ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー

ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー

TVゲーム『ポケットモンスター 赤・青・緑バージョン』、『ポケットモンスター 金・銀バージョン』のキャラクターと世界観を用いたラブコメディで、月梨野ゆみの初連載作品。原作のTVゲーム版とは異なり、登場するポケモンは、一部の例外を除いてほとんどが人語を話す事ができる。「ちゃお」1997年7月号から2003年2月号にかけて連載された作品。

正式名称
ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー
作者
ジャンル
ファンタジー
レーベル
フラワーコミックススペシャル(小学館)
巻数
全10巻
関連商品
Amazon 楽天

あらすじ

第1巻

ある日、じーちゃんに呼び出されたマロンは、惚れ薬と引き換えにポケモン集めをする事を命じられる。やる気になったマロンが、最初に出会ったのは野生のピカチュウ。人間を怖がっていたピカチュウも、マロンの優しさで無事に友達になったのだった。(エピソード「はじめまして ピカチュウ?」)

マロンとピカチュウが、おつきみ山で出会ったのは怖がりのピッピ。「強くなりたい」と言うピッピのために、マロン達は協力する事になった。(エピソード「がんばれ!ピッピくん」)

マロンは、ピカチュウとピッピの友達、プリンに出会い、ホームパーティーに誘われる。出された料理はプリンの手作りで、見た目はとてもおいしそうなのだが、食べてみると卒倒するほどのまずさだった。(エピソード「プリティープリンちゃん」)

ピカチュウとピッピ、アーモンドとスケッチに来たマロンは、絵の題材としてモンジャラを描く事にしたが、描いているうちにモンジャラの中身が気になり始める。(エピソード「モンジャラくんの秘密」)

じーちゃんに頼まれてマロンの大切な鏡を届ける事になったピカチュウだったが、途中で鏡を割ってしまう。マロンの悲しむ姿を見たくない、とマロンに打ち明けられなかったが、悩んだ末にマロンに謝る事にする。(エピソード「ピカチュウの大事件」)

クリスマスはプクリンの別荘でパーティーをする事になったマロン達。プクリンの別荘であるお城では、ゼニガメアーボックなども呼ばれて楽しい一夜を過ごす。(エピソード「ラブラブクリスマス?」)

海にやって来たマロンは誤って海に落ちてしまう。そこに現れたタッツーに助けられると、そのお礼としてタッツーの探しものを手伝う事にする。(エピソード「タッツーくんのくびかざり」)

じーちゃん主催の肝試し大会に参加したマロンとアーモンド。子供向けの仕掛けで怖くないと思っていると、そこにゴーストポケモンが現れた。(エピソード「きもだめしでドッキドキ?」)

アーモンドの誕生日を前にしてケンカをしてしまったマロン。それを聞いたピカチュウ・ピッピ、プリンの3匹は仲直りさせるための作戦を立てるのであった。(エピソード「ハッピー?パーティー」)

第2巻

アーモンドの弟になって男らしくなりたいと尋ねて来たゼニガメ。アーモンドは男らしくなるための修業として、洞窟にある「冒険の石」を取りに行く事を提案する。(エピソード「めざせ!冒険の石!!」)

スキー場に来た一行。滑っている途中でマロンアーモンドがいなくなってしまう。心配したピカチュウピッピプリンは、じーちゃんに願いをかなえてくれる伝説のポケモンフリーザーの話を聞き、フリーザーを探す事にする。(エピソード「伝説のポケモン フリーザー!」)

都会から引っ越して来たココナッツはじーちゃんの孫であり、アーモンドを狙うマロンのライバル。ココナッツのパートナーであるイーブイは、自称天才で、ピカチュウ達から羨望のまなざしを受ける。(エピソード「天才ポケモン イーブイくん?」)

