ジパング

ジパング

海上自衛隊が誇るイージス艦みらいが、太平洋戦争の真っ只中へとタイムスリップし、現代における最新鋭のテクノロジーがその後の歴史に大きな影響を与えていく様を描いた架空戦記漫画。自衛官と軍人という、似てはいるが異なる立場の角松洋介と草加拓海の男の因縁も描かれる。第26回講談社漫画賞一般部門受賞作。

正式名称
ジパング
作者
ジャンル
架空戦記
レーベル
モーニング KC(講談社)
巻数
全43巻
関連商品
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概要

海上自衛隊の誇る最新鋭のイージス艦みらいは、新日米ガイドラインによる海外派遣に向かう途中、突如巻き起こった嵐に巻き込まれて落雷を受け、ミッドウェー海戦直前の太平洋戦争の時代へとタイムスリップする。目の前で激しい戦闘が繰り広げられ、艦内が混乱する中、副長である角松洋介は人命を優先し、みらいの付近に墜落した偵察機から大日本帝国海軍の将校・草加巧海を救助する。

みらい艦内で目を覚ました草加は、大日本帝国が悲壮な敗戦を迎えるという未来を知り、戦後日本と異なる未来の日本、ジパングを作ることを決意し、行動を開始。歴史改変を阻止するべく、拠るべき国もない角松ら、みらいクルー達の孤独な戦いが始まる。

登場人物・キャラクター

主人公

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、階級は二等海佐。イージス艦みらいの副長兼船務長を務める。人命を何よりも大切に考える情に厚い人物で、仲間はもちろん敵軍の兵士であっても命を見捨てることを決してしない。... 関連ページ:角松 洋介

もう1人の主人公というべき存在。大日本帝国海軍に所属する軍人で、ミッドウェー海戦にて、飛行機を撃墜されるが、角松によって命を救われる。愛国心が強く、みらいの艦内で日本が敗北する未来を知り、その歴史を変... 関連ページ:草加 拓海

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、イージス艦みらいの艦長。のらりくらりと決断を避けがちなことから「昼行灯」というあだ名をつけられているが、それは艦や部下達のことを第一に考える思慮深さを持ち合わせてい... 関連ページ:梅津 三郎

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、イージス艦みらいの砲雷長。階級は三等海佐。副長である角松と航海長の尾栗とは防衛大学の同期。プライベートでは対等な関係で、互いに固い信頼関係で結ばれている。防衛大学時... 関連ページ:菊池 雅行

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、イージス艦みらいの航海長。階級は三等海佐。副長である角松と砲雷長の菊池とは防衛大学の同期。気さくで情にもろい、誰とでも仲良くなれる性格で、みらいのムードメーカー。歴... 関連ページ:尾栗 康平

大日本帝国海軍に所属する男性。階級は少佐で、後に中佐に昇格。草加とは帝国海軍大学校時代からの同期であり、ライバル的な関係。当初はみらいや草加を危険視しており、米軍機動部隊の空母ワスプを利用した作戦でみ... 関連ページ:滝 栄一郎

大日本帝国海軍に所属する男性で、階級は大尉。草加の元部下で、草加に厚い信頼を寄せていたが、人が変わったかのような草加の様子を見て戸惑いを覚える。みらいが未来の日本からやってきた事を知り、艦内の自販機か... 関連ページ:津田 一馬

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、イージス艦みらいの掌帆長。階級は海曹長で、先任曹長として下士官をまとめ上げるリーダー的な存在。部下を信頼することを信条とする温厚な人物であり、角松が退艦せざるを得な... 関連ページ:麻生 保

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、イージス艦みらいのクルー。階級は一等海曹。角松から「山本長官のホクロの数まで知っている」と称されるほどの軍事オタクで、当時の兵器や作戦の内容に関する解説役として活躍... 関連ページ:柳 一信

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、イージス艦みらいのクルー。階級は一等海尉。みらいに搭載されている艦載ヘリ・海鳥のメインパイロットで、絶対に沈むことを許されないみらいに代わり、強行偵察など隊の中でも... 関連ページ:佐竹 守

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、イージス艦みらいのクルー。階級は三等海尉。殉職した森に代わって海鳥の射撃士を担当し、操縦士である佐竹への信頼は厚い。海鳥が失われた後は、残された最後の航空戦力である... 関連ページ:林原 克敏

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、イージス艦みらいのクルー。階級は一等海曹。艦の中枢とも言えるイージスシステムの最先任で、CICの中でも重要な役割を担う。そのため、艦の指揮を奪う反乱の際には菊池から... 関連ページ:青梅 鷹志

海上自衛隊に所属する自衛官の男性で、イージス艦みらいのクルー。階級は一等海尉。艦の火器管制を統制するCICの要員だったが、太平洋戦争の時代にタイムスリップして最初の米潜水艦ガードフィッシュとの戦闘で、... 関連ページ:米倉 薫

