやアプローチに嬉しさを覚えつつも、どうしても先輩の送別会の様子が気になって集中できなかったエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。アルバイト仲間からは「たにやん」と呼ばれている。

円塔 夏海 (えんどう なつみ)

谷戸啓介が23歳の時、カラオケ店で知り合った女性。当時の年齢は谷戸と同じ23歳。ボーイッシュな雰囲気を漂わせた美女。女友達といっしょにカラオケ店にやって来たところ、大いに盛り上がっていた谷戸たちの部屋を見つけ、面白そうだからと勝手に乱入した。谷戸を部屋の外に呼び出し、抱きついたり激しいキスをしたりと積極的にアプローチする。

安永 紳一郎 (やすなが しんいちろう)

通信販売サイトの運営をしている会社員の男性で、年齢は37歳。かつて23歳の時は、適当にアルバイトをしながら実家で生活をしていた。平凡に過ぎる毎日の中で、商店街のはずれにある店のスタッフだった平山あやのと親しくなる。店の閉店で一時は連絡が途絶えたものの、数年後に再会を果たす。あやのからいっしょに映画を見る「映画友達」になろうと誘われ、ほのかな恋心を抱きながら関係を続けたエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

平山 あやの (ひらやま あやの)

安永紳一郎が23歳の時に親しくしていた女性。安永が住む街の商店街のはずれにある店に、スタッフとして勤務していた。当時の年齢は19歳。店の閉店によって安永とはつながりが途絶えていたが、漫画を借りたままになっていたことを思い出し、再度連絡を取るようになる。安永にいっしょに映画を見る「映画友達」になろうと話を持ちかけ、頻繁に会うようになる。

長迫 まさゆき (ながさこ まさゆき)

Webライターを生業にしている男性で、年齢は36歳。既婚者で妻と娘が一人いる。かつて27歳の時は、派遣で入力オペレーターの仕事に就いていた。その際に同じ職場でアルバイトとしていた原ゆり子と知り合う。ゆり子が不要になったハードディスクを欲しがったことをきっかけに自宅へ招き、そのまま一泊したいという申し出を動揺しつつも受け入れたエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

原 ゆり子 (はら ゆりこ)

長迫まさゆきが27歳の時、同じ会社で入力オペレーターのアルバイトをしていた女子大学生。当時の年齢は21歳で、貞操観念はやや緩いところがある。社内でも誰とでも体の関係を持つと噂されていた。長迫がパソコンに詳しいことを知り、不要になったハードディスクをもらうために自宅へ行き、そのまま泊まると言い出すなど大胆な行動を起こす。

北坂 智大 (きたさか ともひろ)

マッチングアプリの開発をしている会社員の男性で、年齢は37歳。昔から男性器の大きさに自信が持てないでいる。かつて大学生の時、好意を寄せている先輩の岸本さきの誕生日を二人きりで祝うことになる。その帰り道にさきからキスをされ、豊満なバストを体に寄せられるなど激しい誘惑を受けたエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

岸本 さき (きしもと さき)

北坂智大が大学生だった時、大学の先輩だった女性。明るく気さくな性格の持ち主で、細身ながらもバストが大きくてスタイル抜群。岸本さき自身の誕生日に北坂を食事に誘い、帰り道にキスをしたり豊満なバストを北坂に触らせたりと、大胆な行動を起こす。

芳賀 ケンジロウ (はが けんじろう)

金融関係の仕事をしている会社員の男性で、年齢は23歳。かつて就職活動に忙しかった大学生の時、佐渡川エリと交際を開始する。エリが世間知らずのお嬢様なこともあり、デートでは芳賀ケンジロウが積極的に取り仕切っている。人生で初めて訪れたラブホテルでも、就職活動のために用意したスーツを身につけてスマートにリードしようと奮闘する。しかし、大いに空回りをしたエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

佐渡川 エリ (さどがわ えり)

芳賀ケンジロウが大学生の時、交際をしていた女性。芳賀の大学の後輩にあたり、当時の年齢は21歳。裕福な家庭で育ったことから、世間知らずなところがある。恋愛経験も少ないことから、デートでは芳賀にすべて任せている。素直な性格で、かわいらしい顔立ちをしている。

岩瀬 さつき (いわせ さつき)

ソーシャルワーカーの仕事をしている会社員の女性で、年齢は35歳。離婚経験があり、現在は趣味のベリーダンスを生きがいとしている。かつて20代半ばの時、もうすぐ入籍間近の婚約者がいるにもかかわらず、職場と同じビル内に勤務している越田圭介から積極的なアプローチを受ける。越田からのストレートな愛の告白に、いけないと思いつつも心がゆれ動いたエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

