テツぼん

テツぼん

道路族に属する衆議院議員の仙露鉄男が、秘密の素顔である鉄道オタクの知識を武器に全国の行政トラブルを解決する、一話完結型の政治漫画。誠実ながら鉄道を何より第一に考えて行動する鉄男が、政治家と地元民の間でこう着する都市開発や交通整備の問題にあらたな解決策を示し、政治家として次第に成長していくストーリーが描かれる。原作は高橋遠州、作画は永松潔。

正式名称
テツぼん
原作者
高橋 遠州
作者
ジャンル
人情、ハートフル
レーベル
ビッグコミックススペシャル(小学館)
巻数
既刊19巻
関連商品
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概要

コンビニのアルバイトをしていた28歳の青年、仙露鉄男は、自宅に鉄道ジオラマを作るほどの鉄道オタク。しかし、議員である父の急逝をきっかけに弔い合戦として選挙に担ぎ上げられ、そのまま憲政党の衆議院議員となってしまう。さらに父の支持団体の都合から道路族の派閥に属することになった彼は、鉄道オタクである素性を隠したまま、地方で巻き起こる道路と鉄道のトラブルに駆り出される。

二世議員と侮る官僚を尻目に、鉄男は妹を自称する美人秘書の児玉のぞみや、鉄男ボンと呼ぶ老齢の第一秘書の内山芳仲、ときにはライバル政党である民衆党の若手女性議員の広成真希と協力しながら、持ち前の誠実さと鉄道の知識で数々の難題に取り組んでいく。

登場人物・キャラクター

主人公

内山芳仲からは「ボン」と呼ばれている。元はコンビニのアルバイトをしていたフリーターの青年だったが、急逝した代議士の父の弔い合戦として衆議院選挙に出馬。先代からの支持母体である地元轟市の企業、トドロキ自... 関連ページ:仙露 鉄男

仙露鉄男の私設秘書見習いで、明るい髪色のミディアムヘアが特徴の美女。鉄男の父と生前親交が深かった女性新聞記者児玉ひかりとの間に生まれた隠し子であると自称しており、鉄男には「お兄ちゃん」と呼びながら好意... 関連ページ:児玉 のぞみ

内山 芳仲

仙露鉄男の第一秘書を務める小柄な老人男性で、赤い鼻がトレードマーク。急逝した鉄男の父の代から秘書を続けており、鉄男のことをボンと呼びながら、政治に疎い彼をサポートする。しかし、鉄男が鉄道オタクであることは知らず、全国各地で鉄道に固執する彼を訝しむ場面もある。

広成 真希

仙露鉄男が所属する憲政党の対立政党である民衆党の若手女性議員で、鉄男とは同い年。後ろで束ねた黒髪にスーツという出で立ちで、性格も生真面目。地方政治の場で事あるごとに鉄男と遭遇し、政党の違いからいつも対抗心を燃やして行動しているが、平和的に問題を解決していく彼の能力に感銘も受けている。

憲政党政務調査会長を務める壮年の男性議員で、党内の最大派閥である黒田派の最大権力者。道路関係や自動車会社に強い利権を持つ道路族に属しており、利権や支持獲得を何よりも優先して活動している。そのため、新米... 関連ページ:黒田 道久

鉄道会社「首都急行電鉄」初となる女性運転士で、仙露鉄男が読んでいた朝刊にも取り上げられた人物。女性誌の対談企画にも呼ばれており、同席した広成真希とは意気投合している。君子の祖母は、君子が鉄道会社へ就職... 関連ページ:今井 君子

日本や東南アジアの政財界に太いパイプを持つ老人で、華僑の重鎮。永年にわたり華僑界と憲政党の橋渡しをしている。風水や気を尊ぶ人物で、経費で地方鉄道に乗れると上機嫌になっていた仙露鉄男から大きな気を感じ、... 関連ページ:織 自成

大きな国際取引では必ず暗躍するブローカーで、アメリカ軍人の父と日本人の母の間に生まれたハーフの壮年男性。憲政党に取り入るための準備段階として、仙露鉄男にハニートラップをしかけるが、鉄男の朴念仁が災いし... 関連ページ:トシオ・マクレーン

集団・組織

憲政党

『テツぼん』に登場する政党。国会与党の第一政党として登場するが、後に対立政党である民衆党と政権交代し、野党となる期間も存在する。仙露鉄男とその父が衆議院議員として代々所属しているほか、政務調査会長には黒田道久が就任しており、黒田派と呼ばれる道路族の派閥を形成している。

その他キーワード

道路族

『テツぼん』に登場する用語。特定省庁の政策知識や人脈形成に長けていたり、特定業界の利益保護に強い影響力を持つ族議員の1種で、自動車産業や道路関係の利権に強い議員を表す。物語では憲政党の黒田道久率いる黒田派が道路族の一大派閥として登場し、仙露鉄男も同派閥に属することになる。

クレジット

書誌情報

テツぼん 既刊19巻 小学館〈ビッグコミックススペシャル〉 連載中

第1巻

(2010年2月27日発行、 978-4091831101)

第2巻

(2011年2月26日発行、 978-4091837394)

第3巻

(2012年1月30日発行、 978-4091843296)

第4巻

(2012年7月30日発行、 978-4091845795)

第5巻

(2012年12月27日発行、 978-4091848451)

第6巻

(2013年7月12日発行、 978-4091854308)

第7巻

(2013年8月8日発行、 978-4091854766)

第8巻

(2013年11月29日発行、 978-4091857385)

第9巻

(2014年3月28日発行、 978-4091861399)

第10巻

(2014年6月30日発行、 978-4091862860)

第11巻

(2014年11月28日発行、 978-4091867193)

第12巻

(2015年4月30日発行、 978-4091870988)

第13巻

(2015年8月28日発行、 978-4091872883)

第14巻

(2015年10月30日発行、 978-4091873958)

第15巻

(2016年2月29日発行、 978-4091875877)

第16巻

(2016年6月30日発行、 978-4091876997)

第17巻

(2016年10月28日発行、 978-4091892843)

第18巻

(2017年3月30日発行、 978-4091894786)

第19巻

(2017年7月28日発行、 978-4091896650)

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