海上自衛隊に所属する自衛官で、イージス艦みらい唯一の女性クルー。衛生士で、階級は一等海尉。捕虜となった津田が自害しようとした際には、男の情なさが露呈していると諭し、自害を思いとどまらせる。艦の空気に鋭... 関連ページ:桃井 佐知子

海上自衛隊に所属する自衛官で、イージス艦みらいのクルー。階級は二等海尉。角松のことを心から尊敬しており、菊池が謀反を起こした際も角松のためなら死ねると豪語して抵抗した。角松が退艦する際にも共に艦を降り... 関連ページ:立花

海上自衛隊に所属する自衛官で、イージス艦みらいのクルー。階級は一等海尉。菊池の腹心的な存在であり、反乱の中心として角松派のクルー達に対し威圧的な言動をとる。菊池が負傷した際には草加、滝と通じて日本軍を... 関連ページ:桐野

フリーのジャーナリストの男性で、海外派遣に向かうみらいの取材のため乗艦していた所をタイムスリップに巻き込まれる。現代に帰れなくなろうとも、ジャーナリズムの精神を捨ててはおらず、太平洋戦争の時代には存在... 関連ページ:片桐

上海陸戦隊の連絡将校で、階級は特務中尉。草加を追って満州に潜入した角松や梅津をサポートした。その後は日本へ戻り、引き続きみらいの協力者となる。常に冷静沈着で、顔色ひとつ変えず殺しを行える優秀な軍人で、... 関連ページ:如月 克己

大日本帝国海軍に所属する男性で、階級は兵曹長。当初は所属不明のみらいを警戒するが、差し入れのブランデーを持ち込んだ尾栗と打ち解けて以降、みらいに好意を抱き、様々な便宜を図る。みらいが拿捕された際には、... 関連ページ:河本

大日本帝国海軍に所属する男性で、階級は大尉。戦艦大和のクルーだが、草加の思想に同調した同志であり、「勉強会」の300人の部下と共に、大和への原子力爆弾の搭載を行う。戦闘により致命傷を負うが、計画遂行の... 関連ページ:鴻上 一輝

大日本帝国海軍に所属する男性で、連合艦隊司令長官。階級は元帥。ミッドウェー海戦でみらいと遭遇し、以後はみらいの行動に理解を示し、彼らの後ろ盾としてサポートを行う。同時に、大日本帝国の軍人としてみらいの... 関連ページ:山本 五十六

三国同盟や太平洋戦争に反対した将校で、大本営との不仲により現在は予備役にされている。暴走する日本の軍国主義に歯止めを掛けるには、敗戦を味わうしかないと考えており、日本に勝利をもたらしかねないみらいの戦... 関連ページ:米内 光政

大日本帝国陸軍の将校だったが、日米開戦に猛反対したことから予備役とされ、軍から身を退いて反政府的な講義を行っていた。優れた戦略眼をもち、戦争を一撃で終結させる最終兵器が作られ戦争そのものが行われなくな... 関連ページ:石原 莞爾

中間子理論を研究する物理学者の男性。湯川秀樹と並び称されるほどの秀才だったが、滝川事件の抗議運動に参加したことから、軍に目をつけられ科学者としての未来を奪われる。草加に未来を予言されたことで草加に興味... 関連ページ:倉田 万作

元満鉄調査部員の男性で、草加の計画に賛同する腹心的な存在。社会主義にかぶれて特高から逃れるため満州へと渡るが、そこでも軍部からの圧力を受け、組織を抜けて草加に協力することになる。真正面から物事を受け止... 関連ページ:吉村 次郎

アメリカ海軍に所属する男性で、空母ワスプの航空隊隊長。階級は中佐。ヨーロッパ戦線でほぼ無傷に近い戦績を誇ったこともあるエースパイロットで、みらいの対空砲火をかいくぐり、500ポンド爆弾を投下し、レーダ... 関連ページ:サミュエル・D・ハットン

アメリカ海軍に所属する男性で潜水艦ガードフィッシュの艦長。階級は中佐。みらいと初めて戦闘を行った艦で、米倉の発射したアスロックによる攻撃を受けた後、その戦闘力に驚愕しつつ情報をアメリカ本国へと持ち帰る... 関連ページ:クリス・エバンス

アメリカ海軍に所属する男性で、戦艦ノースカロライナの副長。ハットンから得た情報から、どんなに強力な艦であってもそれを運用するのは人間であると見抜き、みらいのレーダーと濃霧を利用した戦術でみらいを追い詰... 関連ページ:ウィリアム・テイラー

アメリカ海軍の従軍記者の男性で、階級は大尉待遇。本業はカメラマンだが優れた観察眼をもち、司令長官からタワラの日本軍の陣地を撮影した写真について意見をもとめられ、偽装工作を見抜く。その真偽を確かめるべく... 関連ページ:フランツ・グールド

