カラダ探し

ウェルザードの小説『カラダ探し』のコミカライズ作品。50年前に発生した殺人事件を発端とした、夜の高校校舎内で行われるサスペンスホラー。殺人鬼でもある死霊「赤い人」と、強制的に参加させられた高校生達の命がけの追いかけっこ。「カラダさがし」に失敗すると、時間を巻き戻されてしまう。そのため、同じ夜を延々と続けなくてはならず、参加者達は次第に精神に異常をきたしていく。そんな極限状態における葛藤、そして新たに生まれる友情を描く。「少年ジャンプ+」2014年9月26日から配信の作品。

正式名称
カラダ探し
原作者
ウェルザード
漫画
ジャンル
オカルト
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
全16巻
関連商品
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あらすじ

第一夜(第1巻~第7巻)

50年前、幼女が強姦後に殺害され、遺体をバラバラにされたという凄惨な事件があった。これを発端に、ある高校ではその犠牲者の幼女が死霊「赤い人」となり、生徒の体を八つに分割するという怪談「赤い人の呪い」が語り継がれるようになった。これは身体を分割された生徒が、校舎内に隠された自分の身体を集めてくれ、とほかの生徒に頼むというもので、すべての体を集め終わらなければ時間が戻り、永遠にそれを繰り返す事になるという。

ある夜、森崎明日香伊勢高広柊留美子浦西翔太杉本健司鳴戸理恵の六人が校舎に集められた。いぶかしがる六人の前に、三神遥の生霊が出現し、「自分のカラダを探してほしい」と願い出る。当初は半信半疑だった六人だが、その後、校舎内で「赤い人」に遭遇し、全員が惨殺されてしまう。さらに、怪談通りに時間が巻き戻された事で、一行は事の重大性を認識し、本気で事態の解決に奔走するようになる。だがそんな狂気渦巻く状況の中、自分を見失った健司は、以前から想いを寄せていた理恵の事を強姦しようとする。その後、健司は怪力を身につけ、「赤い人」と同様の強力な力を持つ生霊と化してしまう。実は健司の祖父、山岡雄蔵こそが、かつて強姦バラバラ殺人事件を起こして「赤い人」を生み出した張本人であり、健司には、その罪をかぶせられた雄蔵の兄、山岡泰蔵の思念が乗り移っていたのだった。

事態が混迷する中、かつて「カラダさがし」をさせられた経験を持つ教師、八代友和の協力を得て、明日香は友人達の死という犠牲を払いつつ、すべてのパーツを集め終える事に成功する。ホールの棺桶にすべてのパーツをおさめると、そこに「赤い人」と小野山美紀が現れ、明日香に礼を言う。そして、死亡した者は今回の記憶を消されたうえで蘇るが、「カラダさがし」をクリアした者は新たな依頼主となり、体をバラバラにされて校内に隠される事になる、という事実を告げるのだった。

第二夜(第8巻~第11巻)

カラダさがし」の新たな依頼主となった森崎明日香は、伊勢高広柊留美子浦西翔太ら前回の「カラダさがし」の参加者三人に加え、相島美雪袴田武司二見結子の前に現われ、「ごめん、カラダを探して」と涙ながらに訴える。こうして、新たな「カラダさがし」が開始される事となる。武司と結子は当初、「赤い人」に殺されるまで保健室で性行為にふけるなど非協力的に振る舞っていたが、それは病に侵された武司の妹のため、時間を止めようとしての事であった。だが、やがて武司は、時系列が巻き戻されても純粋な時間経過は止まらず、次第に妹の病状が悪化していく事に気づく。妹が亡くなったあとは、美雪が今回だけでなく、未来永劫「カラダさがし」を終わらせようとしている事を知り、協力するようになる。そんな中、洞察力に優れる美雪は「カラダさがし」を進めながらも、根本の問題である「赤い人の呪い」を解く事ができないかと考え始めていた。しかし、「赤い人」や小野山美紀との接触を経て、赤い人と美紀はそれぞれ別の呪いで結ばれており、美紀の呪いから解放されると、「赤い人」が学校の外にまで出現するリスクがある事が判明する。やがて、八代友和の協力を得て今回の「カラダさがし」は、誰も死ぬ事なく無事に終了する事になる。しかし、美紀から「カラダさがし」を完全に終わらせる方法を聞かされた美雪は、自ら棺桶に入り、新たな「カラダさがし」の依頼主となる事を決意する。

