カーテン・コール

カーテン・コール

三原陽子の代表作。舞台は現代日本の演劇界で、ミュージカルや女優がテーマになっている。舞台女優を夢見る少女・松葉ぼたんの、いばらの道を歩むような修業の日々と、彼女に降りかかるさまざまな試練を描いたミュージカル愛憎劇。小柄なぽっちゃり体型のぼたんが、小さな才能と根性を武器に厳しい演劇の世界に挑む王道のサクセス・ストーリーが、恋愛要素を交えながら展開される。講談社「BE・LOVE」1993年第7号から1999年第19号にかけて連載された作品。

正式名称
カーテン・コール
ふりがな
かーてん こーる
作者
ジャンル
俳優・女優
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

松葉 ぼたん (まつば ぼたん)

舞台女優を夢見る少女。小柄なぽっちゃり体型をしている。見た目は決して女優向きではないが、秘めた才能とやる気に満ちあふれた努力家。母親・吉野さくらの形見であるトウシューズを大切にしている。もともとは一人の舞台ファンに過ぎなかったが、いつかミュージカルの学校に通うため、アルバイトに励んでいる。そんなある日、謎の男性・川端玄治にスカウトされ、演劇の世界に足を踏み入れる。毎日の厳しいレッスンを経て、ミュージカル「ドリーム」のオーディションに合格し、セカンドキャストながら越ひかりと共にヒロインに抜擢される。松葉ぼたんのあこがれのスター・福島貴一との共演を夢見ている。

越 ひかり (こし ひかり)

有名作家の父親と、演劇界の大御所である母親・佐々錦の娘。松葉ぼたんがあこがれている福島貴一とも親密な仲で、交友関係も広い。容姿端麗な黒髪ロングヘアの美少女。ミュージカル「ドリーム」のオーディションに参加し、プロの演技力を見せつけて初出演を勝ち取る。元大女優でもある母親の錦がぼたんの亡き母・吉野さくらの後輩であったことから、ぼたんとも因縁を持つようになる。舞台の主演争いでぼたんと競う機会が多く、ライバル関係でもある。

クレジット

原案協力

衿野 未矢

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