概要・あらすじ
千董生紺一郎は、祖父から受け継いだ「千董生暗号解読事務所」を営む青年。彼は助手であり幼馴染のモモとともに、依頼を受けてさまざまな暗号の解読に挑んでいた。遺言状の入った金庫の暗証番号が書かれたメモ、歌詞や絵の中に隠されたメッセージを読み解き、二人はさまざまな事件の真実を解明していく。そんな二人だが、モモにはある秘密があった。
それは、彼女が数年前に亡くなっており、現在は幽霊であるという事。モモは死後、紺一郎との思い出の場所であった暗号解読事務所に幽霊となって戻ってきていたのだった。モモがそのまま存在し続けられるよう、紺一郎は祖父の死後に取り壊される予定だった事務所を受け継ぎ、暗号解読の仕事を続けているのだった。