ハコヅメ~交番女子の逆襲~

公務員の安定収入を求めて警察官になった新任の女性警官と、刑事部のエースだったが後輩へのパワハラで交番勤務を任命され、新任警官の指導員となった女性警官との日常を描いたコメディ漫画。交番女子「あるある」やぼやきがふんだんに盛り込まれた作品。作者は10年勤めていた某県警を辞め、漫画家に転身するという異例の経歴を持つ。短編『交番女子』の掲載が話題を呼び、タイトルを変えて連載がスタートした。「週刊モーニング」2017年52号から連載開始。2021年7月テレビドラマ化。

正式名称
ハコヅメ~交番女子の逆襲~
ふりがな
はこづめ こうばんじょしのぎゃくしゅう
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
モーニング KC(講談社)
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あらすじ

警察学校を卒業したばかりの川合は、町山警察署に勤める新任の女性警察官。安定した仕事を求めて、複数の公務員試験を受けるが、警察しか受からなかったため、仕方なく警察官になった。激務で頑張るほど人から嫌われる警察官に嫌気がさし、辞めようと思っていた矢先、指導員が変わるとの知らせを受ける。その指導員は刑事部のエースだったが、後輩へのパワハラで交番へ左遷されたという女性だった。

制服に着替えた藤部長が、川合に警察の基本を教えながらパトロールしていると、二人乗りの自転車とぶつかった中年男性がしりもちをついていた。藤部長は、すぐにけがはないかと声をかけ、男性が足をひねっていないか確認する。川合が優しい人だなと思っていると、藤部長は突然、男性に任意同行を求めた。

その短い対応の間に空き巣犯と同じ靴で、リュックにバールのようなものを持っていることを確認していたのだ。その男性は連続空き巣事件の犯人で、80件以上の犯行を繰り返していた。さらに取調室で藤部長は犯人を手玉にとり、刑事課が来るまで、新人警官に取り調べの勉強をさせてやってほしいと犯人に頼むのだった。

翌日、小学校の安全教室で、子供からルールを守るのはなぜかと聞かれた川合は、「感じたままを伝えればいい」と藤部長に背中を押された。川合は空き巣犯から聞いた「泥棒をしやすい町」の話を子供たちに話し始める。自転車の二人乗りをしている子供がいる町は、まわりの大人が注意しないから泥棒をしやすいのだと。子供でもルールを守ることで町を守っているんだよと説明すると、子供たちは自分もお巡りさんになりたいと言い出した。

藤部長との出会いによって、警察官の仕事も悪くないと少しずつ思い始めた川合は、もう少し警察官の仕事を続けてみようと思うのだった。

メディア化ほか

テレビドラマ化

「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」のタイトルで、2021年7月7日より日本テレビ系水曜ドラマ枠で放送。

出演:戸田恵梨香、永野芽郁、ムロツヨシ、三浦翔平、山田裕貴、西野七瀬、千原せいじ 

スピンオフ

・立花書房の月刊誌「警察公論」2020年1月号から9月号にて「ハコヅメ 〜交番女子の逆襲〜 出向編」が出張連載されていた。

・「週刊モーニング」2019年9号から18号にて本編の連載を中断して黒田カナを主人公にしたスピンオフ「ハコヅメ別章 アンボックス」を連載 。

登場人物・キャラクター

川合 (かわい)

町山警察署交番勤務の女性警察官。警察学校を卒業したばかりの新任警察官。安定した収入を求めて複数の公務員試験を受けたが、警察官しか受からなかったため、仕方なく警察官になった。警察官としての志は低く、激務で市民から嫌われている警察官など辞めようと思っていた。刑事課が偉そうで怖いから電話したくない、などとぼやくOLのような警官。 処女でエロ用語の知識が浅いため、援助交際した少女の聴取に苦労する。ショートカットで、前髪を眉毛の上で切りそろえたオンザ眉毛。

藤部長 (ふじぶちょう)

町山警察署交番勤務の女性警察官。川合の指導員。刑事部のエースだったが、後輩へのパワハラで交番勤務を任命される。元エースだけあって、パトロール中に職務質問して空き巣を見つけたりなど、とても敏腕な警官。取り調べの技術も高く、川合にとっても頼れる先輩。子供が苦手。女性だから子供が好きだとか、優しいとかいうのは偏見で、そんなまともな女は警察官になんてならないと豪語する。 リーゼント率が高い刑事課に、どっちがヤクザかわからない、と思ったままを口にする。サバサバした性格で、ストレスは持ち帰らないことにしている。なにかにつけて同僚を飲みに誘う。髪型は前髪を斜めに流したロングストレートで、勤務中は後ろでひとつにまとめている。始めて会った川合が驚くほどの美人。

牧高 (まきたか)

町山警察署勤務の女性警察官。藤部長が異動になって刑事課に配属された。歴史好きの新選組オタクで、仕事内容が似ていると思ったので、警察官になった。女子高出身で男性に免疫がなく、男嫌いで男性を怖いと思っている。男ばかりの刑事課では書類の山に隠れ、気配を消すように仕事をしている。刑事課を怖がる川合に声をかけてあげる優しい女性。 職場の同僚男性は骨のある牧高の仕事ぶりを認め、たまには頼ってほしいと思っている。髪は前髪のあるロングストレートで、長い髪をジャージの中に入れている。

山田 (やまだ)

町山警察署勤務の刑事課の男性刑事。藤部長を目の敵にしており、会うたびにいちいち嫌味を言っている。俺もそう思っていたなどと、後からズルいことを言う。良く吠える小物で、ポンコツな刑事。忙しいとアピールをして自分に酔っている。眉毛が細く、三白眼で、細身で短髪の若い男性。

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