アルカサル-王城-

14世紀のイベリア半島中央部に実在したカスティリア王国(現在のスペイン)、その王として15歳で即位したドン・ペドロ1世は、怒りの激しさで「残酷王」と呼ばれ、また公平さで「審判王」とも呼ばれた。後世の評価が別れるこの人物の、激烈なまでの支配への欲望と尋常でない行動力を好意的に捉えて波乱万丈の人生を描いた、歴史ロマン大作。

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正式名称
アルカサル-王城-
作者
ジャンル
大河史劇
レーベル
プリンセスコミックス(秋田書店) / 秋田文庫(秋田書店)

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アルカサル-王城-(漫画)の総合スレッド
2016.01.25 12:33

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概要

イベリア半島中央部に実在したカスティリア王国、その王である父の病死により、即位したドン・ペドロ1世は、恐ろしく精力的かつ直情径行な男であった。即位当初は宰相の傀儡に甘んじていたが、18歳の時に自らの新政権を発足させる。しかし反発勢力の抵抗に合い、王という名称以外のすべての権力を失う。ドン・ペドロ1世は反省し力を蓄え、権力を取り戻して21歳でカスティリャ王国の専制君主となった。

以後、国内では冷酷な政治を行い、また近隣の王国をも併合して支配しようと、様々な策略をもって激しい戦いを繰り広げる。

登場人物・キャラクター

主人公
イベリア半島中央部に実在したカスティリア王国の王子として1334年に生まれる。しかし、父アルフォンソ11世の心は、王妃マリアでなく愛妾レオノーラに向いていたため、彼と母のマリアは王宮より離れた城に追い...
ドン・ペドロの愛妾、のちに正式に妻となる。ドン・ペドロが少年の頃から、彼の母である王妃マリアの侍女であったが、ドン・ペドロの即位後、宰相ダンブルケルケにあてがわれて愛妾となった。ドン・ペドロは、正式な...
ドン・ペドロの異母兄。アルフォンソ11世と愛妾レオノーラ・デ・グズマンの間に生まれた双子の兄。自己中心的で、手段を選ばない冷酷さを持つ。庶子だがアルフォンソ11世の愛を受けて育ったため、王位に対する執...
カスティリア王国の王でドン・ペドロの父。元ポルトガル王女だった王妃マリアとの間に、嫡子ドン・ペドロ1世をもうけるが、愛は常に愛妾レオノーラ・デ・グズマンに向かっており、レオノーラが権力を濫用するのを容...
カスティリア王国の宰相。アルフォンソ11世が死ぬまでは、王妃マリアとドン・ペドロ1世を擁護してきた。のちに15歳で即位したドン・ペドロ1世の後見人として、カスティリア王国の権力を握る。後に、傀儡である...
宰相ダンブルケルケなどの手配によりドン・ペドロ1世の正式な王妃としてフランスからやって来た公女。プライドが高く、これがドン・ペドロが嫌悪する母、王妃マリアと同じであったため、王よりを拒絶される。ドン・...
マリア・デ・パデリアの兄。ダンブルケルケを追い出した際、カラトラバ騎士団長になり、以後ドン・ペドロ1世を宮廷で支えたり、戦場でもり立てる。
マリア・デ・パデリアの叔父。ドン・ペドロ1世の宰相となる。政治・戦争の両面からドン・ペドロを甥とともに支える。
ガリシアの騎士。美人の妹ホアナがドン・ペドロの情熱的な恋の対象になるが、すぐ捨てられたことに怒り、エンリケらと同調してドン・ペドロの権力を剥ぎ取る一翼を担う。この件でエンリケの妹カタリナと結婚するが、...
ドン・ペドロの財務官。ユダヤ人。ダンブルケルケが追い出された後、財務官に任命される。ドン・ペドロが権力を剥ぎ取られたあとも見捨てることなく仕え、その財力で反対勢力の買収などを行い、ドン・ペドロ復活の中...
カスティリア王国の隣国の中で、一番ドン・ペドロと争った王。逃げこんできたエンリケを利用したり、グラナダ王国の政変に背後から介入した。また、あまり美人でない娘たちを結婚政策に用いようと努力している。実在...
コルドバの騎士だが、さほど名家の出ではない。ある城内で起こった小さな反乱に立ち向かったことで、剣の才能と忠義心をドン・ペドロに評価され、侍従となり重用される。時として秘密の死刑執行の役を負わされること...
サンチアゴ騎士団長として、戦場で腕をふるった。それまでサンチアゴ騎士団長だったファドリケ(エンリケの双子の弟)が、エンリケの陰謀でドン・ペドロに殺されたあと、任命された。さらにその後には、信頼されてド...
カスティリア王国の南にある回教国グラナダ王国の王。カスティリア王国の庇護を受けていたが、アラゴン王国とムハンマド5世の弟イスマイルが密約を交わし、ムハンマド5世を追い落として、イスマイルが王位に就く。...
グラナダ王国の宰相だったが、新たに王になったイスマイルが変死したため、自らが国王となる。最初からそれが目的で王弟イスマイルをそそのかした。ドン・ペドロと激しい戦いを繰り広げる。
カスティリア王国の東北にある、ナバーラ王国を支配する王。「悪人王」という名の通りに、カスティリア王国とアラゴン王国を相手に、狡猾な政治を行う。実在の人物であるナバーラ王カルロス2世がモデル。