概要・あらすじ
東新宿警察署刑事課強行犯係の巡査部長・城戸我宝は、いつも易者のような出で立ちをしている。過去の苦い経験から、いい女と知り合うにはどうしたら良いか、勉強した末に四柱推命、九星学、手相学、人相学、姓名判断など、あらゆる占いを身に付けた。取り調べでは容疑者や被害者を勝手に占い、それが犯人の自白を引き出す。
また街中で易者として鑑定を行い、新たな事件を掘り起こしていく。占いは相性や、名器か否かなど男女の仲に関わることが多く、後輩刑事の高山優太をキャバクラに夢中にさせてしまった事もある。
登場人物・キャラクター
城戸 我宝 (きど がほう)
易者のような格好をした男性。36歳。東新宿警察署刑事課強行犯係の巡査部長。過去の苦い経験から、いい女と知り合うにはどうしたら良いか、勉強した末に四柱推命、九星学、手相学、人相学、姓名判断などを身に付け、占いで事件を解決に導く。「占いは人生の最終兵器」という信念を持っている。 ソープランド通いが趣味。
高山 優太 (たかやま ゆうた)
リーゼントの男性。東新宿警察署刑事課強行犯係の巡査部長。城戸我宝の後輩刑事。共に捜査に動き、城戸我宝の占いの的確さに驚く。しかしその後、彼によってキャバクラにハマってしまった。
阿武田 衛壱 (あぶた えいいち)
2000万円強奪事件の容疑者として東新宿警察署に逮捕された。状況証拠はあるものの、決め手を欠いていた。取調室に現れた城戸我宝に勝手に手相や姓名判断で占われるが、その的確さに次第に色を失い出す。
美紗子 (みさこ)
ロングヘアの女性。ソープランド嬢。城戸我宝の馴染みのソープランド嬢・あやの知り合い。街中で易者をしていた城戸我宝の元に、鑑定を依頼に現れる。その後ソープランドで城戸我宝と再会し、四柱推命で占ってもらう。