ゴーレムハーツ

ゴーレムハーツ

所有者に従うゴーレム(魔導人形)が存在する世界を舞台にしたファンタジー。変わり者の魔導学者と、彼が造り出した人間のようなゴーレムを中心に、熱くてハートフルな物語を展開する。「週刊少年ジャンプ」2017年48号から2018年12号まで連載された。本誌連載前に、本作品のプロトタイプとなる漫画が「ジャンプ+」に、2作品掲載されていた。

正式名称
ゴーレムハーツ
作者
ジャンル
ファンタジー一般
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概要・あらすじ

100年前、一人の魔導学師によって「ゴーレム」(魔導人形)が生み出された。ゴーレムは所有者の命令に従う、意志を持たない人形で、鍛冶や畑仕事など、あらゆる分野で人々の役に立っていた。とある平和な町に、一風変わったゴーレムがいた。名前をノアといい、意志を持ち、話し、人間と見分けがつかない容姿をしていた。ノアは明るく前向きで力持ちだが、失敗が多かった。

彼を作ったのは魔導学師のレメク。ゴーレムの失敗作ばかり作って、人々にポンコツ呼ばわりされている、変わり者の魔道師だった。ノアは、みんなの役に立つことにより、自分を作ったレメクがすごい魔道師であることを証明しようと必死だった。ある日、ノアは良かれと思って、町の住人の荷物を、夜中のうちに船着き場へと勝手に運んでしまう。

しかし、中身は高級品「スカンクマッシュルーム」で、朝には何者かに荒らされてしまっていた。この一件で、ノアは町の人間に嫌われてしまう。「ゴーレムのくせに人間のようで薄気味悪い」「役に立たないどころか迷惑ばかりかける」など、町の人々の評判は散々だった。落ち込んで、ゴーレムらしく無表情になろうとするノアに、レメクは「笑え」という。

ノアの笑いは周りを楽しくする、という言葉にノアは立ち直り、レメクへの愛を一層深めるのであった。翌日、町に軍用ゴーレムを駆ったよそ者が現れ、町の少女をさらって逃げる。皆で追いかけるが、軍用ゴーレムの足は速い。レメクはとっさに、ノアに高速化(アクセラレーション)の「ゴーレムアート」(魔導人形術)を施す。

ゴーレムアートとはゴーレムに紋章を描いて機能向上などを図る特殊技術だ。高速化したノアは、レメクをおぶって、よそ者を追い詰める。敵の攻撃にピンチに陥りながらも、最高レベルのゴーレムアート「聖騎士」(パラディン)を繰り出し、軍用ゴーレムを粉砕、勝利する。少女の無事に、町の人々も態度を改め、ノアに謝罪する。

2人とも町の英雄だという言葉に、ノアは満面の笑みで答えるのだった。

登場人物・キャラクター

主人公

魔道学師レメクによって作られたゴーレム(魔導人形)。普通のゴーレムと異なり、自分の意志を持ち、少年のような見かけをしている。明るく前向きな性格。人々の役に立って、マスターであるレメクを世間に認めてもら... 関連ページ:ノア

レメク

ゴーレム(魔導人形)であるノアを作った魔導学師の男性。ノアを息子のように可愛がる。センター分け、丸メガネ、ピンと上を向いた口ひげが特徴。魔導学師としての腕は三流で、いつも失敗ばかりして、町の人々に「ポンコツ」呼ばわりされている。ノアからは「マスター」と呼ばれている。

エイル・ホワイト

世界でも十指に数えられる優秀な魔導学師。二等星(アダーラマスター)の称号を持つ。髪の長い女性。レメクとは同門で、ともに魔導学を学んだ仲。レメクに懇願されて、ノアの師匠となる。唯我独尊の「おっさん女子」で、口も悪い。チェルノーゼム国の王都「キングスベリー」の大きな家に住む。

ガルボ大尉

チェルノーゼム軍第七支部に所属する軍人の男性。身勝手で冷酷な性格。個人的な出世のためにノアを連れ去ろうとする。強力な軍用ゴーレムを使って、邪魔なレメクに瀕死の重傷を負わせたため、ノアの怒りを買う。

ソール

エイル・ホワイトのライバルを自称する魔導学師。三等星(アクラブマスター)の称号を持つ男性。明るい熱血漢で涙もろい。エレボスという少年を門下生に持つ。

エレボス

魔導学師ソールの門下生。目の下にくまがある黒髪の少年。世界一の魔導学師メトシェラの孫。才能に恵まれているが、闘争心が強すぎる傾向にあり、師匠に対しても暴言を吐くほど生意気。

その他キーワード

ゴーレム

約100年前、一人の魔導学師によって発明された人形。現在も魔導学師によって生み出される。意志を持たず、ひたすら所有者の命令に従う。家事や畑仕事、荷物の運搬などの日常業務をこなす。戦闘を目的に作られた軍用ゴーレムも存在する。

ゴーレムアート

魔導学師がゴーレムに施す術。魔術液で紋章を描くことにより、ゴーレムの修復をしたり、機能を向上させることができる。ゴーレムを小さくする「小人(ドワーフ)」、ゴーレムの動きをすばやくする「高速化(アクセラレーション)」などがある。レベルI~Vの5段階の難易度がある。

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