ホタルノヒカリ

ホタルノヒカリ

ひうらさとるの代表作。現代日本の都市部を舞台に、27歳のOL、蛍の恋愛模様を描いた物語。恋愛に興味を示さず家でゴロゴロすることを好む「干物女」である蛍は、ひょんなことから会社の上司、高野と同居することになる。さらに、年下の同僚、マコトとの関係が恋愛に発展することで、これまでの生活スタイルに変化が生じていく。物語は蛍とマコトの恋愛関係を軸に展開され、高野部長との同居という秘密を抱えながら、マコトとの関係を深めていく蛍は、様々な困難に直面する。クリスマスやお正月などの季節イベント、ライバルとなる同僚の優華の登場、そして結婚への意識の変化などの展開を通じて蛍の成長が描かれる。本作は、女性向けの恋愛コメディ漫画である。従来の恋愛漫画の主人公像とは異なる「干物女」にスポットを当てることで、等身大の女性像を描いている点が特徴となっている。講談社「Kiss」2004年No.16から2009年No.13まで連載。テレビドラマ化され、第1作が2007年7月から9月まで、第2作が2010年7月から9月まで放送された。また、2012年6月に実写映画が公開された。

正式名称
ホタルノヒカリ
ふりがな
ほたるのひかり
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
KC KISS(講談社)
巻数
既刊15巻
関連商品
Amazon 楽天

作品の概要

基本情報

ひうらさとるの代表作。

要旨と舞台設定

現代日本の都市部を舞台に、27歳のOL、雨宮蛍の恋愛模様を描く。恋愛に興味を示さず家でゴロゴロすることを好む「干物女」である蛍は、ひょんなことから会社の上司、高野誠一と同居することになる。さらに、年下の同僚、手嶋マコトとの関係が恋愛に発展することで、これまでの生活スタイルに変化が生じていく。

ストーリー展開

物語は蛍とマコトの恋愛関係を軸に展開される。蛍は高野部長との同居という秘密を抱えながら、マコトとの関係を深めていく中、様々な困難に直面する。クリスマスやお正月などの季節イベント、ライバルとなる同僚の優華の登場、そして結婚への意識の変化などの展開を通じて蛍の成長が描かれる。

ジャンル的特徴と位置づけ

本作は、女性向けの恋愛コメディ漫画である。従来の恋愛漫画の主人公像とは異なる「干物女」にスポットを当てることで、等身大の女性像を描いている点が特徴となっている。

社会的影響

主人公の雨宮蛍のような、恋愛に無気力で、家でゴロゴロ過ごすことを好む女性を指した「干物女」という言葉は、2007年にユーキャン「新語・流行語大賞」にノミネートされた。

連載状況

講談社「Kiss」2004年No.16から2009年No.13まで連載。

メディアミックス情報

テレビドラマ

第1作『ホタルノヒカリ』:2007年7月から9月まで放送。

第2作『ホタルノヒカリ2』:2010年7月から9月まで放送。

実写映画(劇場)

『映画 ホタルノヒカリ』:2012年6月9日公開。

あらすじ

雨宮蛍は27歳、OL。職場では有能だが、恋愛には興味がなく、家でゴロゴロするのが大好き。5年も恋愛から遠ざかり、干物女となっていた。とあることから一回りも歳の離れた会社の上司高野誠一と同居することになり、事態が急変。さらに、年下のインテリアデザイナー手嶋マコトと出会い、恋愛に発展。脱・干物女の奮闘の日々が始まる。

登場人物・キャラクター

雨宮 蛍 (あめみや ほたる)

27歳。SWビルドのインテリア事業部で働くOL。広報を担当している。家では頭のてっぺんで髪を結んだちょんまげ姿で、ビール片手にゴロゴロしているか寝ているかの干物女。ひょんなきっかけで、同じ会社の高野誠一と同居することになるが、ズボラな性格の雨宮蛍と計画的な高野誠一との間で衝突は尽きない。 手嶋マコトとの交際を真剣に考えるが、久しぶりすぎる恋愛に空回りしっぱなし。

高野 誠一 (たかの せいいち)

雨宮蛍の住む一軒家の大家であり、同居人。SWビルドのインテリア事業部の部長で、雨宮蛍と組んで仕事をすることになる。41歳、既婚。奥さんの深雪とは別居中。何事も用意周到、計画通りに人生を生き、整理整頓が趣味で、家事は完璧。何年かぶりに恋愛に挑む雨宮蛍に対し、年上の男性とアドバイスする、面倒見の良い面もある。

手嶋 マコト (てしま まこと)

新進気鋭のインテリアデザイナー。24歳。ロンドンの研修からSWビルドへ戻ってきた。職場の女子からは癒しの王子と呼ばれる甘いルックスの持ち主。ほんわかした性格だと思いきや、好意を抱いていた雨宮蛍に自分からキスをする大胆さも持つ。雨宮蛍のことを素敵なかわいい年上の女性と思っており、干物女であることは知らない。

三枝 優華 (さえぐさ ゆうか)

LD社所属の帰国子女。手嶋マコトがロンドンにいた時に一緒に仕事をしていたインテリアプランナー。24歳。誰もが憧れるステキ女子。雨宮蛍の会社ととある事業で組んで仕事することになった。予定通りのことはキチッとこなせるが、突然のハプニングには弱い。手嶋マコトに想いを寄せているが、フラれてしまっている。 神宮寺要に対してだけは意地っ張り。

