ゆめ色クッキング

北海道から上京してきた後藤芹香が、愛情をこめた料理で周囲の人たちを幸せにしていく姿を描いたグルメ漫画。巻末には作中に登場する料理のレシピも収録されている。「週刊少女フレンド」昭和62年20号から、誌名を変更した「少女フレンド」平成2年第1号にかけて連載された作品。

正式名称
ゆめ色クッキング
ふりがな
ゆめいろくっきんぐ
作者
ジャンル
料理
レーベル
講談社コミックスフレンド(講談社)
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概要・あらすじ

後藤芹香は、5年前に両親が離婚してから母親と離れて暮らしているため、まだ高校生ながら料理の腕はプロ並み。料理を作る時はいつも、食べる人の幸せを考えて手間ひまと愛情をたっぷりかけている。そんな芹香はある日、父親と母親を仲直りさせてもう一度やり直してもらおうと、それまで暮らしていた北海道から東京へとやって来た。ひょんなことから出会った南野草一郎の手助けを得て、芹香は母親を無事説得することに成功する。

ところが芹香はその後も人を幸せにするため、そのまま東京に残って料理を作り続けることとなる。

登場人物・キャラクター

後藤 芹香 (ごとう せりか)

高校1年生の女の子。母親を捜して、北海道から東京の伯父のもとへやって来た。料理が得意で、新しいメニューを生みだす発想も豊か。いつも食べる人の幸せを考えながら料理を作っている。料理が上手になったのは、5年前に両親が離婚した際に父親について行き、以降は家族の食事を一手に担ってきたため。

南野 草一郎 (みなみの そういちろう)

出版社で雑誌「teen's グルメ」のライター兼編集の仕事をしている男性。当初はいつもサングラスをかけていたが、途中からイメチェンをして普通の眼鏡をかけるようになった。グルメレポートの記事を手がけており、そのために美味しいと評判の店を食べ歩いている。確かな舌を持つ人物で、後藤芹香の料理の腕前も高く評価している。

(あゆみ)

後藤芹香のいとこで、2歳年上の眼鏡をかけた女性。もともとは広島に住んでいたが、デザイン学校を卒業後、さらに絵の勉強をするために上京して芹香の住むマンションに同居することになった。言いたいことはハッキリ言う、パワフルな性格。

山脇 カンナ (やまわき かんな)

料理家としてテレビなどで活躍する女性。後藤芹香の産みの母親だが、5年前に夫である後藤洋二と離婚して家を出て行った。仕事に忙殺されて仕事のための料理しかしなくなっていたが、芹香の働き掛けで夫のために料理をしていた頃のことを思い出す。

後藤 洋二 (ごとう ようじ)

後藤芹香の父親。北海道で牧場を経営しており、自家製のバターやベーコンなどを作っている。芹香が東京に行って以来、淋しい想いをしている。山脇カンナと離婚したことを後悔しており、もう一度よりを戻したいと願っている。

後藤 幸宏 (ごとう ゆきひろ)

後藤芹香の17歳離れた弟。芹香の働き掛けでよりを戻し、北海道で暮らしていた後藤洋二と山脇カンナの間に生まれた。まだ赤ん坊。

中村 真実 (なかむら まみ)

高校1年生の女子で、後藤芹香のクラスメイト。髪型はポニーテール。星野と付き合っており、彼の前では少しわがままな面も見せる。気が強く思い込みの激しいところがあり、暴走すると周囲が見えなくなってしまう。

小沢 ちさ子 (おざわ ちさこ)

高校1年生の女子で、後藤芹香のクラスメイト。実家はレストランを経営している。黒ぶちの眼鏡をかけ、体型は少しぽっちゃりしている。大人しい性格だが、意外に意地っ張りな一面も持つ。男子を苦手としているが、唯一幼なじみの清水とは気を使わず接することができる。

宮川 アキラ (みやかわ あきら)

後藤芹香と同じ高校に通う男子生徒。思ったことをすぐに口に出してしまう無神経なところがある。料理が好きではないにも関わらず、上手なので家ではいつも料理を作らされている。そのため、家庭的な女性に憧れている。芹香と知り合い、彼女に想いを寄せるようになる。

朝倉 一矢 (あさくら かずや)