第三夜(第12巻~第15巻)

時が流れ、別の新たな「カラダさがし」がスタートする事となった。今回の依頼主となった村田幸恵は、「カラダさがし」に挑むメンバーとして、森崎明日香三神遥袴田武司の三人のほか、中島悠斗小川卓也香山日菜子を選別した。だが、自身の「カラダさがし」に挑む明日香達に対し、その活動を妨害する。というのも、幸恵は自分が助かる事よりも、彼らを苦しめる事を望んでおり、今回のメンバーを悪意のもと選んでいたのであった。そんな中、妹を亡くした武司は腑抜けており、何の役にも立っていなかった。だが、今回の「カラダさがし」には不参加となった伊勢高広に、「どうか自分の代わりに明日香を守ってほしい」と頭を下げられ、活力を取り戻していく。

登場人物・キャラクター

主人公

「カラダさがし」に参加する事になった女子高校生。「第一夜」「第三夜」では「カラダさがし」のメンバー、「第二夜」では「カラダさがし」の依頼主となる。運動が苦手で気弱な性格ながら、「カラダさがし」に挑むう... 関連ページ:森崎 明日香

主人公

「カラダさがし」に参加する事になった女子高校生。森崎明日香の友人。「第二夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。性格および外見が地味で、明日香以外には友人がいない。優れた洞察力の持ち主で、「赤い人」や... 関連ページ:相島 美雪

伊勢 高広

「カラダさがし」に参加する事になった男子高校生。森崎明日香とは同級生にして幼なじみでもある。「第一夜」「第二夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。いわゆる不良で、腕っ節が強く喧嘩っ早い。明日香に思いを寄せており、のちに恋人同士となる。女性からの人気が高く、相島美雪、三神遥にも好意を持たれている。

柊 留美子

「カラダさがし」に参加する事になった女子高校生。森崎明日香のクラスメイト。「第一夜」「第二夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。ギャル系の美人ながらサバサバした開けっぴろげな性格な事から、なかなか理想の男性に巡り会えないと悩んでいる。鳴戸理恵に比べ、自分の胸が小さい事を気にしている。

浦西 翔太

「カラダさがし」に参加する事になった男子高校生。森崎明日香のクラスメイト。「第一夜」「第二夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。頭脳プレイを得意としており、当初は自分の考えに自信を持ちすぎて、ほかのメンバーと険悪になっていたが、次第に考えを改め、協調性を学んでいく。

「カラダさがし」に参加する事になった男子高校生。森崎明日香のクラスメイト。「第一夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。密かに鳴戸理恵に好意を抱いており、「カラダさがし」を続けるうちに正気を失って、理... 関連ページ:杉本 健司

鳴戸 理恵

「カラダさがし」に参加する事になった女子高校生。森崎明日香とはクラスメイトにして幼なじみでもある。「第一夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。臆病な性格だが巨乳の持ち主で、「カラダさがし」の途中、健司に襲われてしまう。

「カラダさがし」に参加する事になった女子高校生。「第一夜」では「カラダさがし」の依頼主、「第三夜」では「カラダさがし」のメンバーとなる。「第一夜」では森崎明日香のクラスメイトと思われていたが、これはメ... 関連ページ:三神 遥

「カラダさがし」に参加する事になった男子高校生。森崎明日香のクラスメイトで、二見結子と付き合っている。モヒカン頭の不良学生で、伊勢高広とはライバル関係にある。「第二夜」「第三夜」で「カラダさがし」のメ... 関連ページ:袴田 武司

「カラダさがし」に参加する事になった女子高校生。森崎明日香のクラスメイトで、袴田武司と付き合っている。「第二夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。武司の妹の事情を知っているために「カラダさがし」には... 関連ページ:二見 結子

香山 日菜子

「カラダさがし」に参加する事になった女子高校生。森崎明日香のクラスメイト。「第三夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。明るい性格だが気分屋なところがある。実は兄がおり、過去に三神遥と共に「カラダさがし」をした経験があるが、その時の事で兄と遥のあいだに溝が生じてしまい、悩んでいる。

「カラダさがし」に参加する事になった男子高校生。森崎明日香とは同学年だがクラスは違う。「第三夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。普段は優等生だと思われているが、実は極めて自己中心的な性格をしており... 関連ページ:中島 悠斗

