アカゴヒガン

アカゴヒガン

産婦人科医の立木梅子は、子供が大好きだったが、自身は子宝に恵まれず、不妊治療をしていた。不妊治療の結果が出る夜、生まれたばかりの赤子たちが、化け物へと変貌する事件が各地で起きる。か弱い存在だったはずの赤子が、人々を襲う様子を描いた、サバイバルパニックホラー。小学館「月刊サンデーGXデジタル版」2020年8月号より連載を開始。

正式名称
アカゴヒガン
ふりがな
あかごひがん
作者
ジャンル
ホラー
レーベル
サンデーGXコミックス(小学館)
巻数
既刊6巻
関連商品
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概要・あらすじ

産婦人科医の立木梅子は、子供が大好きで患者からの信頼も厚い女医だった。梅子は、勤務先の立木病院の跡取り、立木ハルトの妻である。しかし、二人のあいだには子供ができず、不妊治療を続けていた。梅子の3回目の不妊治療の結果が出る日、あるアパートで、赤子が両親から虐待を受ける。そして、酔っ払いの父親によって殴られ続けた赤子は、ついに息絶えた。死体をどこかに捨てようと、両親がガムテープでぐるぐる巻きにしていると、赤子が突如目覚め、巨大なゴキブリのような異形に変貌。その長い脚で両親を刺し殺してしまう。この事件を皮切りに、全国各地で赤子が化け物へと変身して人々を襲い始めた。梅子がいる立木病院でも同様だった。悲鳴を聞いて、新生児室に駆けつけた梅子は、おびただしい死体を目にする。床に座っていた化け物の仕業らしい。梅子が愕然としていると、外から窓ガラスを破って、別の化け物が襲ってきた。逃げ惑う梅子は、院内でハルトと再会する。ハルトは、病院で人々を襲っている化け物の正体が赤子であること、そして、不妊治療の結果、梅子のおなかに新しい命が宿ったことを告げる。それを聞いた梅子は、この地獄のような状況を脱し、自分の命に代えても子供を産むことを決意する。

登場人物・キャラクター

立木 梅子 (たちき うめこ)

立木病院に勤務する産婦人科医。子供好きで、患者からも信頼されている女医。夫である立木ハルトとのあいだに子供ができず、3年間不妊治療を続けていた。各地で赤ん坊が化け物に変貌する事件が起きた日に、自分が新しい命を授かったことを知る。父子家庭で育ち、幼少時は父親からの暴力を受けていたが、ハルトと知り合い、立木家に救われる。

立木 ハルト (たちき はると)

立木梅子の夫。立木病院の跡取り息子で、梅子の同僚でもある。幼い頃、父親からひどい仕打ちを受けていた梅子と知り合い、彼女に救いの手を差し伸べた。

書誌情報

アカゴヒガン 6巻 小学館〈サンデーGXコミックス〉

第1巻

(2020-12-18発行、 978-4091576170)

第2巻

(2021-04-19発行、 978-4091576316)

第3巻

(2021-07-19発行、 978-4091576446)

第4巻

(2021-11-19発行、 978-4091576620)

第5巻

(2022-04-19発行、 978-4091576781)

第6巻

(2022-08-19発行、 978-4091576859)

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