アシダカ ~闇マネー狩り~

アシダカ ~闇マネー狩り~

非道な裏ビジネスで荒稼ぎする悪人たちを追い詰め、社会の害虫たちの四肢の骨を折り畳み、その闇マネーを表社会に放って漂白する、畳み屋・アシダカの戦いを描くクライムバイオレンス。「週刊漫画ゴラク」で2019年9月から掲載の作品。

正式名称
アシダカ ~闇マネー狩り~
ふりがな
あしだか やみまねーがり
原作者
俵家 宗弖一
作画
ジャンル
裏社会・アングラ
関連商品
Amazon 楽天

あらすじ

世間で話題になっている動画投稿者のアシダカは、非道な闇ビジネスでアングラマネーを稼ぐ悪人たちを追い詰め、文字どおり四肢を折り畳む、謎の私刑執行人。四肢を虫のように折られて体を丸められ、半殺しにされた悪人が、人を騙して稼いだ金を寄付すると詫びる動画は、人々から注目を集めていた。撮影と動画投稿を担当するミツバチの助けを借りながら、アシダカは次々と社会の害虫を始末していく。そんな彼が狙う闇マネーのスポンサーは、いつも同じ人物であるという共通点があった。その人物とは、裏社会の超大物フィクサーである山城という男。アシダカは、仮想通貨の取り引きを利用して、ついに山城から5000億円を奪い取ることに成功し、その全額をJSP細胞の研究基金に送金する。一方、5000億という大金を失った山城も、アシダカを捕らえようと動き出す。

登場人物・キャラクター

アシダカ

非道な闇ビジネスでアングラマネーを稼ぐ犯罪者を捕らえる、謎の私刑執行人。犯罪者を始末する際は、セミモヒカンの長髪を後ろでしばり、「畳」の文字がプリントされたスカーフで口元を隠し、「アシダカ」を名乗る。この名前は、見た目はグロテスクだが、病原菌まみれのゴキブリや害虫を殲滅するまで食べ続ける益虫「アシダカグモ」に由来する。もともとは戦国時代から続く殺人技・神體(しんてい)流柔術の使い手であり、横綱相手でも素手で倒すことができる。その技でターゲットを二度と闇ビジネスに手も足も出せないよう、両腕両足の骨をすべて折り、体を風呂敷包みのごとく折り畳むすご腕の「畳み人」。本名は「武田」で、かつては妻と重い心臓病を抱えた3歳の娘・マミとふつうに暮らしていた。しかし娘の心臓移植を条件に、裏社会の超大物フィクサーである山城のボディガードとなった過去を持つ。ボディガード時代は、「骨(コツ)」のコードネームで呼ばれ、側近護衛として選抜された五名のうちの一人だった。

ミツバチ

アシダカが犯罪者を折り畳む様子を撮影し、動画投稿を担当する青年。危険な裏稼業ながら、アシダカの残酷な処刑に臆することなく、面白がって参加している。アシダカの正体を知る唯一の人物だが、アシダカの過去については知らない。

幽幽

アシダカが利用している情報屋。パチンコの景品交換所のような小屋の中におり、姿を見せることはない。闇クジ5万円分と言って、知りたい情報を書いたメモと代金を渡すと、すぐにメモで情報を得られる。情報だけでなく、クローンSIMカードなどの裏ツールも提供してくれる。言葉も発することはなく、左手しか見えないが、人差し指と中指以外の指は欠損している。残った2本の指の爪にはマニキュアをしているため、女性と思われる。

山城

日本を裏で支えているといわれる、裏社会の超大物フィクサー。初老の男性で、一人称は「ワシ」。山城が手掛ける裏ビジネスは、蟻の巣のように日本全国に張り巡らされ、数百億円もの選挙資金を貸し付けて当選させた国会議員に命じて、自分の闇ビジネスに有利な法案を成立させている。こうして儲けた巨額の闇マネーをばら撒き、表社会から裏社会までをも牛耳っている。

(ぎょく)

山城のボディガードを務める男性。全部で21人いる山城のボディガードの中で、側近護衛として選抜された五名のうちの一人。「玉」はコードネームで、本名は不明。眉毛がなく、目の周りと唇に不気味なメイクをし、黒いスーツを着用している。かつて山城を裏切ったアシダカの右目を指でくり抜いた。

(しん)

山城のボディガードを務める男性。全部で21人いる山城のボディガードの中で、側近護衛として選抜された五名のうちの一人。「針」はコードネームで、本名は不明。長髪で髭を生やし、落ち着いた雰囲気を漂わせた人物で、黒いスーツを着用している。かつて山城を裏切ったアシダカに強力な麻酔薬を注射した。

(は)

山城のボディガードを務める男性。全部で21人いる山城のボディガードの中で、側近護衛として選抜された五名のうちの一人。「刃」はコードネームで、本名は不明。金髪で目つきが悪く、左のほほに傷があり、サングラスをかけ、黒いスーツを着用している。かつて山城を裏切ったアシダカの両脚に2本の投げナイフを命中させて足止めし、アシダカの右目を切り裂いた。

(じょう)

山城のボディガードを務める男性。全部で21人いる山城のボディガードの中で、側近護衛として選抜された五名のうちの一人。「縄」はコードネームで、本名は不明。スキンヘッドでがっしりした体格をしており、黒いスーツを着用している。かつてアシダカが山城を裏切った際、アシダカに対して網を射出し、捕えようとした。

マミ

アシダカの一人娘で、年齢は3歳。重い心臓病を抱えていたが、日本では6歳未満の子供の心臓移植は不可能なため、絶望的な状況にあった。だが、アシダカが山城のボディガードを引き受けることを条件に、山城の力で心臓移植が実現した。

金満 (かねみつ)

暴力団「金満組」の組長を務める男性。事故物件で買い手のつかない廃寺を買い取り、金満はエセ住職になりすまし、組員たちも坊主に仕立て上げている。広大な寺の敷地の墓地を取り壊してプレハブ宿舎を4棟建て、東京や神奈川から連れてきた浮浪者たちを住まわせ、彼らが受け取った生活保護費をお布施として没収している。その金額は毎月3億9千万円にものぼり、そのすべてが税金である。

百薬サプリ社長

製薬会社「百薬サプリ」で社長を務める男性。60代、70代からでも若さと美貌を取り戻せると売り出しているサプリ「ミツヨ・プラセンタ」が人気となっている。「ミツヨ・プラセンタ」の原料は、国産豚の良質な胎盤と宣伝しているが、実際は殺処分された犬や猫の胎盤が使用されており、購入者が死亡する事件も起きている。

墨凰 (ぼくおう)

山城と手を組んでいる現役の横綱。「SUMAU」という世界規模の格闘技団体を設立し、相撲連盟を潰そうとしている。十両以上の力士を闇マネーで「SUMAU」に引き抜こうとしており、従わない力士は土俵上で反則エルボーを放ち、次々と病院送りにしている。

横浜パソ社長

企業「横浜パソ」の社長を務める男性。被災地への援助と言いながら、実際は中国企業とつるんで日本人の個人データを闇サイトに売買している。「災害(ピンチ)は金儲け(チャンス)」をモットーにしている。

ヤマネ

TVのワイドショー番組「ヤマネ☆ワイド」で司会を務める男性。山城の息がかかっており、番組内でアシダカのことを人間の両腕両脚の骨を折ることに性的快楽を得る異常者で、動画の広告収益で荒稼ぎしていると、アシダカバッシングを展開している。とある筋から得た情報を基に、仮想通貨に全財産の10億円を投資する。

クレジット

原作

俵家 宗弖一

SHARE
EC
Amazon
logo