劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ

ゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作として制作された劇場版アニメ作品の第6弾。千年に一度だけ目覚めるという幻のポケモン、ジラーチを巡る陰謀に巻き込まれたサトシたちの奮闘を描いている。また、サトシの仲間であるマサトとジラーチの心の交流や友情も物語の大切なキーワードとなっている。

正式名称
劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ
ふりがな
げきじょうばんぽけっともんすたーあどばんすじぇねれーしょんななよのねがいぼしじらーち
制作
O.L.M Team Koitabashi
公開日
監督
湯山 邦彦
ジャンル
アドベンチャー
関連商品
Amazon 楽天

概要

世界一のポケモンマスターとなるべく、相棒のピカチュウや仲間たちと共に全国各地を旅している主人公のサトシたちは千年に一度、7日間しか観測できない千年彗星を見るためホウエン地方のとある平原に到着。

移動遊園地「ポケモンパーク」のマジシャンであるバトラー、そしてバトラーが持つ「眠りの繭」から目覚めた幻のポケモン、ジラーチと出会う。唯一テレパシーで会話できるマサトを介してサトシたちとジラーチは仲良くなるものの、ジラーチが目覚めたことでバトラーの恐ろしい計画が発動、サトシたちも巻き込まれることになる。

登場人物・キャラクター

サトシ

世界一のポケモンマスターになるのを夢見る、マサラタウン出身の10歳の少年。単純で熱くなりやすく、また調子に乗りやすい。考えるより実際に行動するほうが多く、それで失敗することもあるが、成功することも多い。 基本的に純粋で優しい性格をしており、仲間のことを一番に考えているので、特にポケモンにはよく懐かれている。対人関係においても同様で、最初は対立していても、ポケモンバトルなどを通じて心を通わせると過去を一切気にせず、すぐに友達になれる。 かなりの正義感の持ち主で、悪いやつらを徹底的にこらしめようとする。千年彗星を見るため移動遊園地「ポケモンパーク」を目指すが、そこで幻のポケモン、ジラーチを巡る騒動に巻き込まれる。 口癖は、ポケモンやアイテムを入手したときに発する「~、ゲットだぜ!」。

ピカチュウ

サトシがマサラタウンを旅立つ時、オーキド博士から譲られた最初のポケモン。当初は気難しくサトシに慣れなかったが、すぐにサトシと仲良しになり、サトシの最高のパートナーとして各地の旅に同行する。 モンスターボールに入るのを嫌い、移動時でも常にサトシの側で行動している。相棒のサトシと共に千年彗星を見るため移動遊園地「ポケモンパーク」を目指すが、そこで幻のポケモン、ジラーチを巡る騒動に巻き込まれる。

タケシ

世界一のポケモンブリーダーを目指す15歳の少年。優しく穏やかで真面目な性格が特徴で、また年齢が高いせいか仲間の面倒をよく見ている。サトシの旅に長く同行しており、現在はサトシの親友であり兄貴分でもある。 いわポケモンを好んで使うが、後に他のタイプのポケモンを積極的に使うようになる。サトシたちと共に千年彗星を見るため移動遊園地「ポケモンパーク」を目指すが、そこで幻のポケモン、ジラーチを巡る騒動に巻き込まれる。

ハルカ

トウカシティ出身の10歳の少女。性格は明るく快活で天真爛漫かつ無邪気。女の子らしい優しさも持つが、意外に勝気な面があり、相手に見下された時などは感情をむき出しにして怒るという一面もある。 当初はポケモンへの苦手意識を克服しながらポケモントレーナーを目指すが、後にポケモンコーディネーターの道に進む。サトシたちと共に千年彗星を見るため移動遊園地「ポケモンパーク」を目指すが、そこで幻のポケモン、ジラーチを巡る騒動に巻き込まれる一方、弟であるマサトとジラーチの交流を優しく見守る。

マサト

トウカシティ出身の7歳の少年でハルカの弟。無邪気で心優しいポケモン大好き少年。年齢的にポケモントレーナーになることはできないが、ポケモンの勉強のためサトシに同行する。ポケモンの知識はサトシ以上に持っているものの、それらは本やテレビで得た知識であり、実際のポケモンに触れ、世話をし、そして時には技を食らいながらポケモンの本質を勉強していく。 仲間たちの中で唯一、眠り繭の状態であったジラーチのテレパシーを感じることが可能で、目覚めたジラーチとは心の交流を続けて親友のような関係になっていく。