小川 卓也

「カラダさがし」に参加する事になった男子高校生。森崎明日香とは同学年だがクラスは違う。「第三夜」で「カラダさがし」のメンバーとなる。太めの体型で、内向的性格の冴えないオタクなため、当初は中島悠斗に付き従っていた。だが、カラダさがしを通じて袴田武司と親しくなり、少しずつ自信を取り戻すようになっていく。

村田 幸恵

第三夜で「カラダさがし」を依頼する事になった女子高校生。太めの体型をしている。

幼女の姿をした死霊。「カラダさがし」をしている校内に血まみれの姿で出没し、参加者達を殺して回っている。「カラダさがし」の参加者を発見すると、ペタペタと足音を立てて近寄り、恐ろしい怪力で参加者を殺してい... 関連ページ:赤い人

幼女の姿をした死霊。「カラダさがし」のアナウンスを務めている。「赤い人」こと「小野山美子」の双子の姉で、美子が殺害されたあとに謎の変死を遂げた。「カラダさがし」を自身の作ったルールで支配している存在。... 関連ページ:小野山 美紀

黒い人

「赤い人」に取り憑き、コントロールしようと目論む悪霊。小川卓也に化けたりと、さまざまな手口で「カラダさがし」参加者達の妨害をする。

杉本健司の祖父で、山岡泰蔵の弟。暴力的な性格で、家族に対して日常的に暴行を振るっていた。50年前、「小野山美子」を強姦したあとに殺害し、遺体をバラバラにした真犯人。この事件が「赤い人」およびその怪談が... 関連ページ:山岡 雄蔵

山岡 泰蔵

山岡雄蔵の兄。知的障害を持っており、雄蔵から日々暴行を受けていた。優しい性格で、「赤い人」こと「小野山美子」や小野山美紀と仲がよかった。50年前に雄蔵に殺害され、美子を強姦して殺害した濡れ衣を着せられてしまう。

「赤い人」こと「小野山美子」や小野山美紀と小学生時代にクラスメイトだった男性。当時二人と仲がよかった。彼女達が暮らしていた小野山邸の近所に住んでおり、50年前に小野山邸で起きた強姦バラバラ殺人事件の真... 関連ページ:松木 一夫

森崎明日香らが通う高校の農業科の男性教師。年齢は25歳だが、外見は30代半ばに見える。実はかつて「カラダさがし」に参加した事があり、当時はメンバーに恵まれず、クリアするまでに5年の年月を要した。現在は... 関連ページ:八代 友和

その他キーワード

棺桶

「カラダさがし」でバラバラにされた依頼主の生徒の体を収納する箱。すべてのパーツを内部に収納する事で、依頼主の生徒が復活する。ただし、その際には新たに体をバラバラにされて依頼主となる生徒が必要で、それは「カラダさがし」をクリアした者の中から選ばれる事になる。

カラダさがし

「赤い人」の怪談にまつわるデスゲーム。小野山美紀の定めたルールにすべて則って行われる。50年前、幼女が強姦後に殺害され、遺体をバラバラにされたという凄惨な事件が起る。その後、高校ではその犠牲者の幼女が... 関連ページ:カラダさがし

クレジット

書誌情報

カラダ探し 全16巻 〈ジャンプコミックス〉 完結

第1巻

(2015年2月4日発行、 978-4088802916)

第2巻

(2015年4月3日発行、 978-4088803470)

第3巻

(2015年7月3日発行、 978-4088804248)

第4巻

(2015年9月4日発行、 978-4088804552)

第5巻

(2015年12月4日発行、 978-4088805474)

第6巻

(2016年2月4日発行、 978-4088806143)

第7巻

(2016年4月4日発行、 978-4088806624)

第8巻

(2016年6月3日発行、 978-4088807027)

第9巻

(2016年8月4日発行、 978-4088807676)

第10巻 第弐章

(2016年11月4日発行、 978-4088808178)

第11巻

(2016年12月31日発行、 978-4088808956)

第12巻 最終章

(2017年3月3日発行、 978-4088810355)

第13巻

(2017年5月2日発行、 978-4088810850)

第14巻

(2017年8月4日発行、 978-4088811314)

第15巻

(2017年10月4日発行、 978-4088812441)

第17巻

(2018年2月2日発行、 978-4088813516)

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