常務島耕作

常務島耕作

作品発表当時の経済状況、政治状況、国際的な事件を物語に織り込みながら、日本屈指の大企業で常務取締役となった島耕作が、日本中国インドなどアジアを股に掛け、ビジネスの世界で奮闘する姿を描く。弘兼憲史の代表作『エピソード1 課長島耕作』から続くシリーズ第4作目。

正式名称
常務島耕作
作者
ジャンル
ヒューマンドラマ、人間ドラマ
レーベル
モーニングKC(講談社) / 講談社漫画文庫(講談社)
関連商品
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概要・あらすじ

大手電器メーカー初芝電器産業に勤務する島耕作は取締役から常務取締役へ昇進、中国全土を担当する中国担当常務を務めることとなる。反日運動の高まり、待遇改善を訴えるストライキ、悪質な著作権侵害など、さまざまな問題が巻き起こり、島耕作はその対処に奔走する。一方、初芝電器産業と業務提携をする中国の大手家電メーカー出発集団のCEO孫鋭はインド進出を計画。

それを察知した島耕作もインドでの事業を本格化させるべく動き出す。そんな中、インド国内で勃発した同時爆弾テロ。島耕作は偶然そのテロ組織の情報を入手し日本政府へ報告したことから、日本政府からも注目されるようになる。

そして勝木清春社長の引退に伴い島耕作は専務取締役への昇進を果たす。

登場人物・キャラクター

主人公

キャラクター紹介『島耕作シリーズ』の主人公。1947年9月9日生まれ。1970年に大手電器メーカー初芝電器産業に入社した団塊世代のエリート。派閥争いに巻き込まれて左遷されることも多いがそれを糧に変える... 関連ページ:島 耕作

島耕作の中国での秘書。河南省出身、兄と姉の三人兄妹。慶應大学に2年間留学。仕事に忠実で島耕作をサポートしつつ、中国人としての誇りも持っている。爺フェチで万亀健太郎に猛烈にアタックし愛人となったり、涂紫... 関連ページ:謝 萌縁

中国で三本の指に入る大手家電メーカー出発集団のCEO(経営最高責任者)。初芝電器産業の創始者吉原初太郎の著書で経営哲学を学ぶ。北京にやってきた馬島典子にひと目ぼれし猛烈にアタックする。初めは一般的な労... 関連ページ:孫 鋭

島耕作が中国に赴任していた時代の部下。上海勤務が長く、中国語も堪能で、中国の社会事情に詳しいため島耕作から頼りにされる。剣道5段の腕前を持つ。栄楽のホステス笑蘭が愛人。島耕作と国分圭太郎島耕作の評価は... 関連ページ:国分 圭太郎

キャラクター紹介初芝電器産業のアジア地区販売担当役員。56歳。韓国ソウルに滞在中に島耕作の訪問を受ける。故中沢喜一に心酔し、一匹狼的な立場で、同じような考えを持つ島耕作を気に入っていた。次期社長として... 関連ページ:郡山 利郎

初芝電器産業取締役。郡山利郎の後を引き継ぎ、北京初芝産業董事長(会長)に就任。昼食は常に北京初芝産業本社や工場の社員食堂で従業員と一緒にとるなど、中国社会に溶け込むことに懸命で、中国語も語学学校に通っ... 関連ページ:小栗 忠光

島耕作が初芝電器産業営業本部販売助成部総合宣伝課課長時代の部下で、37歳の既婚者。人事ファイルによれば「英・仏・スペイン語・イタリア語に精通、海外事業所に10年勤務、海外業務のスペシャリスト。初芝社長... 関連ページ:八木 尊

キャラクター紹介 初芝電器産業の創始者吉原初太郎の隠し子でTECOTの大株主。1967年8月8日生まれ。島耕作が課長時代から男女関係があり、互いに束縛されるのを嫌っていたが、子宮癌の発症を機に島耕作に... 関連ページ:大町 久美子

男全 マキ

元上海初芝電産の社員で島耕作の同期だった平瀬健一の愛人。孫鋭の日本での秘書兼ガールフレンドでもある。国際線の元スチュワーデス。二股を掛けていることを島耕作に知られ、抱き込もうと策略を巡らすが相手にされず失敗する。孫鋭の子を妊娠、インドに渡って孫鋭の現地妻となる。

