概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
伊吹 マリア (いぶき まりあ)
赤ん坊の時に修道院前に捨てられていた少女。16年間厳格な修道院で育てられたため世間知らず。極端に純粋でまっすぐなところがあり、他人を疑うことを知らない素直な性格。自分を援助し続けてくれている「ガブリエル様」を慕っている。彼からの手紙で自分に身内が存在することを知り、修道院を出て白峯学園への入学を決意する。
阿部 聖哉 (あべ せいや)
白峯学園に通う男子高校生。女性関係にだらしがない、いわゆる女たらし。しかし伊吹マリアと出会い、彼女に関わるうちに次第に心惹かれていく。そしてマリアの純粋さに触れ、阿部聖哉自身も変わっていく。
シスターベルテ
伊吹マリアが育った修道院のシスター。マリアに対して必要以上に厳しく接することが多い。マリアが修道院を出ることに反対し、ことあるごとに修道院に戻るように促す。
尚人 (なおと)
白峯学園に通う男子高校生。阿部聖哉のクラスメイトで、同じ下宿先で暮らす親友。いつも聖哉と行動を共にしており、どんな時にも密かに彼を支える、かけがえのない存在。
マザーテレジア
修道院で伊吹マリアを16年間育ててきた尼僧。暖かく優しい人柄で、大きな心を持った女性。修道院を出て白峯学園で身内を探したいというマリアの申し出を快諾し、入学のための協力を申し出る。
ガブリエル
伊吹マリアが修道院にいる間、手紙という手段で彼女の支えになってきた男性。手紙に記されている差出人の名前が「G」となっていたことから、マリア自身が「ガブリエル様」と命名した。いわゆる「あしながおじさん」で、その正体は不明。彼からの手紙により、マリアの身内が白峯学園に存在することが発覚する。
朱音 (あかね)
阿部聖哉の親戚の14歳の女子中学生。聖哉を慕って彼の下宿先に現れた。海外に赴任した両親が帰国するまでの間、聖哉と同じ下宿の伊吹マリアの部屋に居候することになる。気が強く、思ったままの言動で、周りを巻き込むことが多い。
用務員 (ようむいん)
白峯学園の用務員を務める男性。一人暮らしの寂しさからか、頑固で聞く耳を持たない、偏屈気味な性格。酒に酔って怪我をした際、伊吹マリアに献身的に介抱されたことにより、心を開き始める。
カイン
伊吹マリアに対し激しい恨みを抱き、マリアの身内探しを妨害しようとする白峯学園の男子生徒。「カイン」はマリアが付けた呼び名で、うさぎの面をつけているため、その正体は不明。
五條 克己 (ごじょう かつみ)
白峯学園に通う男子生徒。五條財閥の跡取り。伊吹マリアの「あしながおじさん」であるガブリエルを名乗る人物。五條財閥の遺産を狙う親戚たちから、植物状態の祖父と、精神を病んだ母親を守っている。行き場を失ったマリアに優しく接して自宅の部屋を提供し、次第に近しい存在になっていく。
五條 静 (ごじょう しずか)
五條克己の母親。ある時から精神を病み、家族と日常生活を送ることが困難になった。現在は世間との関わりを絶ち、五條家の奥の棟で一人隠居生活を送っている。
書誌情報
エンジェル★ウォーズ 4巻 講談社〈講談社コミックスフレンドB〉
第1巻
(1995-02-13発行、978-4063029796)
第2巻
(1995-06-13発行、978-4063029925)
第3巻
(1995-10-01発行、978-4063030051)
第4巻
(1996-01-12発行、978-4063030167)