アメリカ海軍に所属する男性で、海軍作戦部の将校。階級は少佐。前線の士官達からは“鬼”として恐れられるほどの優れた戦略眼の持ち主。次々と基地を引き上げていく日本軍を見て士官達が勝利を確信する中、兵力を維... 関連ページ:ハリー・カーネル

集団・組織

セクションS

『ジパング』に登場する、アメリカの富豪ハワード・ヒューズにより設立された対みらい特務機関。ハットン、エバンス、テイラーら、みらいの戦闘を経験した軍人を中心に構成される。みらいに関する情報や船体の一部に... 関連ページ:セクションS

場所

ジパング

『ジパング』に登場する架空の国家。草加が太平洋戦争の歴史を変えることで作りだそうとしている、大日本帝国とも戦後日本とも異なる、日本人が経験することのなかった新しい国家の名称。この構想を耳にした角松は、... 関連ページ:ジパング

その他キーワード

DDH-182 みらい

『ジパング』に登場する架空のイージス艦。海上自衛隊が誇る第2世代のイージス護衛艦で、こんごう型を範としつつ対潜ヘリコプターの搭載を念頭に設計された。フェーズド・アレイ・レーダーをはじめとする最先端技術... 関連ページ:DDH-182 みらい

MV/SA-32J 海鳥

『ジパング』に登場する架空の艦載機。ベル社と三菱が共同開発した垂直離着陸機で、主に航空科の佐竹が操縦、森や林原が銃手を担当する。自由に身動きをとることができないみらいにとって“目”ともいうべき存在で、... 関連ページ:MV/SA-32J 海鳥

アニメ

ジパング

最新鋭テクノロジーを誇る海上自衛隊のイージス艦みらいが、突然第二次大戦下のミッドウェー海戦域にタイムスリップしてしまう。眼前の海上に大日本帝国海軍の水上機が墜落したのを見た二等海佐の角松洋介は海に飛び... 関連ページ:ジパング

書誌情報

ジパング 全43巻 〈モーニング KC〉 完結

第1巻

(2001年1月20日発行、 978-4063287318)

第2巻

(2001年1月20日発行、 978-4063287325)

第3巻

(2001年4月20日発行、 978-4063287486)

第4巻

(2001年7月19日発行、 978-4063287592)

第5巻

(2001年10月20日発行、 978-4063287752)

第6巻

(2002年2月20日発行、 978-4063287998)

第7巻

(2002年5月21日発行、 978-4063288162)

第8巻

(2002年8月21日発行、 978-4063288322)

第9巻

(2002年11月20日発行、 978-4063288520)

第10巻

(2003年3月18日発行、 978-4063288735)

第11巻

(2003年5月22日発行、 978-4063288889)

第12巻

(2003年8月22日発行、 978-4063288995)

第13巻

(2003年12月20日発行、 978-4063289183)

第14巻

(2004年3月23日発行、 978-4063289381)

第15巻

(2004年6月23日発行、 978-4063289596)

第16巻

(2004年9月22日発行、 978-4063289848)

第17巻

(2004年12月21日発行、 978-4063724011)

第18巻

(2005年3月23日発行、 978-4063724189)

第19巻

(2005年6月23日発行、 978-4063724400)

第20巻

(2005年8月23日発行、 978-4063724639)

第21巻

(2005年12月22日発行、 978-4063724820)

第22巻

(2006年2月23日発行、 978-4063725025)

第23巻

(2006年4月21日発行、 978-4063725087)

第24巻

(2006年7月21日発行、 978-4063725339)

第25巻

(2006年9月22日発行、 978-4063725476)

第26巻

(2006年11月22日発行、 978-4063725605)

第27巻

(2007年1月23日発行、 978-4063725711)

第28巻

(2007年3月23日発行、 978-4063725810)

第29巻

(2007年5月23日発行、 978-4063725964)

第30巻

(2007年7月23日発行、 978-4063726114)

第31巻

(2007年8月23日発行、 978-4063726275)

第32巻

(2007年10月23日発行、 978-4063726312)

第33巻

(2007年12月21日発行、 978-4063726503)

第34巻

(2008年2月22日発行、 978-4063726633)

第35巻

(2008年4月23日発行、 978-4063726787)

第36巻

(2008年7月23日発行、 978-4063727142)

第37巻

(2008年10月23日発行、 978-4063727371)

第38巻

(2008年12月22日発行、 978-4063727586)

第39巻

(2009年2月23日発行、 978-4063727739)

第40巻

(2009年4月23日発行、 978-4063727876)

第41巻

(2009年8月21日発行、 978-4063727982)

第42巻

(2009年10月23日発行、 978-4063728378)

第43巻

(2009年12月22日発行、 978-4063728552)

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