お花見に来た一行。ポケモン達に甘酒を飲ませると、全員酔っ払って豹変してしまう。そんな中、近くで暴れだすポケモンが現れてマロン達はピンチに陥るが、酔ったポケモン達の力で無事に解決する。(エピソード「お花見で大パニック」)

療養のために引っ越して来たピースとそのパートナーのヒトカゲ。のんびりしているピカチュウ達を見たヒトカゲは、強くするためにと、山の上にある「元気の実」を取りに行く事を決める。(エピソード「ヒトカゲくんとピースくん」)

プクリンに恋をしたアーボック。マロンとココナッツ達が中心になり、プクリンへの告白を成功させようと全員が協力する。(エピソード「アーボックの初恋物語?」)

温泉に行った一行が出会ったのはピカチュウのにせものだった。大量に現れたピカチュウに戸惑うが、マロンの機転で本物を見つける事ができたのだった。(エピソード「温泉でドッキドキ!?」)

ピカチュウとピッピは、マロンが急に遊んでくれなくなったので、嫌われたと勘違いしていた。実はプリントいっしょにバレンタインのチョコレートを準備していただけと知り、一安心するのだった。(エピソード「バレンタインでドッキドキ?」)

第3巻

ピカチュウピッピプリンは森の中で忍術の修業をするウォールと出会う。3匹は師匠のメタモンに誘われて、いっしょに修業を体験する事になった。(エピソード「メタモン師匠とウォールくん」)

マロンの家を訪ねたピカチュウだったが、マロンの姿はなかった。ほかの友達の家を訪ねると、誰一人いなくなっていた。ひとりぼっちになってしまったと悲しむピカチュウだったが、実はマロン達はピカチュウに内緒でパーティーの準備をしていたのだった。(エピソード「これからもよろしくネ?」)

謎が多いプリンの観察日記をつける事にしたアーモンド。プリンを追いかけていくが、次々と災難に巻き込まれていく。(エピソード「命がけの観察日記」)

じーちゃん主催のイモ掘り大会に参加したマロン達。ピンクのイモを掘れば豪華賞品がもらえると張り切っていると、修業のためにピンクのイモを探すウォールに会う。マロン達はウォールに協力する事にした。(エピソード「たのしいイモ掘り大会」)

ココナッツに頼まれて惚れ薬入りのクッキーをアーモンドに届ける事になったイーブイ。途中で入った邪魔によって、オコリザルに食べられてしまい、なんとイーブイが惚れられてしまう。(エピソード「イーブイくんの大ヘンな一日」)

ピッピがマロンに贈るために手作りしたクリスマスプレゼントを壊してしまったピカチュウ。ショックで寝込むピッピに、お詫びとして作り直そうとするが、なかなかうまくいかず何度も作り直すが、納得のいくものはできずに朝を迎えてしまう。(エピソード「素敵なクリスマスプレゼント」)

マロンが失くしたアーモンドの写真を探しに出かけたピカチュウ達。途中で出会ったユンゲラーの超能力で探してもらおうとするが、なかなかうまくいかない。落ち込んでしまうユンゲラーを励ましながら、写真探しを続行するのだった。(エピソード「さがしものでドッキドキ」)

キャンプのために川へやって来たマロン達。ピカチュウ達がカレーの材料を洗っていると、現れたコダックが些細な事に疑問を持って悩み、超能力を発揮してしまう。悩みはどんどん深刻になっていき、ピカチュウ達にも危険が迫る。それを解決したのはなんとマロンだった。(エピソード「なぜなぜ?コダックくん」)

第4巻

ゼニガメの家に行く事になったアーモンド。ゼニガメには五人のきょうだいがおり、全員気の強い女の子だった。姉妹達はアーモンドに試練を受けさせ、ゼニガメにふさわしいかテストするのだった。(エピソード「ゼニガメ5人姉妹参上」)

