タイムスリップ

タイムスリップ

作者の山岸凉子やその知り合いが実際に体験した、「時間」にまつわる不思議な出来事を描く。「COMICアレ!」BRUTUS臨時増刊1993年11月20日号に掲載された作品。

正式名称
タイムスリップ
ふりがな
たいむすりっぷ
作者
ジャンル
怪談・伝奇
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概要・あらすじ

今から20数年前、漫画家の山岸凉子は当時連載していたバレエ漫画の取材で京都を訪れていた。取材を終えた翌日、同行していた担当編集者の希望でタクシーで比叡山に登り、反対側にある琵琶湖へ降りることになる。山頂で食事をした後、タクシーで山道を降りていくと不思議な現象が起った。タクシーがカーブに通りかかると視界が開けた場所に出るのだが、まったく同じ景色が何度も見えるのだ。

山を下っているはずなのに、高度が変わらないまったく同じ景色が。タクシーの運転手も最初は舌打ちしていたが、次には深いため息をついた。ようやく麓に到着したが、運転手は心なしか疲れているようだった。ほかにも「時間」に関する摩訶不思議な体験談が語られていく。

登場人物・キャラクター

山岸 凉子 (やまぎし りょうこ)

作者である山岸凉子本人。作中では三頭身のデフォルメされた姿で、ワンピースを着ていることが多い。ここでは時間に関する作者が体験した不思議な話と、知り合いから聞いたというエピソードが語られる。

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