越田 圭介 (こしだ けいすけ)

岩瀬さつきが20代半ばの時、さつきと同じビルの8階の保険会社に勤務していた男性。当時の年齢は25歳。ある日、以前から気になっていたさつきに勇気を出して声を掛けたものの、もうすぐ入籍する事実を知ってショックを受ける。しかし、どうしてもさつきをあきらめきれず、積極的なアプローチを繰り返す。

城山 智史 (しろやま さとし)

ウェブプログラマーを生業にしている会社員の男性で、年齢は35歳。かつて25歳の時、地元の石川県から東京にあこがれて上京し、インターネットのオフ会で筧佐和子と知り合う。意気投合した佐和子に好意を抱き、彼女に告白するべく上司から教えてもらった個室レストランでのデートを計画したエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

筧 佐和子 (かけい さわこ)

城山智史が25歳の時、インターネットのオフ会で知り合った女性。当時の年齢は20歳で、都内でも有名な名門大学に通っていた。頭の回転が速く、興味を抱いた海外企業にインターンに出向くなど行動派でもある。オフ会に参加した際、城山と出会ってすぐに意気投合し、城山から個室レストランのデートに誘われる。

秦野 健太 (はたの けんた)

私立大学の准教授として勤務している男性で、年齢は35歳。かつて大学4年生の時、仕事のために学内に出入りしていた菊原志乃と知り合う。その後、二人きりで食事に行くなど親密な関係を続けていた。志乃に好意を抱いて告白をしたものの、明確な返事がもらえずに焦りを覚えていた。そこで志乃が食べたいと言っていた「ねぎ焼き」を土産に、告白するべく深夜に部屋を訪問したエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

菊原 志乃 (きくはら しの)

秦野健太が大学4年生の時、生命保険会社の営業をしていた女性。当時の年齢は23歳。仕事のために秦野の通う大学を訪問した際、書類を落としたことをきっかけに秦野と親しくなり、二人きりで食事に行くなど親睦を深める。同じ会社の同僚にせまられ、仕方なく体の関係を持ったが、交際に発展することはなく一方的に関係が消滅した。都合よく弄ばれたことにショックを受けている。

田所 まさお (たどころ まさお)

ニューヨークで駐在員をしている男性で、年齢は32歳。かつて大学生の時、インターネットで路上ナンパのノウハウを綴った男性のブログを発見する。幼い頃から周囲とコミュニケーションを取ることが苦手だったが、ナンパを実践することで自分を変えられるのではないかと思いつく。試行錯誤の末に山脇ちづるに声を掛け、みごと成功する。ちづると距離を縮めるべく奮闘したエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。バンド「エレファントカシマシ」の大ファン。

山脇 ちづる (やまわき ちづる)

田所まさおが大学生の時、田所からナンパを受けた女性。当時の年齢は23歳。近所の駐輪場で自分の自転車を捜していた際、田所から声を掛けられる。突然のナンパに最初は警戒していたものの、田所と同じくバンド「エレファントカシマシ」のファンであることから、少しずつ打ち解けていく。

福知山 洋子 (ふくちやま ようこ)

グラフィックデザイナーを生業にする女性で、年齢は30歳。かつて美術大学4年生の時、就職活動がうまくいかずに美術館の広告展で一人号泣してしまう。偶然同じ会場にいたヒデから声を掛けられ、励ましを受ける。その出来事がきっかけでヒデと親しくなり、恋心を寄せるようになったエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

ヒデ

福知山洋子が美術大学4年生の時、美術館の広告展で知り合った社会人の男性。洋子よりも年上で2年前に独立し、広告デザイナーとして活躍をしている。広告展を訪れた際、会場で一人号泣していた洋子に声を掛ける。食事や雰囲気のいいバーに誘うなど、洋子に対して興味のあるような素振りを見せる。

シュン

福知山洋子が美術大学4年生の時、ヒデを通じて出会った社会人の男性。洋子よりも年上で、ヒデと同じ大学の同級生。ヒデが開催している個展を訪問したところ、偶然顔を合わせた洋子と親しくなる。洋子がヒデに好意を抱いていることに気づいている。

三木 さなえ (みき さなえ)

専業主婦をしている既婚者で、年齢は59歳。かつて33歳の時、香港に魅了されて頻繁に旅行を楽しんでいた。その際に宿泊したホテルで働くダニエルと出会い、初対面から異性として意識するようになる。ナツコと別行動をしている時間にダニエルと夕日の沈むホテルの部屋で偶然二人きりになり、その後の展開を期待したエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。