マロンがお花屋さんで出会ったのは、ピースの兄にして女の子に人気のピスタチオ。初対面で口説かれるマロンだったが、ピスタチオのパートナーであるダネリーナに嫉妬されてしまう。(エピソード「ラブラブ?ダネリーナ」)

ダネリーナが、ピスタチオに惚れ薬を使いたいとじーちゃんに迫ると、森にある珍しいキノコを取ってくるように言われ、ピカチュウピッピと共に森へ行く事にする。しかし、穴に落ちてしまい、抜け出せなくなってしまう。(エピソード「ホレぐすりを追いかけろ!」)

マロンと遊んでいたピカチュウをいきなり連れ去ったピジョーの子分を追いかけると、ピジョコとケンカしている場面に遭遇。話を聞くと、幼なじみの二人の恋愛に自分を重ねたマロンが協力する事になる。(エピソード「ピジョー&ピジョコの恋物語?」)

じーちゃんに誘われたピクニックで、小さくなる薬の実験台にされたマロン。手のひらサイズになってしまったマロンを守るためにピカチュウ達は奮起する。(エピソード「マロン大ピンチ!!」)

雨の日が続き、外に出る事ができないヒトカゲは、ピカチュウ達を家に呼んで遊ぶ事にする。家の中でも水に濡れる危険が多いとピースが奔走する。(エピソード「ヒトカゲくんのたいくつな一日」)

ピースが鬼になり、みんなでかくれんぼをしていると、ピカチュウとピッピを見つけた時に穴に落ちてしまい、地下空間へ行ってしまった。地下では不気味なポケモン達が待ち構えており、必死で出口を探すのだった。(エピソード「かくれんぼでドッキドキ!?」)

アーモンドが話した怪談が怖くて眠れないピカチュウ達。次々と怪談と同じ現象が起こり、全員がパニックになってしまう。(エピソード「怪談でドッキドキ!!!!」)

第5巻

散歩の途中で見つけたひまわり畑で出会ったナゾノクサは、一人で留守番をしていた。心配したピカチュウピッピはナゾノクサといっしょに待つ事にした。(エピソード「ひとりぼっちのナゾノクサ」)

アーボックプクリンの初デートに同行したマロン達。緊張するアーボックのサポートをしながらデートの成功を祈る。(エピソード「キンチョ~の初デート」)

アーモンドが本当に好きな人が誰なのかを知りたいココナッツは、見よう見まねの催眠術を試してみた。しかしアーモンドの口からは本当の事を聞く事ができなかった。(エピソード「アーモンドのホントのきもち?」)

強い男になりたいと願うピッピと、強い忍者になりたいと願うウォールが、いっしょに修業をする事になった。プリンを師匠にして行う試練は一筋縄ではいかないものばかりだった。(エピソード「ピッピ・ウォールの大特訓」)

ダイエットをする事にしたマロンとダネリーナ。エクササイズ施設に行ってさまざまな運動をするが、身も心も辛くなるばかりだった。(エピソード「ダイエットするでちゅ!」)

アーモンドがクリスマスのパーティーに参加できない事で傷つき、怒ってしまったマロン。そんなマロンを助けるためにポケモン達が協力する。(エピソード「マロンのメリークリスマス」)

ピクニック中に出会ったカイリキーが、片思いするシャワーズはとても気の強い子だった。二人の仲を取り持つためにピカチュウ達も手伝う事になる。(エピソード「恋のドッキドキ大作戦!!」)

恋のおまじないに効くというコイキングのひげを探しに海に来たマロンとココナッツだったが、コイキングに会うまでにはさまざまな危険が待っていた。(エピソード「コイキングの魔法できれいになるっ!?」)

第6巻

イーブイに片思いするるーの告白を手伝うマロンココナッツ。二人の作戦通りに動けないものの、イーブイに思いを伝える事には成功したのだった。(エピソード「るーちゃん がんばる!」)