キャラクター紹介初芝電器産業第6代社長。企画力があり、義理人情に厚く部下から慕われている。社長退任後も初芝電器産業に残ってトップ人事に幾度となく奔走、社長島耕作を誕生させるに至る。長年連れ添った愛人栗... 関連ページ:万亀 健太郎

初芝電器産業経理本部部長。冷静な状況判断ができることで万亀健太郎が次期社長として大泉裕介に推薦。平成13年度の取締役会で第8代社長に就任した。経歴中国の大手家電メーカー出発集団と京都で事業提携を結ぶ。... 関連ページ:勝木 清春

キャラクター紹介初芝電器産業第4代社長大泉裕介の愛人だったが、島耕作とも関係を持つ。しかし大泉裕介が倒れた後は献身して島耕作とは良き友人になる。大泉裕介死後、島耕作が赴任していた中国に渡り、北京でカウ... 関連ページ:馬島 典子

村主 主税

インドの首都デリーにあるハツシバ・インディア営業所長。インドに10年近く赴任し、インドのビジネスについて、視察に訪れた島耕作にレクチャーする。

インドの映画女優。孫鋭と男全マキが開いたパーティで島耕作と知り合う。初芝電器産業の大型プラズマテレビに興味を持ち、商品を富裕層へアピールする戦略のヒントを島耕作に与える。 島耕作とビパーシャー・ジンタ... 関連ページ:ビパーシャー・ジンター

初芝電器産業取締役。48歳、独身。勝木清春の親戚筋で次期社長の座を巡る派閥争いに巻き込まれるが、自身は興味ない。島耕作と四谷嵐子島耕作を慕っているが相手にされない。経歴東京大学法学部卒、通産省入省、イ... 関連ページ:四谷 嵐子

集団・組織

初芝電器産業

『島耕作シリーズ』に登場する架空の企業。島耕作が勤めている日本最大手の電器メーカーで、カリスマ経営者吉原初太郎が町工場から育て上げた。初代社長吉原初太郎、第2代社長木野穣、第3代社長苫米地功、第4代社... 関連ページ:初芝電器産業

出発集団

『島耕作シリーズ』に登場する企業。中国で三本の指に入る大手家電メーカー。初芝電器産業とは業務提携している。CEO(経営最高責任者)は孫鋭。孫鋭の理念で引き抜きを行わず、生え抜きの社員を揃える。歴史・沿... 関連ページ:出発集団

場所

鬼やんま

馬島典子と銀座で親しかった夕子が北京に開いたカウンターバー。その後、夕子から馬島典子に経営が引き継がれる。夕子の時代はほとんどの客が日本人ビジネスマンだったが、馬島典子がママになってからは、孫鋭に紹介... 関連ページ:鬼やんま

栄楽

上海にあるクラブで日本人ビジネスマンの多くが集まる。ママは岸紅子。国分圭太郎の愛人、笑蘭はここのホステス。 関連ページ:栄楽

栄華飯店

『エピソード4 常務島耕作』に登場する店。島耕作が住む新宿のマンションの近所にある四川の家庭料理をメニューの中心にした小さな中華料理店。オーナーは西安出身の涂紫雷。

関連

島耕作シリーズ

大手電機メーカー初芝電器産業に務める島耕作が課長から社長へと昇進して活躍する約30年間を描いた弘兼憲史の代表的シリーズ作品。初期はサラリーマンの悲哀、オフィスラブを中心にした物語だったが、出世するにつ... 関連ページ:島耕作シリーズ

書誌情報

常務島耕作 全6巻 講談社〈モーニングKC〉 完結

第1巻

(2005年7月発行、 978-4063724554)

第2巻

(2005年10月発行、 978-4063724721)

第3巻

(2006年2月発行、 978-4063725018)

第4巻

(2006年6月発行、 978-4063725285)

第5巻

(2006年10月発行、 978-4063725582)

第6巻

(2007年1月発行、 978-4063725742)

常務島耕作 全4巻 講談社〈講談社漫画文庫〉 完結

第1巻

(2011年10月発行、 978-4063708165)

第2巻

(2011年10月発行、 978-4063708172)

第3巻

(2011年11月発行、 978-4063708219)

第4巻

(2011年11月発行、 978-4063708226)

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