ストロボ・エッジ

高校生1年生・木下仁菜子の初恋の相手は、彼女持ちの学年1の人気男子・一ノ瀬蓮。2人が数々の試練を乗り越えて、互いの気持ちを確かめ合うようになるまでを描く恋愛漫画。

正式名称
ストロボ・エッジ
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
マーガレットコミックス(集英社)
巻数
全10巻
関連商品
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あらすじ

第1巻

素直な性格が取り柄の木下仁菜子はたくさんの友達に囲まれ、楽しい学校生活を送っていた。仁菜子には中学校時代からなかよしの是永大樹がおり、周囲にもカップル扱いされていた。大樹からもアプローチをされていたが、果たしてこれが本当の恋なのか仁菜子もよくわからないでいた。そんなある日、仁菜子は電車で学年No.1の人気を誇る美男子・一ノ瀬蓮と出会い、蓮が仁菜子の携帯ストラップを壊してしまった事をきっかけに会話を交わすようになる。仁菜子は蓮の事をクールな性格だと思っていたが、実際は優しく、時に屈託のない笑顔を見せる男性だった。次第に仁菜子は蓮に恋心を抱くようになり、それに気づいた大樹は焦ってしまう。大樹はついに仁菜子に付き合ってほしいと告白をするが、仁菜子は蓮が好きだとその申し出を断る。大樹は仁菜子の目を覚まそうと、蓮は自分の姉・是永麻由香と交際中だと打ち明け、二人がデートする日時を伝える。デート当日、仁菜子は遠目に蓮と麻由香が腕を組んで歩く姿を見て涙するが、蓮に対する恋心がなくなる事はなかった。

第2巻

木下仁菜子一ノ瀬蓮に告白をするが、彼女がいるからとふられてしまう。仁菜子は駅の目立つ場所で告白をした事から、学校中で「蓮に告白をしてふられた人」として有名になってしまい、蓮の友達・安堂拓海からも声を掛けられる。恥ずかしさと気まずさで押しつぶされそうな仁菜子だったが、文化祭が近づいているため、実行委員の仕事をしなくてはならない。実行委員のメンバーには蓮と拓海もおり、仁菜子は女たらしの拓海を警戒しつつも、蓮との会話を楽しんでいた。そんな中、以前蓮に告白をしてふられた女子生徒達の集まり「ふられんぼ同盟」が仁菜子に接近。仁菜子は蓮の悪口を言うメンバーに反論した事で、いい子ぶっているとメンバーから嫌がらせを受けるようになってしまう。拓海は嫌がらせにも負けない仁菜子に興味を抱き、親睦を深めようと近づいて来る。そんな中、仁菜子、蓮、拓海が文化祭の買い出しをしているところに、是永麻由香が合流。麻由香の優しい人柄に触れた仁菜子は、自分は二人のあいだには入り込めないと寂しく思う。そんな仁菜子の気持ちを察した拓海は、その場から仁菜子を連れ出す。

第3巻

木下仁菜子是永麻由香と顔を合わせて以来、一ノ瀬蓮の態度が冷たくなった事に悩んでいた。自分がふられても友達でいてほしいと、無理な願いをしたからだと落ち込む仁菜子だったが、実は以前蓮に告白をしてふられた女子生徒達の集まり「ふられんぼ同盟」が仁菜子に嫌がらせをしている事を知り、蓮は一方的に距離を取っていただけだった。そして文化祭がスタートし、仁菜子はクラスメイトや蓮、安堂拓海と楽しい時間を過ごす。そんな中、拓海は仁菜子に恋心を抱いている事を自覚する。仁菜子、蓮、拓海は三角関係になるが、拓海は自分の気持ちを悟られないようにしているため、表面上は良好な関係を続けていた。そんな中、三好学の紹介によって三人は新規オープンのカフェでアルバイトをする事になる。仁菜子は蓮に対してますます思いを募らせ、拓海はそんな仁菜子を見ていられず、片思いのままではいつか限界が来ると、仁菜子に冷たい言葉をかけてしまう。