マロン達が森で出会ったビーボー。ビーは変身をする試験に落ちてしまい、練習をしている最中だった。マロン達はビーの再試験合格のために協力する。(エピソード「メタモンの変身試験」)

ピカチュウピッピは川から大きなタマゴを拾って来た。マロンの助言を聞いて二人で温めてみると、なんとトゲピーが生まれるのだった。(エピソード「ふしぎなタマゴ」)

トゲピーを連れて釣りに出かけたアーモンドピース達。釣りの最中にトゲピーが指を振ると、不思議な事が次々と起こるのだった。(エピソード「トゲピー大パニック」)

マロンが道で出会ったクコはお見合いに行くため、代わりにマロンがハネッコ達とピクニックに行く事になった。個性的なハネッコ達に手を焼きながら目的地を目指す。(エピソード「大スキなクコママへ」)

道で出会ったチコと町に行ったピカチュウ達。チコは偶然出会ったピスタチオに恋してしまう。それを見たダネリーナはチコに勝負を挑み、二人は対決する事になった。(エピソード「恋する少女?チコ登場」)

野原で絵を描いていたピッピとピカチュウ。そこに通りかかった占い師から水難の相が出ていると言われる。水難に恐怖しながら助かる方法を探していくのだった。(エピソード「恐怖のうらないでドッキドキ!?」)

幽霊のナギサはいっしょに幽霊になってしまったパートナーのライチュウを探してさまよっていた。二人を再会させるためにピカチュウ達は尽力する。(エピソード「いちばんの友だち」)

カイリキーの態度がおかしいと相談するシャワーズ。カイリキーに話を聞くと、格闘大会に出るためだという。本当にそれだけなのかと、ピカチュウ達は大会を見に行く事にしたのだった。(エピソード「すき?きらい?」)

第7巻

突如現れた美女のジンジャーは、なんとじーちゃんが会長を務めるカンパニーからやって来たらしい。じーちゃんが成功した発明品を作らなければ会社に連れもどされてしまうため、マロン達も協力する事にする。(エピソード「ナゾの美女ジンジャー登場!」)

ピカチュウピッピが海に行って出会ったのは怖い顔をしたハリーセン。ぶっきらぼうな物言いに怖がっていたが、実は優しい性格だと知ったのだった。(エピソード「海の友達 ハリーセン」)

イーブイるーがはじめてデートをする事になった。イーブイは待ち合わせの場所のに向かおうとするが、邪魔が入ってなかなか到着する事ができない。(エピソード「はじめてのデート」)

るーちゃんにまだ好きだと言っていないイーブイは、今日こそ好きだと言おうと張り切っていた。しかしデート中にアクシデントが発生し、イーブイの魂と別のポケモンの魂が入れ替わってしまう。天国にいるナギサ達の力を借りて、イーブイは元に戻ろうとするのだった。(エピソード「いちばんのすきなひと」)

写生大会に参加したピッピは、自分よりもうまく絵を描くポケモンの存在を知って愕然とする。しかしマロン達のサポートで、自分なりの絵を描く事ができたのだった。(エピソード「ピッピくんの絵」)

突如眠り続けるようになってしまったアーモンドを助けるため、洞窟へ向かったマロンとココナッツ。そこには催眠術をかけて夢を食べてしまうスリープスリーパーの兄弟が待っていた。(エピソード「アーモンドを救え! 前編」)

スリープとスリーパーの二人を説得するが、なかなか応じてくれない。そこでマロンは自分の恋心と引き換えにアーモンドを助ける事を提案するが、二人の様子がおかしくなってしまう。(エピソード「アーモンドを救え! 後編」)

道で出会ったじーじたつきは初恋の相手と約束した木を探しているという。じーじの初恋の人と再会したいという願いを叶えるためヒトカゲ達が立ち上がる。(エピソード「一本星の丘で」)

自由きままなプリンが、最近うれしそうに出かけるのを見て、恋をしたのだと考えたマロン。その相手を探るべく尾行する事にしたのだった。(エピソード「プリンちゃんのドッキドキ?」)

