シュセンドー

シュセンドー

詐欺師に金をだまし取られた平凡な若者が、謎のホームレスと手を組んで、自分を騙した詐欺師を騙し返す作戦にうって出る。『さくらの唄』や『お天気お姉さん』の作者・安達哲が漫画、『金田一少年の事件簿』の原作者・金成陽三郎が原作という、異色タッグによる作品。「ビジネスジャンプ」H22年2号から11号にかけて連載された。

正式名称
シュセンドー
漫画
原作
ジャンル
犯罪
レーベル
ヤングジャンプコミックス BJ(集英社)
巻数
全1巻
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概要・あらすじ

映画監督志望の22歳の平凡な青年・御岳航太は、高校時代に片思いしていた有園麗子から突然手紙を受け取る。高校時代に彼女を主演にして映画を撮る事を夢見ていた航太は、夢を叶えて東京で女優をしているという麗子の映画を撮るため徹夜でシナリオを書きあげ、田舎の祖母から制作費として300万円を借りるのだった。しかし、再会した麗子から300万円では足りないと言われ、その資金を増やすため、彼女の紹介でプロの投資家・渦谷正巳に金を預ける。

ところが渦谷はやり手の詐欺師であり、麗子もグルだった。落ち込む航太に声をかけてきた謎のホームレスは、自分を騙したやつを騙し返して、金を取りもどせという。そこに同じく渦谷から2000万円をだまし取られたという羽山百合子も加わり、三人でチームを組んで渦谷を詐欺にはめる作戦を開始するのだった。

登場人物・キャラクター

御岳 航太 (みたけ こうた)

映画監督志望の青年。年齢は22歳。茶髪で丸眼鏡をかけた、まだソバカスの残る純朴で小柄な冴えない男性。有園麗子と渦谷正巳に御岳航太の祖母から借りた300万円をだまし取られ、お金を取りもどすために原と組んで渦谷を詐欺にはめようと奮闘する。

有園 麗子 (ありぞの れいこ)

タレント事務所に所属して芸能活動をしていると語る、派手な容姿をした美女。高校時代は眼鏡をかけ、オールバックで三つ編みの髪型をした地味な容姿だった。高校時代に一度だけ御岳航太といっしょに映画を観に行った事がある。その頃から高校を卒業したら上京してスターになるという夢を持っており、映画監督を目指しているという航太に、監督になれたら自分が主演してあげると話していた。 数年後、渦谷正巳と組んで航太から300万円をだまし取る。

渦谷 正巳 (うずたに まさみ)

有園麗子と組んで御岳航太から300万円をだまし取った詐欺師の男性。ロン毛を後ろで結び、顎鬚を少し生やしている。左胸にタトゥーを入れており、普段着は胸に大きく「SEX」とプリントされた黒の上下のスウェットというチンピラスタイル。COMファンドという架空会社の「雨宮」という偽名を名乗り、航太以外に羽山百合子からも金をだまし取っていた。

(はら)

300万円をだまし取られた御岳航太に声をかけてきたホームレスの中年男性。坊主頭でつぎはぎだらけの服を着ている。昔、会社を経営していたが詐欺にあってすべてを失ったと語るが、真実かどうかは定かでない。詐欺のやり口に詳しく、航太が取られた金を渦谷正巳から取りもどすために協力する。

羽山 百合子 (はやま ゆりこ)

渦谷正巳から2000万円をだまし取られた女性。19歳の時に結婚詐欺にあって全財産を失い、それ以来一生誰も信じないと決めて、化粧もせず、新しい服も買わずに10年間過ごしてきた。そうして貯めた2000万円を渦谷にだまし取られた。お金を取りもどすために御岳航太、原とチームを組む事になる。

有園 力也 (ありぞの りきや)

有園麗子の父親。真っ黒に日焼けした太った体で、豚のようないかめしい顔をしている。昔、町の祭りを邪魔しに来た隣町の不良たちを一人でやっつけたという伝説がある。恐ろしいオヤジだが、娘には甘い。

御岳航太の祖母 (みたけこうたのそぼ)

御岳航太の祖母。田舎で日の出食堂という大衆食堂を一人で切り盛りしている。白くなった髪を後ろでまとめ、割烹着にもんぺという出で立ちの、小柄なおばあちゃん。幼い頃に両親が離婚した航太を引き取って育てた。孫想いの優しいおばあちゃんで、航太の夢を実現させるためにと彼の口座に300万円を振り込んだ。

書誌情報

シュセンドー 全1巻 〈ヤングジャンプコミックス BJ〉 完結

第1巻

(2010年6月18日発行、 978-4088778839)

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