イグアナの娘

イグアナの娘

母娘の愛憎と確執を描いた作品。

概要

青島ゆりこは自分の産んだ長女青島リカの姿がイグアナのように見えてしまい、愛することができなかった。娘である青島リカもまた、母にイグアナだと言われ育てられたことからイグアナとして自認するようになる。周囲にいる普通の「人間」たちとの相違に苦しむが、やがて成長と共に、自分の生きる道を模索するようになった。

「イグアナのように見える」という比喩表現をビジュアル化し、母と娘の愛憎や心理的確執を描いた作品。

登場人物・キャラクター

青島 リカ

幼い頃から母青島ゆりこに愛されず、「ブス」「グズ」と容姿や行動を罵られながら育てられた。ゆりこがリカのことをイグアナにしか見えないと言っていたのを聞いたことから、自己認識がイグアナの姿になっている。成績は良く、運動神経も良い。ゆりことリカ本人以外の人間の目には、黒髪の美人に見えている。

青島 ゆりこ

青島リカの母親。長女リカがイグアナの姿にしか見えず、愛情を持てないまま育てた。次女の青島マミは人間に見えるため、過剰に贔屓し可愛がっている。家庭訪問の先生にリカの成績の良さを聞かされるまで、ずっとマミの方が頭が良いと思い込んでいた。

青島 マミ

青島リカの妹。母親である青島ゆりこに過剰な贔屓を受け、可愛がられながら育てられた。母が姉リカを罵りバカにするのをそのまま事実と思い、姉を軽んじていた。しかし成長するにつれ、姉は自分よりも頭がよく美人として見られる存在であることを理解する。

牛山 一彦

青島リカが大学で出会った牛のように大柄な男性。リカと意気投合し、卒業後即結婚。実家のある北海道にリカを連れて移り住んだ。三浪していたため、姑である青島ゆりこからは快く思われていない。

青島家の父

青島リカと青島マミの父親で、青島ゆりこの夫。ゆりこと違い、リカの姿も普通の人間に見えており、姉妹の隔てなく可愛がっている。

安田 静男

青島リカと大学で出会った羊のような男性。リカと交際するが、上手く行かず別れた。

のぼる

青島リカの小学校時代の同級生。リカを野球部に誘う。

書誌情報

イグアナの娘 全1巻 小学館〈PFコミックス〉 完結

第1巻

(1994年7月発行、 978-4091720320)

イグアナの娘 全1巻 小学館〈小学館文庫〉 完結

第1巻

(2000年12月発行、 978-4091913814)

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