第8巻

忍者の鍛錬として、ほかの忍者と練習試合をする事になったウォール。その相手は幼なじみでいじめっ子の小梅だった。忍術の腕もいい小梅相手にウォールの挑戦が始まる。(エピソード「スーパーヒロイン小梅参上!!」)

じーちゃんの発明品でヒーローになりきったピッピピカチュウはきれいなお姫様を助けるために、悪者を倒す冒険を繰り広げるのだった。(エピソード「ピカチュウ・ピッピのヒーロー物語」)

バレンタインが近づき、チコヒトカゲにチョコレートを渡すか悩んでいた。しかし、バレンタインデーを前に二人はケンカしてしまう。素直になれない二人は相手の事を考えて仲直りする事にしたのだった。(エピソード「チコのセントバレンタイン」)

素顔のウォールが働くパン屋に素顔の小梅がやって来た。二人ともお互いの素顔を知らないため、ウォールは素顔の小梅に恋をする。その後、ウォールがポケモンに優しくする一面を見ると、小梅はウォールを好きになってしまう。(エピソード「2人の忍者 危険な恋!」)

アーモンドマロンの誘いを断って、別の人とお花見に行くという。そこでマロンは、じーちゃんに頼んで、小さくなる薬を使ってあとをつける事にする。(エピソード「桜のプレゼント?」)

イーブイるーのデートにこっそり着いていく事にしたヒトカゲ達。男同士で遊ぶほうがいいと思っていたヒトカゲだったが、女の子を守るイーブイの姿を見ると思い直すのであった。(エピソード「男のコはかっこいー!」)

ココナッツが道で出会ったのは、特別な石を探すロコンヒノアラシだった。二人の恋愛を応援しながらも、自分の恋愛と重ねるココナッツであった。(エピソード「ロコちゃんとアラシくん」)

ウォールに恋をした小梅は毎日アプローチをかけていた。しかしウォールは怖がるばかりで、恋愛にはなかなか進展しない。マリルリの助言で、まずは友達から始めようとクッキー作りをするのだった。(エピソード「燃えよ 小梅! 前編」)

小梅がウォールとの仲直りのために作ったクッキーは大失敗で終わってしまう。小梅は気持ちが不安定なまま別の忍者と練習試合する事になったが、本気が出せずに負けてしまう。(エピソード「燃えよ 小梅! 後編」)

第9巻

マロンが持って来た昔のアルバムをきっかけに、ピカチュウピッピプリンらは、自分達が出会った時の事を話し出す。(エピソード「偶然の宝もの?」)

ポケモンのオスとメスに分かれて運動会を開催する事になった。お互い負けじと奮闘するが、その中でヒトカゲチコがケンカをしてしまい、徐々に雰囲気が悪くなっていく。(エピソード「ポケモン紅白運動会! 前半戦」)

運動会の最中にチコがケガをしてしまう。それを隠して競技を続けるチコだったが、最後のリレーが始まると、走っている最中に倒れてしまう。そこにヒトカゲが手を差し伸べ、二人でゴールするのだった。(エピソード「ポケモン紅白運動会! 後半戦」)

見つけると願いが叶うという四つ葉のクローバーを探すピカチュウとピッピ。そこに現れた嫌われ者のワニノコは、うそをついてクローバーを取ろうとする。しかしピカチュウとピッピはそれを素直に信じ、ワニノコの分も探すと奮起するのだった。(エピソード「幸せのクローバー」)

バレンタインを前に浮かれるマロンとココナッツに誘われて占いの館にやって来た小梅。しかし占いの結果は全員ショックの大きいものとなってしまう。(エピソード「女のコって…?」)

ウォールにアプローチを続ける小梅だったが、ウォールには好きな相手がいると知ってショックを受ける。せっかく用意したバレンタインのクッキーも渡せずじまいになってしまう。(エピソード「小梅のバレンタイン」)

