概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
稲葉 すずな (いなば すずな)
新社会人の女性。全身からほんわかした雰囲気を漂わせた美人。素直で落ち着いた性格ながら、何かと抜けたところがあるドジっ子。大学進学を機に東京で暮らしていたが、アパートの隣人である同級生の瀬戸晴海から料理の手ほどきを受けたことがきっかけで、晴海と付き合うようになる。大学卒業と同時に新居で晴海と初の同棲生活を始める。料理上手で頼りがいのある晴海のことを心から愛しており、凛(りん)とした立ち振る舞いから突然ベタベタの甘えモードになり、少年のようなかわいい笑顔を見せる晴海の言動に今も萌(も)え続けている。休日になると大学時代と同じように晴海から料理の手ほどきを受け、彼と映画鑑賞しながら晩酌をするなど充実した日々を送っている。新社会人になっても空いた時間を見つけては猛勉強しており、その尽きぬ向学心が晴海を驚かせていた。同棲を始めてから少し体重が増えてしまったのが目下の悩み。幼少期に「カブ子」というあだ名で呼ばれていたため、カブが長らく苦手だったが、晴海のおかげでトラウマを克服している。
瀬戸 晴海 (せと はるみ)
新社会人の青年。シャープな顔立ちをした清潔感のあるイケメン。マイペ-スな性格で、感情の起伏が少ない。香川県にある料亭の一人息子で、料理全般を得意としている。飄々(ひょうひょう)としているが、料理に関しては妥協を許さない頑固さを持った料理バカでもある。大学在学時に住んでいたアパートの隣人である、同級生の稲葉すずなに料理を教えたことがきっかけで、すずなと付き合うようになった。大学卒業と同時に新居ですずなと同棲を開始し、学生時代と同様にすずなと共に料理をする楽しい日々を送っている。いつもクールで頼りがいのあるように振る舞っているが、すずなの前ではリラックスした笑顔を浮かべ、無防備に甘える姿ですずなを萌えさせていた。年相応な青年としての一面もあり、すずなの母親と会った際は何を喋(しゃべ)ったか覚えていないほど緊張していた。
前作
トナリはなにを食う人ぞ (となりはなにをくうひとぞ)
ふじつか雪の代表作の一つ。現代の東京を舞台に、大学進学を機に田舎から都内へと引っ越して来た女子大生の稲葉すずなが、偶然アパートの隣人となった同級生の瀬戸晴海から料理の手ほどきを受け、料理の腕前と女子力... 関連ページ:トナリはなにを食う人ぞ
書誌情報
トナリはなにを食う人ぞ ほろよい 12巻 白泉社〈花とゆめコミックススペシャル〉
第1巻
(2018-09-05発行、 978-4592218098)
第9巻
(2022-08-05発行、 978-4592228486)
第10巻
(2023-03-03発行、 978-4592228493)
第12巻
(2024-08-05発行、 978-4592230328)
トナリはなにを食う人ぞ ほろよい 11巻 白泉社〈花とゆめコミックス〉
第11巻
(2023-11-02発行、 978-4592228509)