概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ハトのヨメ
『ハトのおよめさん』の主人公であるハト。性格は傍若無人で言葉遣いも悪く、口癖は「うるせえ」「いいから」。トニャーやニャップリンなど、彼女のやりたい放題のせいで職を失った者も多い。口から吐く光線技であるはとビームという必殺技を持つほか、奥技手羽ビンタ、ビタミン手羽チョップなどといった技も使う。サッカーのテクニックにも優れており、地元のチームから助っ人としてスカウトされたことも。 好きなものは豆とパチスロで弱点は干瓢。
ハトのダンナ
ハトのヨメの夫で、ベンチャー企業「ハトハトチャンカンパニー」の社長。ヨメの傍若無人さに振り回されていることが多い。高校時代はラグビー部であり、必殺技の「花園タックル」は、ライオンをほぼ真っ二つにするほどの威力を誇る。実家は、漁港がある町の小さな食堂である鳩屋食堂。
ブッコ
ヨメとダンナの一人息子。生まれて最初に発した言葉が「ブッ殺す!」だったためこの名がついた。「ブッコ」「ブッ殺す」の2語以外の言葉をしゃべることができないが、周囲とコミュニケーションを取ることはできている。
ワニ子
36歳で主婦をしているウサギ。学生相手に不倫・妊娠したため夫に離婚され、飛び降り自殺を図ったところでヨメに激突、知り合いになる。ヨメのアドバイスにより夫とヨリを戻した後は、一緒にKAZU先生の料理教室に通うなど、ヨメと親しくなる。
ピョン也
ワニ子の甥であるウサギの少年。ブッコと仲が良く、よく一緒に遊んでいる。迷子になったと思ったらナンパに精を出していた時があるなど、歳の割にませた性格。父親が銃刀法違反で逮捕されてからは、新聞配達をして家計を助けている。ワニ子は否定するが、名前はプロレスラーの橋本真也に由来するとヨメに思われている。
ハリー
犬のノンキャリ警察官で階級は警部。普段はクールな性格だが時には熱く悪に立ち向かうこともあり、ノートパソコンを使った捜査を得意とする。ライフルの腕も持っており、犯人を射殺したこともある。ボビーは義弟。
ワンワン師匠 (わんわんししょう)
自分のことは「いちおう犬」だと言っているが、足が6本あり、舌の先は爬虫類のように2つに割れている。悪の枢軸と戦うための「光線を撃つ者(ビーマー)」となる動物を探している存在であり、ヨメにとってははとビームの師匠。必殺技は「犬ビーム」。
トニャー
ニャールセン・ニャップリンの弟である猫。上がり症ながらテレビ番組「クイズ・シンキングピュー」の司会者をしていたが、ヨメのせいでクビになる。その後はハト一家の使用人を経てホームレスになり、土管で暮らしている。ヨメにひどい目に合わされることが多い。
KAZU先生 (かずせんせい)
料理研究家のパンダで、ヨメとワニ子が通っている料理教室を開いているほか、カレー屋「大三元」やラーメン屋「グルタミン龍」のオーナーシェフ、テレビ番組出演など様々な仕事をしている。金に汚い性格で、密漁・脱税・万引き・贈賄・満員電車痴漢などの犯罪歴があるが、贈賄を駆使して逃げまわっている。 趣味は三角木馬。
長老 (ちょうろう)
森の長老である木だが、基本的に頭が悪く、あまり尊敬されている様子は見られない。元は大木だったが、ハトのダンナによって大部分を伐採されてしまい、切り株状になっている。
ニャップリン
ニャールセン・ニャップリンの兄である、紳士を気取った猫。手品師をしていたが、ヨメのせいでショーが失敗してから客が減り廃業。以後、ヨメへの復讐心に燃えるようになり、様々な発明品を作る。
ニャールセン
森で医者をしている猫で、ニャップリンの弟、トニャーの兄。腕前は確かだが軽薄な性格であり、病院に勤めている女看護師とオフィスラブにふけっていたところをヨメに目撃され、口止めの代わりにいいように使われている。
ボビー
ハリー警部の義弟である犬の警察官でキャリア組。人間の200万倍の嗅覚を持っており、これで犯人を探すのを得意とするが、ヨメに屁をかがされる度に嗅覚が落ちていってしまっている。
その他キーワード
はとビーム
『ハトのおよめさん』に登場する、ヨメの必殺技。「はとビーム!」の掛け声とともに口から強力なビームを吐く。その実は相手の精神に働きかける技であり、ロボットのような心を持たない相手の場合は効果がない。威力が0.2倍の派生技「はとビームレインボウ」も存在する。技の伝授者はワンワン師匠。
アニメ
書誌情報
ハトのおよめさん 11巻 講談社〈アフタヌーンKCDX〉
第1巻
(2000-06-01発行、978-4063343113)
第2巻
(2001-12-01発行、978-4063344875)
第3巻
(2003-08-01発行、978-4063347616)
第4巻
(2005-03-01発行、978-4063349795)
第5巻
(2006-08-01発行、978-4063721867)
第6巻
(2007-10-01発行、978-4063723731)
第7巻
(2008-10-01発行、978-4063755831)
第8巻
(2010-03-01発行、978-4063758917)
第9巻
(2011-01-01発行、978-4063760170)
第10巻
(2011-11-01発行、978-4063761511)
第11巻
(2012-12-01発行、978-4063767537)