お払いナースのプラムは生き物に憑いた「悪い気」を具現化してお払いする事ができる。そこで病弱なピースに憑いている悪い気を払おうと提案する。(エピソード「お払いナース登場!!」)

マリ丸が忍者仲間に「ゼニガメが恋人」だとウソをついてしまう。ゼニガメに無理を言って恋人のふりをしてもらうが、なかなかうまくいかず、失敗してしまうのであった。(エピソード「マリ丸の恋物語」)

じーちゃんの思い付きで、ポケモン達だけでカレーライスを作る事になった。全員で協力してカレーを作るが、途中で急な雨が降り始め、一同は大パニックになるのだった。(エピソード「みんなでカレーキャンプ♪」)

第10巻

じーちゃんの逃げたポケモンを探す大会に参加したマロンアーモンドは、商品を賭けて対決する事になった。(エピソード「マロンVSアーモンド!」)

ココナッツは実家に戻るように言われて心が揺れていた。そこで新しい発明品が失敗したらアーモンドをあきらめて帰ると決心したのだった。(エピソード「ココナッツのラブ?ウォーズ 前編」)

突如現れたキャラウェイにファーストキスを奪われてしまったココナッツ。怒りに震えながらも命運をかけた発明の実験を始めるのだった。(エピソード「ココナッツのラブ?ウォーズ 後編」)

ウォールに好きな人がいる事を知って落ち込んでいた小梅だったが、自分の気持ちにウソは付けないと、ウォールに告白する事を決意する。(エピソード「小梅 本当の気持ち」)

占いの館に行ったチコは、そこで出会ったヨウスケに告白されてしまう。突然の告白に気持ちが揺れるチコだったが、ヒトカゲを思うと、すぐには返事ができないのであった。(エピソード「チコのメリークリスマス」)

幻のポケモンミュウを探すために危険な場所へと立ち入ったマロン。しかし、その場で別の空間へと吸い込まれてしまう。(エピソード「さいごのおまじない 前編」)

アーモンドは別次元に消えたマロンを探しに自らも別次元へと入る。無事にマロンと再会する事はできたが、そこでマロンが見たのは悲しい目をしたミュウツーだった。(エピソード「さいごのおまじない 後編」)

ついにお互いの素顔を知る事になったウォールと小梅。実は両思いだった二人は、まずはじめにデートをしてみる事にしたのだが、素直になれず、普段と変わり映えしない。(エピソード「素顔のままで」)

登場人物・キャラクター

マロン

ポケモンワールドの村に暮らす少女。金髪のカールヘアをポニーテールにして、ピンクのリボンを付けている。元気で明るい性格で、誰に対しても優しく接する。幼なじみのアーモンドに思いを寄せており、毎日彼の事を追いかけている。当初はじーちゃんからポケモン集めをする代わりに、アーモンドを振り向かせるための惚れ薬をもらうという約束をしていた。 徐々にその目的は薄れ、ポケモン達と仲よく過ごす事に軸足を移していく。ポケモンとはすぐになかよくなる事が可能で、人語を話せないポケモンとも意思疎通できる能力がある。料理やお菓子作りはうまいが、芸術面に関しては独創的なセンスの持ち主で、アーモンドなどからは端的に「下手」と評されている。他人の恋愛に首を突っ込むのが好きで、何かと協力をしたがり、一方で他人の恋路を邪魔する者には怒りを隠さない。 ココナッツが現れてからは、アーモンドを巡って競い合うライバル関係となる。しかし、ココナッツとは不仲というわけではなく、アーモンドがかかわらなければ、なかよく協力する事も多い。普段着ているコスチュームはじーちゃんからもらったもので、ピカチュウの電撃などを防御する効果を持つ。 ちなみにじーちゃんとは親しくしているが、血縁関係はない。また、両親やほかの家族の描写はないが、存在はしている。

