概要・あらすじ
北極探検を目指すロバート・ウォルトンたちは、氷上のヴィクター・フランケンシュタインを救出し、彼の驚くべき運命を知る。フランケンシュタインは大学で生命の秘密を解き明かし、秘かに死体をつなぎ合わせて8フィートの人造人間を作り上げる。逃げ出した人造人間は言葉を覚え人格が芽生えるが、そのおぞましい姿のため人間に受入れられないことを呪い、創造主 フランケンシュタインに復讐する。
登場人物・キャラクター
ヴィクター・フランケンシュタイン (ゔぃくたーふらんけんしゅたいん)
スイスの裕福な家庭に育つ。幼い頃から科学に興味を持ち、ドイツの大学で生命の秘密を解き明かし、秘かに死体をつなぎ合わせて8フィートの人造人間を作り上げた。だが、そのおぞましい姿に恐ろしくなり放棄してしまう。その後、言葉を覚え人格を持った人造人間につきまとわれ、その伴侶となる女の人造人間を作るよう迫られる。
人造人間 (じんぞうにんげん)
ヴィクター・フランケンシュタインが墓を暴いて集めた死体をつなぎ合わせて作り上げた8フィートの怪人。実験室から逃げ出した後、独学で言葉を覚え、人格が芽生えた。自分のおぞましい姿のために人間に受け入れられないことを嘆き、フランケンシュタインに伴侶となる女の人造人間を作らせるが失敗。 創造主であるフランケンシュタインへの復讐のために、フランケンシュタインの友人や恋人を次々と殺害する。
ロバート・ウォルトン (ろばーとうぉるとん)
北極探検船の船長。橇を駆る人造人間を目撃した後、人造人間を追って氷上に取り残された瀕死のヴィクター・フランケンシュタインを救出した。フランケンシュタインから、彼が作った人造人間を追うことになった経緯を聞く。
ヘンリー・クラーヴァル (へんりーくらーゔぁる)
ヴィクター・フランケンシュタインの幼なじみで親友。人造人間の脅迫により女の人造人間を作ろうとするフランケンシュタインを助ける。
ジュスティーヌ・モリッツ (じゅすてぃーぬもりっつ)
ヴィクター・フランケンシュタインの実家の召使い。人造人間により殺されたヴィクター・フランケンシュタインの弟、ヘンリー・フランケンシュタイン殺人の容疑を掛けられ死刑になってしまう。