ダニエル

三木さなえが33歳の時、旅行先の香港でホテルマンとして勤務していた男性。日本の男性アイドルに似た雰囲気を持つ好青年。さなえとナツコの部屋係になり、夕日が沈む最高のロケーションの中、偶然さなえと部屋で二人きりになる。出会った当初からさなえを異性として意識していた。

ナツコ

三木さなえが33歳の時、旅行友達として親しくしていた女性。さなえといっしょに香港に魅了され、何度も訪れている。さなえとの旅行中にお土産を購入するのを忘れ、急遽別行動を取る。さなえとダニエルがお互いに意識し合っていることは知らない。

君塚 浩 (きみづか ひろし)

エンジニアを生業にしている会社員の男性で、年齢は30歳。周囲に気を使い過ぎるきらいがあり、自己主張のできない気弱な性格をしている。かつて大学4年生の時、アパートの隣人である山根から、風俗店関係のアルバイトを依頼されるようになる。その日も山根を介して引っ越しを手伝うように依頼をされ、川北あかねの自宅を訪れる。作業終了後にあかねから連絡先を渡され、何か次の展開があるのではないかと大いに期待する。しかし、あかねからは思わせぶりな態度を取られ続けた苦い経験を、やれたかも委員会に打ち明ける。

川北 あかね (かわきた あかね)

君塚浩が大学4年生の時、東京都内の風俗店に勤務していた女性。当時の年齢は22歳。引っ越しをする際に手伝い要員として山根から君塚を紹介される。君塚には自分から連絡先を渡したものの、基本的には君塚からの連絡にはいっさい返信はしない。しかし気まぐれに君塚を呼び出し、いっしょに食事をするなど大いに翻弄する。細身のわりにバストが大きく、抜群のスタイルを誇る。

山根 (やまね)

君塚浩が大学4年生の時、アパートのとなりの部屋に住んでいた中年男性。ヒマそうにしていた君塚に声を掛け、ホストクラブのキッチンの臨時アルバイトを依頼する。君塚の熱心な働きぶりを見て、その後もさまざまなアルバイトを紹介し、君塚と川北あかねを引き合わせた。

野口 佑介 (のぐち ゆうすけ)

銀行に勤務する男性で、年齢は33歳。かつて大学生の時、高校の同級生で人気者だった加瀬ユリカと同窓会で再会する。その後、たびたび食事に行くなど一気に親睦を深めていったエピソードを、やれたかも委員会に打ち明ける。学生時代の友達からは「ノグ」と呼ばれている。

加瀬 ユリカ (かせ ゆりか)

野口佑介が大学生の時、高校時代の同窓会で再会した女性。コミュニケーション能力に優れ、見た目もかわいらしいことから同級生のあいだでは絶大な人気を誇っていた。キャビンアテンダントとして働いており、時間があるときにたびたび野口を呼び出し、いっしょに食事をするなど距離を縮めていく。学生時代の友達からは「かせっち」と呼ばれている。

久保原 善郎 (くぼはら よしろう)

食品会社に勤務する男性で、年齢は30歳。これまで女性と交際した経験はなく、特技は自由に涙を流すこと。かつて社会人になったばかりの時、新人研修を通して同期入社の浅宮真紀と親しくなる。研修期間が終わる日がちょうど真紀の誕生日だったこともあり、打ち上げを兼ねて二人でお祝いをしようと約束する。その日を楽しみにしていたが、時間の経過とともに真紀の態度が冷たくなっていく。

浅宮 真紀 (あさみや まき)

久保原善郎と同期入社の女性。久保原が社会人になったばかりの時、新人研修を通して知り合った。当時の年齢は23歳で、慣れない環境で奮闘していた時に、久保原と急速に親しくなっていく。新人研修が終わる日が浅宮真紀自身の誕生日でもあることから、打ち上げを兼ねて久保原に祝ってほしいとリクエストをする。しかし、時間の経過とともに久保原と距離を置き始める。

集団・組織

やれたかも委員会 (やれたかもいいんかい)

能島明、月満子、パラディソの三名で構成された集団。やれたかも委員会の審査員はやって来たゲストの「結局は諸事情により性行為までには至らなかったが、順調に事が進んでいれば体の関係を持てたのではないか?という非常に微妙なエピソード」を聞く。その後、「やれた」「やれたとは言えない」のいずれかの札を挙げ、最終的に多数決でいずれかの判定を下す。その後、「やれたとは言えない」の札を挙げた審査員からは、なぜそう思うのかの解説が行われる。また、全員一致で「やれた」の札を挙げた場合、やれたかも委員会の審査員とゲストを交えた四人で豪華な食事を食べるルールがある。

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