ピカチュウ

黄色い体にギザギザの尻尾と赤い頬が特徴のポケモン。性別はオスで、人語を話す事はできない。当初は野生であり、人間に対して警戒心を抱いていたが、マロンと心を通わせてからは、次第に人間ともなかよくできるようになった。のんびりとした性格で、少々抜けているところもあるが、優しく正義感が強い。ピッピが登場してからは2匹セットで行動する事が多くなる。 プリンとは友達ではあるが、料理を食べさせられる事に恐怖を抱いており、顔を合わせるたびに怯えている。ちなみに甘酒を飲んだだけで酔っ払う体質の持ち主で、酔うとひたすら陽気に笑い続けるだけになる。

じーちゃん

ポケモンワールドの村に暮らす老人の男性。ほかのキャラクターに比べて等身がかなり低く描かれている。マントで顔以外の全身を包み、基本的にはにやついた表情をしている。自称一流科学者であり、さまざまな発明品を作ってはマロンやポケモン達を実験台にしているが、大抵爆発して失敗するのがオチとなっている。マロンにポケモン集めを依頼したのは、女の子からの人気を得たいという理由であったが、ポケモンに興味があるのは本当で、珍しいポケモンを見ると興奮している。 イベントを主催する事が多く、間接的にカップルの仲を取り持っている。周囲からは変人扱いをされているが、その正体は大企業、POGカンパニーの総帥兼会長である。しかし、田舎でのびのびと発明品を作る事を好んでいるため、会社を妻のジンジャーに任せている。 なお、POGカンパニーに関しては、発明を研究する会社を統括する事しか明らかにされていない。

アーモンド

ポケモンワールドの村に暮らす少年。茶色の長髪を後ろで一つ結びにしている。マロンとは幼なじみであり、好き合っている関係ではあるが、それを認めたがらない。しかし、マロンがピンチになった時には身を挺して守っていたり、ほかの男性となかよくしているとやきもちを妬いている。マロンに対してはぶっきらぼうな態度を取る事が多いが、ポケモン達に対しては優しく兄のように接している。 登場人物の中でもポケモン収集や研究に対して情熱を持っており、ポケモンに関しての知識も豊富である。マロンとは違い、人語を話さないポケモンとは意思疎通する事ができない。ゼニガメとパートナーになってからは、ゼニガメがやきもちを妬いてしまうため、ほかのポケモンを捕まえる事をしなくなり、代わりに釣りをするようになった。 「ポケモン大好きクラブ」に入会しており、時々クラブの会合に参加する。

ゼニガメ

亀をモチーフにしたオスのポケモン。人語を話す事ができる。プクリンの幼なじみだが、それほど親しくかかわる事はない。のちにアーモンドとパートナーとなり、彼の弟分として過ごすようになる。アーモンドの事は慕っており、自分の目標としている。基本的には物腰が柔らかく、礼儀正しい話し方をするが、アーモンドを独占しようとして時おり攻撃的になる事がある。 一方で、マロンとアーモンドの関係だけは応援しており、ほかの人物が近づいた時のように攻撃的にはならない。ちなみに、ゼニガメ以外はすべてメスという5匹きょうだいの1匹。甘酒を飲むと少々気が強くなるが、すぐ泣き上戸になる。アーモンドの影響もあり、仲間内では一番の常識人である。ピカチュウやピッピの間違いを正したり、イーブイの知ったかぶりにショックを受けたりしている。

ピッピ

マロンがおつきみ山で出会ったオスのポケモン。ピンク色の丸い体をしており、人語を話す事ができる。ピカチュウとはもともと幼なじみであり、ピカチュウの言葉を通訳する事もある。心優しくも気弱な性格で、極度の怖がり。恐怖を感じたり気持ちが沈むと体が小さくなってしまう。逆に激怒した場合には体が膨らみ、攻撃力が増す。 動作が遅く、急いでいても通常の倍以上の時間がかかる。また芸術の才能に優れ、特に絵画は人間も認めるほどうまい。甘酒を飲むと酔ってしまい、いつもより自信過剰になるが、実力は普段通り弱いままである。もともとは同族の兄弟と共に育ったが、ピカチュウ達と出会ってからは一人で暮らしている。

