ダブル・ハード

ダブル・ハード

今野直樹の初連載作品。『聖戦士KAZUMA』の原作を手掛けた木村登美雄と、日本映画監督協会の会員である市原剛が原案協力を務める。90年代の関東地方を舞台に、「ツーメン・アーミー」と呼ばれる速水大貴と鷹山仁の最強コンビの、暴走族や不良たちとの抗争を描いたバイオレンスアクション。正義感あふれる大貴と仁が、欲望のままに暴威を振るう不良たちを叩きのめす勧善懲悪の痛快なストーリー展開が見どころとなっている。集英社「月刊少年ジャンプ」で1993年9月号から連載の作品で、2004年に完結した。2014年に複数の動画配信サイトにて『ダブル・ハード(TomoToon!)』のタイトルでCGアニメ化。速水大貴を泰勇気、鷹山仁を鶴岡聡が演じている。

正式名称
ダブル・ハード
ふりがな
だぶる はーど
作者
ジャンル
アクション
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

速水 大貴 (はやみ だいき)

私立帝城高校に通う3年生の男子。長身でたくましい肉体の持ち主。家族の仕事の都合で長らくロサンゼルスに留学していたが、将来のことを考えて一人帰国した。明るく社交的な性格のため、女子からの人気が高い。正義感が非常に強く、ケンカを売ってくる相手や無関係の人間に危害を加えようとする不良たちには容赦なく、鉄拳制裁をいとわない。鷹山仁とは親友の間柄で、ロサンゼルスに留学する前は二人で不良やヤクザを相手に大立ち回りを繰り広げていた。二人はやがて「ツーメン・アーミー」と呼ばれるようになり、裏社会の人間にも恐れられる存在となる。また、父親が警察学校の教官であることから、警察関係者とも親交が深い。キメ台詞は「おまえにはできないかもしれない」で、主にケンカ相手の慢心を戒めるために発する。

鷹山 仁 (たかやま じん)

ボディガードや不良を制圧する「殴り屋」を生業としている青年。金髪を逆立ててサングラスをかけた威圧的な風貌で、軍隊仕込みのマーシャルアーツを得意としている。武器を持った相手を難なく制圧できるほど、優れた身体能力と格闘センスを持つ。その圧倒的な強さから、暴走族やヤクザからも一目置かれている。しかし、見た目に反して紳士的な振る舞いで、周囲の人たちから慕われている。速水大貴とは、かつて「ツーメン・アーミー」と呼ばれる最強コンビを組んでいたが、彼がロサンゼルスに留学したことで一時解散状態となっていた。のちに大貴が帰国したことでコンビを再結成し、関東の治安を乱す悪人たちと激しい戦いを繰り広げる。

クレジット

原案協力

木村 登美雄 , 市原 剛

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