第4巻

木下仁菜子安堂拓海から告白されたが、はっきりと返事ができないまま、学校やアルバイト先で顔を合わせる日々を続けていた。仁菜子は拓海の一途な思いに応えたいと思う一方で、やはり一ノ瀬蓮への恋心が消えない。そんな中、是永大樹是永麻由香の父親が再婚し、福岡県への転居の話も出た事もあり、二人は急遽母親といっしょに住む事になる。父親の再婚や突然の別居に麻由香は不安定になり、蓮はそんな彼女を支えなくてはいけないと強く思うようになる。一方で拓海や三好学は口には出さないものの、蓮が仁菜子に惹かれ始めている事に気づく。蓮自身も仁菜子と距離を取るため、もともと助っ人扱いだったアルバイトを退職。そして蓮は仲間内で企画されたクリスマスパーティーも、麻由香と過ごすとウソをついて断るのだった。何も知らない仁菜子は、蓮との接点が減っていく現状に静かに落ち込む。

第5巻

クリスマス当日、パーティーのために木下仁菜子安堂拓海は二人きりで買い出しに行く事になる。気まずければ断っていいと言う拓海だったが、仁菜子はいっしょに行動を共にする。そこで拓海の元彼女・杉本真央と偶然会い、拓海は険しい表情をしてしまった事から、仁菜子に謝罪する。その後、帰宅した拓海を除くほかのメンバーとパーティーを楽しんだ仁菜子は、帰り道にガソリンスタンドで働く一ノ瀬蓮を目撃。是永麻由香といっしょだと思っていた仁菜子は不思議に思いつつも、自分の心は蓮にあるのだと改めて実感する。そして冬休みが終わり、拓海は改めて仁菜子に告白をし、仁菜子の心は揺れ動いてしまう。しかし、仁菜子は学校の帰り道に蓮を目撃し、拓海よりも蓮が好きだと一瞬で思い知らされる。そして仁菜子は拓海からの告白を断る。一方、麻由香はモデル業が好調で、蓮と会える時間が減っていく。蓮は麻由香を受け入れ、少しでもいっしょにいようと努力をする。そんな蓮に対し麻由香は、もう無理をしなくていいと告げ、そして心の中にいる仁菜子への思いに素直になるべきだと伝える。

第6巻

是永麻由香と別れ、一ノ瀬蓮がフリーになった事は早くも学校中の噂になっていた。我先にと蓮に告白する女子生徒が多発するが、蓮は誰とも付き合う気はないと断る。そんな中、木下仁菜子は蓮への思いを知る友達からは早く告白するよう迫られるが、ただ蓮を見守る日々が続いていた。その一方で、安堂拓海は元彼女・杉本真央が蓮を好きになって自分と別れた事、そして今思いを寄せている仁菜子も蓮の事が好きだという事実に、どうしようもないと理解しつつも苛立つ。球技大会が行われ、拓海は蓮に対して対抗意識をあらわにするものの、やはり蓮には勝つ事ができない。そんな蓮に拓海は喧嘩を吹っかけ、二人の関係は悪化の一途をたどる。何かと蓮に対してコンプレックスを抱いていた拓海だったが、蓮は周囲から距離を取られがちの自分と対等に付き合ってくれる拓海に感謝し、ずっと友達でいたいと願っていたのだ。お互いに大切な友達だと実感した二人は仲直りするが、拓海は仁菜子だけは渡さないと宣戦布告する。そして新学期が訪れ、仁菜子は初めて蓮、拓海と同じクラスになる。

第7巻

木下仁菜子一ノ瀬蓮上原さゆり寺田裕太郎の四人で校外活動の班を組む事になった。別の班になった安堂拓海はさり気なく仁菜子の班といっしょに行動しようとするが、なかなかうまくいかない。そんな校外学習の中、仁菜子は凶暴な犬に襲われ、迷子になってしまう。さらに派手に転んでしまい、服が泥だらけになるが、あとを追って来た蓮のサポートで立ち直る。そのまま仁菜子と蓮は二人きりの時間を過ごし、仁菜子は蓮と友達関係にある事で満足しようとする。一方、残された裕太郎はさゆりに対し、自分のせいで別れてしまった事を謝罪する。実は別れの原因となった出来事はさゆりの勘違いだった事が判明し、裕太郎はまださゆりの事が忘れられないと気持ちを伝えるが、さゆりの心はすでに是永大樹にあり、裕太郎は静かに身を引く。その後、蓮は久しぶりに是永麻由香から呼び出され、二人は改めて別れの挨拶をする。そんな中、仁菜子と蓮は二人きりで下校する事になった。蓮は麻由香への未練がいっさいなくなった事もあり、仁菜子の事を意識してしまう。