バトラー

人気マジシャン「グレート・バトラー」として、移動遊園地「ポケモンパーク」でマジックショーを担当する色男。元マグマ団の研究員だったが、相次ぐ実験の失敗が元でマグマ団を追放される。 その後、放浪のマジシャンとして恋人であるダイアンと共に全国を旅している。マグマ団で研究していた、伝説のポケモンであるグラードンの再生を諦めておらず、ジラーチの力を使って研究を成功させようとしている。

ダイアン

バトラーの幼馴染であり恋人。自分を追放したマグマ団への復讐に燃え、周囲が見えなくなっているバトラーを心配しており、見守りながらバトラーの旅に付き従っている。しかし、バトラーが企んでいる恐ろしい計画を知り、昔のバトラーに戻ることを期待してサトシたちに協力することになる。 普段はマジックショーで「グレート・バトラー」のアシスタントを務めている。

ボギー

移動遊園地「ポケモンパーク」でアクセサリーを売る店を出している男性で、大柄な身体にヒッピーのような衣装が特徴。強面だが笑顔が優しくおしゃべり上手。その話術でアクセサリーを売りまくるなど、なかなかの商売上手でもある。

ジラーチ

千年彗星が観測できる千年に一度、眠り繭から7日間しか目を覚まさないといわれている幻のポケモン。目覚めたとき、人間の願いを叶えてくれるという伝説を持つ。全高30センチ程度の小型ポケモンで、星型の頭部に短冊のような飾りが特徴。 また腹部には「真実の瞳」と呼ばれる大きな眼があり、千年彗星のエネルギーを吸収するときに開く。純粋な子供の心に反応すると目覚めると伝えられており、今回はマサトの心に反応して目覚める。 また、マサトとのみテレパシーで会話できる。

ムサシ

ロケット団に所属する25歳の女性団員。非常にプライドと気が強く、またワガママな女性。元々はエリートだったが、失敗を重ねてエリートコースから外れてしまう。オバサン呼ばわりを最も嫌っている。 どくタイプのポケモンを使う傾向があるものの、ポケモンの知識自体はそれほどないため、いまだ修行中の身である。いつものようにサトシたちを追っていたが、メタ・グラードンの暴走に巻き込まれ、メタ・グラードンに取り込まれてしまう。

コジロウ

ロケット団に所属する25歳の男性団員で、ムサシとニャースのパートナー。世界有数の大財閥の御曹司ながら家出して現在に至る。やたらとキザでナルシストな面があるものの、基本的に優しく常識人で、ゲットしたポケモンにも愛情を込めて接している。 くさタイプのポケモンを好んで使用している。いつものようにサトシたちを追っていたが、メタ・グラードンの暴走に巻き込まれ、メタ・グラードンに取り込まれてしまう。

ニャース

個人のポケモンになることを拒み、あくまでパートナーとしてムサシとコジロウと行動を共にするポケモン。ちなみに性別はオス。人間の言葉を理解している珍しいポケモンだが、その代わり進化ができなくなった。 基本的に明るく快活な性格でムードメーカー的な役割を持つ。またピカチュウに嫌われている。いつものようにサトシたちを追っていたが、メタ・グラードンの暴走に巻き込まれ、メタ・グラードンに取り込まれてしまう。

メタ・グラードン (めたぐらーどん)

『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』に登場するモンスター。バトラーがジラーチの力を使い、グラードンを復活させようとして生み出してしまった巨大な怪物。 容姿は伝説のポケモンであるグラードンに酷似しているものの、その体躯はグラードンと比較にならないくらい巨大で、触手のようなものまである。大地のエネルギーを吸収してファウンスの森を枯らし、さらにポケモンや人間までも取り込む能力を持つ。 自分を生み出したエネルギーの元であるジラーチを求めて暴走する。

クレジット

原案

田尻智 , 増田順一 , 杉森建

監督

脚本

総作画監督

毛利和昭

音楽

宮崎慎二

アニメーション制作

O.L.M Team Koitabashi

SHARE
EC
Amazon
logo