カメラマンを目指している22歳の背が高い青年。南野草一郎とは仕事仲間として付き合いがある。関西弁であけすけに物を言うが、本人に悪気はない。大手新聞が主催する写真コンクールで優勝を狙っており、賞金が手に入ったら世界中を回って子供たちの写真を撮るのが夢。後藤芹香のボーイフレンドになるが、夢を追いかけて渡米する。

星野 (ほしの)

中村真実と付き合っている大学生の青年で、長く伸ばした後ろ髪を1つに束ねている。原宿のクレープ屋でアルバイトをしている。本当は真実のことを大切に想っているのだが、そのことを口に出して伝えようとせず、逆に子供扱いをしたり冷たい物言いをしてしまうので、誤解されやすい。

清水 (しみず)

高校1年生の男子。小沢ちさ子とは幼なじみで、小・中学校も同じだった。ぶっきらぼうな物言いをするが性格は優しく、ちさ子のことをいつも気にかけている。サッカー部に所属しており、女の子たちから人気がある。

中村 涼 (なかむら りょう)

中村真実の弟。中学生で野球部に所属している。思春期真っ盛りで恥ずかしがり屋な一面を持つが、食べ物に弱くケーキをごちそうされたことで後藤芹香に懐く。いたずら好きで家ではいつも真実とケンカばかりしているが、本当は優しい性格。

酒井 美和 (さかい みわ)

中学1年生の女子。中村涼に想いを寄せており、涼が懐いている後藤芹香にライバル心むき出しで料理で対決を挑む。勝負には完敗するが、その後芹香に料理を教えて欲しいと頼み込み、特訓を受けるうちに芹香に憧れの気持ちを抱くようになる。

小泉 (こいずみ)

星野の男友達。優しい性格で、女性を喜ばせるようなセリフも照れずに言えるタイプ。付き合っていた女性に振られて落ち込んでいたところ、その気持ちを吹っ切るために後藤芹香を紹介されて知り合う。それでも結局はもとの彼女とよりを戻す。

浅香 (あさか)

後藤芹香たちのクラスで国語を教えている、眼鏡をかけた23歳の女性教師。現在は新婚ほやほやで、新婚旅行はハワイに行ってきた。生徒に理解があり、とても慕われている。

森脇 (もりわき)

高校1年生の女子。新体操部の期待のホープで、マット運動を得意としている。言いたいことはハッキリ口に出す、気風のいい性格。ケーキが大好物だが、食べても太りにくい体質の持ち主。

福原 みさき (ふくはら みさき)

アイドルの少女。テレビなどでは料理好きを公言しているが、実は卵も割れないほどの料理オンチ。高飛車でプライドが高く文句ばかり口にするが、これはデビュー以降なかなか売れず、気持ちが焦っていたため。後藤芹香との出会いで、料理の楽しさを改めて知ることとなる。

今井 康平 (いまい こうへい)

かつて後藤芹香の高校のバスケットボール部に所属していたOB。実は芹香が北海道に行く前、東京に住んでいた時の隣人。当時から女子生徒に人気が高かったが、マネージャーの浅野みどりに想いを寄せており、必死に口説いて付き合うことになった。

浅野 みどり (あさの みどり)

後藤芹香と同じ高校に通う女子生徒で、芹香より1学年上。バスケットボール部のマネジャーを務め、部のOBである今井康平と付き合っている。ドジでそそっかしいため自分に自信がなく、女子生徒に人気のある康平に自分が選ばれたことにプレッシャーを感じている。

安藤 さとし (あんどう さとし)

後藤芹香、中村真実、小沢ちさ子の高校1年生の時のクラスメイトで、かつてちさ子が好意を抱いていた相手。2年生になって別のクラスになった。ちさ子のことを太っているとからかって幻滅させたが、実は当時からちさ子のことが好きだった。

山崎 由貴 (やまざき ゆき)

後藤芹香の北海道の家の隣に住む女性。実家は牧場を経営している。馬が好きで、乗馬の腕はかなりのもの。料理も好きでコンクールへの出場を予定していたが、可愛がっていた馬のお産が重なったことで出場を断念する。

張 李花 (ちゃん りーほあ)

中国人の父親と日本人の母親を持つハーフの少女で、香港に住んでいる。後藤芹香と同い年。3年前に仕事で香港を訪れた南野草一郎と出会い、彼に想いを寄せるようになった。広東語、日本語、英語の3か国語を話せる大人っぽい美人だが、口が悪く性格もきつい。

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