第8巻

体育祭が近づき、木下仁菜子安堂拓海は、突然教室にやって来た応援団長から、クラスの応援リーダーに任命されてしまう。応援リーダーとして応援の振り付けを覚える集いには杉本真央も参加していた。真央は仁菜子に対し、拓海と一ノ瀬蓮の関係が悪くなるので、絶対に蓮を好きにならないでほしいと釘を刺す。しかし仁菜子は、蓮とこのまま友達関係を続けるのではなく、付き合いたいという自分の気持ちを再確認し、どうするべきなのか悩む。一方、蓮は仁菜子に好意を抱いている事を認め、拓海に打ち明ける。そんな蓮に対し、拓海は正々堂々と戦おうとライバル心を剥き出しにする。その後、仁菜子はクラスメイトに応援の振り付けを教えようとするが、一部の男子から声が小さい、分かりづらいと批判される。泣き出しそうな仁菜子を蓮がフォローし、仁菜子は蓮に対する思いを強くする。しかし蓮は、応援団長と仁菜子が親しそうにしている姿を見て、密かに嫉妬していた。一方の仁菜子は、蓮と拓海の友情を守るため、蓮への恋心を断ちきる事を決意する。

第9巻

一ノ瀬蓮への恋心を断ちきる決意をした木下仁菜子だったが、日々の生活の中で、蓮の言動に胸をときめかせ苦悩していた。そんな事を知らない蓮は、もっと仁菜子と親しくなりたいとアプローチを開始。そんな中、体育祭が開催される。そこで杉本真央は、安堂拓海に接近したのは蓮目当てだったが、交際を始めてからは本当に拓海が好きになったと打ち明け、拓海と真央は和解した。体育祭のあと、蓮は仁菜子に告白をしようとするが、すれ違いによって叶わない。蓮の携帯電話にメッセージを残してアルバイトに向かった仁菜子は、帰り道に不良に絡まれてしまう。仁菜子をかばった拓海は暴力を受け、ケガを負ってしまう。何も事情を知らない蓮は仁菜子に告白する。本来ならばうれしい告白のはずが、仁菜子は拓海への罪悪感から、すぐに返事ができない。そんな仁菜子の姿を見た蓮は自分がふられたのだと勘違いする。

第10巻

安堂拓海への罪悪感があり、一ノ瀬蓮からの告白にはすぐに応えられなかったものの、木下仁菜子の中では未だに蓮は特別な存在だった。しかし蓮は仁菜子にふられたと勘違いしており、二人のあいだに深い溝ができる。それを知った拓海は仁菜子に突然キスをし、告白する。拓海の真意が自分と付き合いたいわけではなく、わざと嫌われるような事をして、蓮と付き合えるように後押しようとしていると気づいた仁菜子は涙し、蓮を追いかける。その背中を見た拓海は結局一度も自分に振り向いてくれなかったと、潔く身を引く事を決意する。そして蓮に会った仁菜子は、これまで胸の内に秘めていた恋心のすべてをぶつける。

登場人物・キャラクター

主人公

高校1年生女子(第22話以降は2年生)。身長152cm、1月13日生まれ。純粋で素直な性格をしている。是永大樹と仲が良く、周囲からは2人は当然つき合っていると思われていた。しかし本人は自覚がなく、やが... 関連ページ:木下 仁菜子

高校1年生男子(第22話以降は2年生)。身長179cm、10月26日生まれ。長身のクールな美男子で女子の憧れの的だが、本人はあまり気に留めていない。中学2年生の時、家の近くへ越してきた2歳年上の是永麻... 関連ページ:一ノ瀬 蓮

高校1年生男子(第22話以降は2年生)。身長177cm、9月27日生まれ。中学時代は一ノ瀬蓮と親友同士だった。だが初恋の相手・杉本真央が蓮に近づくため自分を利用したことを知り、関係がぎこちなくなる。そ... 関連ページ:安堂 拓海