古田 優子 (ふるた ゆうこ)

27歳。雨宮蛍の15年来の親友で、雨宮蛍のツボを心得ているため、いいように使っている。見た目は地味だが、学生時代はみんなのファッションリーダーだった。現在はファッション雑誌の編集をしており、海外に取材に行くほど忙しい毎日を送っている。雨宮蛍と同じ干物女で似たもの同士。彼氏いない歴3年を目前にあせっている。

葛西 弓子 (かさい ゆみこ)

SWビルドで働くOLで雨宮蛍の同僚。27歳。外見は地味でややぽっちゃり。淡々としつつも、雨宮蛍に鋭い質問をすることもある。

神宮寺 要 (じんぐうじ かなめ)

ロンドンの会社からLD社にヘッドハンティングングされた切れ者のインテリアデザイナー。27歳。三枝優華の大学の先輩で、ひそかに想いを寄せていた。恋でも仕事でも手嶋マコトをライバル視している。広島弁で話し、オラオラ系の殿様男。イケメンだが、背が低いのがコンプレックス。

虎田 六郎 (とらだ ろくろう)

高野誠一の友人であり、同僚。オネエ言葉で話す。雨宮蛍と高野が同居していることを知っている数少ない人間。山田早智子とは20代の時にダンスホールで知り合い、意気投合してからの長い付き合い。

山田 早智子 (やまだ さちこ)

SWビルド勤務の雨宮蛍の上司でお局様。38歳。バブル時代を引きずり、周囲を置いていきがちだが、失恋した雨宮蛍にアドバイスするなど姉御肌な一面もある。

作田 葵 (さくた あおい)

旦那は高野誠一の親友だったが、3年前交通事故で帰らぬ人になる。ひとり娘のすみれは、高野誠一になついており、「パパ」と呼んでいる。東京でレストランを開くため長野から戻ってきて、現在はレストランのオーナー兼シェフを務めるサバサバ系美人。娘のため、高野誠一の妻になろうと雨宮蛍に宣戦布告する。

深雪 (みゆき)

高野誠一の元奥さん。エステティシャンをしており、雨宮蛍がたまたま行ったエステで施術してもらった。外見はぽっちゃりメガネ女子。包容力にあふれた癒し系。結婚当時は天然でマイペースな彼女に高野誠一のほうが夢中だった。

場所

高野家 (たかのけ)

高野誠一が父親のために購入した庭付き一軒家。雨宮蛍は飲み屋で意気投合した高野誠一の父親の好意で、一軒家を格安で借り暮らしていた。しかし、高野が実家に戻ってきてしまい、奇妙な同居生活がスタートする。雨宮蛍は2階の部屋をつき1万円で借りており、1階のリビング・台所・風呂・トレイは共有スペース。 高野誠一の部屋は1階の奥にある。

SWビルド (えすだぶるびるど)

雨宮蛍や高野誠一が働く総合会社。レストランや商業複合ビルなど、多方面に事業を広げている。海外で活躍するデザイナーを積極的に受け入れており、業務提携も盛んに行っている。

その他キーワード

干物女 (ひものおんな)

『ホタルノヒカリ』のキーワードとなる言葉。「恋愛するより家出寝ていたい」を貫く恋愛日照りの女性のこと。ズボラな雨宮蛍の生活を見て、高野誠一が命名。反対語として、見た目・仕事・気配りと三拍子揃ったステキ女子がある。

続編

ホタルノヒカリ SP (ほたるのひかり えすぴー)

ひうらさとるの「ホタルノヒカリ」シリーズの2作目。続編に『ホタルノヒカリBABY』がある。現代の日本を舞台に、前作『ホタルノヒカリ』から世界観を引き継いでいる。アイドルオタクで彼氏いない歴=年齢の晴香... 関連ページ:ホタルノヒカリ SP

ホタルノヒカリBABY (ほたるのひかりべいびー)

ひうらさとるの「ホタルノヒカリ」シリーズの3作目。「干物女」と呼ばれていた高野蛍が妊娠し、ついに第一子・高野一を出産した。相変わらずドジながらも、母親として一生懸命に育児に奮闘する蛍の初めての子育てを... 関連ページ:ホタルノヒカリBABY

書誌情報

ホタル ノ ヒカリ 15巻 講談社〈KC KISS〉

第1巻

(2005-02-09発行、978-4063405293)

第2巻

(2005-06-10発行、978-4063405507)

第3巻

(2005-09-11発行、978-4063405620)

第4巻

(2006-01-12発行、978-4063405767)

第5巻

(2006-04-13発行、978-4063405873)

第6巻

(2006-08-11発行、978-4063406030)

第7巻

(2006-12-13発行、978-4063406238)

第8巻

(2007-04-13発行、978-4063406412)

第9巻

(2007-07-13発行、978-4063406559)

第10巻

(2007-10-12発行、978-4063406719)

第11巻

(2008-04-11発行、978-4063406948)

第12巻

(2008-09-12発行、978-4063407167)

第13巻

(2009-01-13発行、978-4063407334)

第14巻

(2009-06-12発行、978-4063407549)

第15巻

(2009-10-13発行、978-4063407709)

SHARE
EC
Amazon
logo