りとうのうみ

豊かな自然と透き通った海に恵まれ、暖かい人々が暮らす島。そんな島で育った少女を中心に、周囲の人々との繋がりや日々の出来事を綴ったヒューマンドラマ。何気ない日常生活のひとコマを、まるでその島で実際に生活しているかのようにゆったりと描く。「季刊GELATIN」2009年2月から2010年10月にかけて連載された作品。

正式名称
りとうのうみ
作者
ジャンル
ヒューマンドラマ
レーベル
WANIMAGAZINE COMICS(ワニマガジン社)
関連商品
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概要・あらすじ

青い海と豊富な自然が魅力的な那間古島。小波間海は、この本島から少し離れたところにある久良慶島で育った。那間古島にある那間古ダイビングサービスに所属しており、自身で舟も操る。久良慶島と那間古島の間には仲間島という、子供の交流の場として使われる島がある。海の友達であるヨースケもその交流に参加し、無事に合宿を終える。

だが、仲間島の合宿所にヨースケが忘れ物をしてしまい、海はヨースケの忘れ物を取りに舟で仲間島に戻る。

登場人物・キャラクター

小波間 海 (こはま うみ)

久良慶島で育った少女。ショートカットの髪型で、中世的な顔立ちをしている。基本的にのほほんとしており、何かあってもあまり驚かないマイペースな性格。クラゲのようにユラユラしてつかみどころのないタイプだが、周囲の人たちを大切に思っている。店長やナミらと一緒に、那間古島にあるダイビングショップ「那間古ダイビングサービス」で働いている。 スキューバダイビングに関しては素人だが、幼い頃からずっと素潜りしているため、泳ぎはイルカのように優雅。周辺の島々を熟知していることもあり、「那間古ダイビングサービス」の広報活動に使うための写真を日々撮影している。

ヨースケ

那間古島に住む12歳の男の子。8つ上の兄と同じ島で暮らしている。小波間海とは島でよく遊ぶ友達であり、ヨースケが仲間島に忘れたものを、一緒に舟で取りに行くことになった。優柔不断なところもあるが、これと決めた時は頑固で譲らない一面があり、密かに想いを寄せる女性がいる。

安和杜 志麻 (あわもり しま)

久良慶島で暮らす長髪の少女。同じ島で暮らす小波間海とは仲が良く、一緒に遊ぶことも多い。実家は久良慶島で唯一のスーパーを経営しており、祖母と母親の手伝いをする毎日を送っている。スーパーでの手伝いを誇りに思っており、しっかり者で責任感も強い。一方で時々ドジを踏むことがあり、そんな時には海に助けてもらうこともある。

店長 (てんちょう)

那間古島に住んでいる38歳の男性。島でダイビングショップ「那間古ダイビングサービス」を経営している。従業員に小波間海、ナミなどがいる。主に島民を相手にした業務を展開しているが、あまり繁盛はしていない。そこで本土からの客を獲得しようと考え、那間古島を知り尽くしている海に、広報用の写真を撮ってほしいと依頼。 店長自身も島の魅力をもっと知ってもらおうと活動中。

ナミ

那間古島にあるダイビングショップ「那間古ダイビングサービス」に勤める女性。年齢は21歳。店の仕事をしながら、スキューバダイビングのインストラクターも務める。小波間海の先輩にあたる女性でしっかり者。また小さい頃から海を知っており、スキューバダイビングの素人である海に、ダイビング技術を教えている。海にとって頼れる先輩。

小波間 洋子 (こはま ようこ)

小波間海の姉。久良慶島を出て現在はOLをしている。年齢は23歳。マイペースな性格の海とは違い、しっかり者で優しい。のんびりした海を心配して、時に厳しく接することもある。自分の故郷である久良慶島には、海の様子を見にちょくちょく帰って来ている。

又善 (またよし)

那間古漁協の職員で年齢不詳。かなり高齢だが、外見とは違って健康的で、人間離れした動きをする。そのため、島の子供たちからは、「キジムナーの化身」と恐れられている。厳しい一面も見せることがあるものの、実は優しい心の持ち主。

古城 菜央 (こしろ なお)

那間古島に住む12歳の女の子。民宿「古城」の看板娘で、ガイドも務めている。ひょうひょうとした性格ながら、世話好きで社交的なため、特に同年代の男の子からは評判がいい。島のことは何でも知っており、訪れた観光客にダイビングショップ「那間古ダイビングサービス」のことを教えた。

集団・組織

那間古ダイビングサービス

那間古島に住んでいる島の人をターゲットに展開しているダイビングサービス。オーナーは店長で、従業員に小波間海、ナミがいる。那間古島の魅力を伝えるため、日々熱心に活動している。那間古島は世界でも有数のダイビングスポットだが、島への交通手段があまりなく、また観光に力を入れていないこともあって、店にはあまり客が来ない。 そこで最近はホームページを開設し、本土の観光客を呼び込む施策に出ている。これにより、「那間古ダイビングサービス」は徐々に注目を集めている。

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