高校1年生男子(第22話以降は2年生)。身長175.5cm、7月17日生まれ。是永麻由香の2歳下の弟。父親思いで屈託のない単細胞タイプ。中学2年生の時に両親が離婚し、落ち込んでいたところをいたわってく... 関連ページ:是永 大樹

三好 学

高校1年生男子(第22話以降は2年生)。身長165cm、4月25日生まれ。一ノ瀬蓮、寺田裕太郎らの親友で、カフェのオーナー店長・三好恭一のいとこでもある。お節介な能天気タイプ。蓮のために木下仁菜子との仲を取り持とうと奮闘するが、たびたび裕太郎にたしなめられる。 仇名はがっちゃん。

寺田 裕太郎

高校1年生男子(第22話以降は2年生)。身長178cm、6月15日生まれ。一ノ瀬蓮、三好学らの親友で、中学時代に上原さゆりとつき合っていた。別の女子に告白された際に行き違いで別れることになり、後に後悔する。高2の1学期の校外学習でさゆりにその気持ちを伝え、互いに心残りを吹っ切った。

上原 さゆり

高校1年生女子(第22話以降は2年生)。身長162cm、12月6日生まれ。中学2年生の時に塾で知り合った寺田裕太郎とつき合うが、別の女子の登場で別れる。木下仁菜子を一途に思い続ける是永大樹を見て、密かに好意を抱くように。後に大樹とつき合うようになり、父親の転勤問題などを乗り越えて絆が強まる。

高校3年生女子(第22話以降は大学生)。是永大樹の姉。高1の時に両親が別居、母親と暮らすようになったため大樹と離れた。母親とともに引っ越した街で不良に絡まれる一ノ瀬蓮を見かけ、助け舟を出した縁で親しく... 関連ページ:是永 麻由香

一ノ瀬蓮、安堂拓海らの中学時代の1学年下の後輩。本命の蓮に近づくため、その親友である拓海の恋人になった。そのことが発覚し、蓮と拓海の関係にひびを入れてしまう。拓海らが高2に進級した際、新1年生として同... 関連ページ:杉本 真央

木下仁菜子らより1学年上の男子。仁菜子と安堂巧海が高2の体育祭でクラスの応援リーダーになった際、応援団長をしていた。声が大きくがさつな性格だが、恋に悩む仁菜子にあれこれ助言して頼りにされる。家庭の経済... 関連ページ:応援団長

三好 恭一

三好学のいとこで、カフェのオーナー店長。27歳。カフェの開店にあたり、木下仁菜子、一ノ瀬蓮、安堂拓海、三好学らを短期バイトとして雇った。蓮と拓海の働きぶりを気に入ってバイトを続けてくれるよう頼むが、蓮は仁菜子と距離を置くため辞めてしまう。

部長

『ストロボ・エッジ』に登場する猫。高校に住み着いているネコ。頭部の模様がサラリーマンの七三分けに見える。当初は平社員だったが、太るにつれて部長、後に社長と仇名が変わった。

つかさ

高校1年生女子(第22話以降は2年生)。木下仁菜子らのクラスメート。中学校が三好学と同じで、性格は明るくさっぱりしている。面食いで彼氏持ち。

集団・組織

ふられんぼ同盟

『ストロボ・エッジ』に登場する団体。一ノ瀬蓮に告白してふられた女子の集まり。蓮に逆恨みして陰口を言い合っており、ふられた後も気持ちが変わらない木下仁菜子に嫌がらせを繰り返す。

書誌情報

ストロボ・エッジ 全10巻 集英社〈マーガレットコミックス〉 完結

第1巻

(2007年11月発行、 978-4088462394)

第2巻

(2008年3月発行、 978-4088462806)

第3巻

(2008年7月発行、 978-4088463162)

第4巻

(2008年11月発行、 978-4088463575)

第5巻

(2009年3月発行、 978-4088463940)

第6巻

(2009年6月発行、 978-4088464206)

第7巻

(2009年11月発行、 978-4088464664)

第8巻

(2010年3月発行、 978-4088465012)

第9巻

(2010年8月発行、 978-4088465548)

第10巻

(2010年12月発行、 978-4088466071)

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