アーボック

ヘビをモチーフにしたオスのポケモン。アーボ達の兄貴分。当初は人語を話していなかったが、のちに話せるようになる。紫色の体に、胸の部分には顔のような模様があり、口にはバラをくわえている。また、クリスマスパーティのプレゼント交換でプクリンに指輪をもらってからは、それを尻尾に付けるようになる。この時の事がきっかけでプクリンに片思いしており、何度もアプローチしているが、プクリンの察しが悪いためその関係は進展していない。 ただ、プクリンに好印象を残す事には成功しており、アーボック自身はその事に満足している。

アーボ

ヘビをモチーフにしたオスのポケモン。ヘビのフォルムで首部分には黄色いラインが入っている。当初は人語を話していなかったが、のちに話せるようになる。つねに2匹いっしょに行動しており、2匹ともアーボックの事を兄として慕っている。プクリンに片思いしているアーボックを心から応援している。

プリン

丸い風船のようなフォルムをしたメスのポケモン。人語を話す事はできない。耳には黄色いリボンを付けている。ピカチュウ、ピッピとは幼なじみである。マイペースな性格で、周囲を振り回す事が多い。プクリンは姉であり、お金持ちのお嬢様姉妹であるが、豪邸には住まず、自分の家で一人暮らしをしている。しかし私生活は謎に包まれており、アーモンドが尾行をした際には結局素性がわからずじまいだった。 料理を好むが、それを食べた者は卒倒するほど不味い。ピッピと同じく激怒すると体が大きく膨らむが、プリンの方はコントロールが可能で、崖から落ちたピカチュウを助ける時など、自発的に膨らむ事もある。大食いであり、大量の食べ物をすぐに食べてしまうが、体調不良になる事はない。 甘酒を飲むとすぐに眠ってしまう。

プクリン

細長い耳を持つピンク色をしたメスのポケモン。耳にバラを付けている。プリンの姉。人語を話す事はできないため、マロンが通訳している。お金持ちのお嬢様であり、ポケモンながら城のような自宅に住み、多数のメイドを雇っている。性格はプリン以上に自由奔放で、つかみどころがない。アーボックとはいい友人として付き合っている。甘酒を飲むとひたすらくるくると回転する。

ココナッツ

ポケモンワールドの村に引っ越して来た少女。赤毛のロングヘアで釣り目がち、ノースリーブのハイネックを着ている。じーちゃんの孫にして同じく科学者であり、さまざまな発明をしているが、大半は失敗して爆発させている。ちなみに、メカなどを作るじーちゃんに対し、ココナッツは薬や香料を調合する事を専門としている。惚れ薬も何度か作ってはいるが、すべて失敗に終わっている。 アーモンドに一目惚れし、マロンとは恋敵として競い合っている。しかし、他人の恋愛話になると、マロンといっしょに首を突っ込んで協力したがる。マロンに対しては強く当たるが基本的には優しい性格で、ポケモン達から相談を受けた際には、快く話を聞いている。ファーストキスはキャラウェイに奪われてしまったものの、その後の助力によりいい関係を続けている。

イーブイ

ココナッツのパートナーであるオスのポケモン。ウサギのような見た目をしている。人語を話す事ができる。ココナッツの影響で、ほかのポケモンよりも知能が高いとアピールをしているが、簡単な足し算ができる程度である。ココナッツのサポートをしており、実験台になって失敗される事も多々あるが、めげずに付き合っている。ココナッツの事は「さま」付けで呼び、従者のような振る舞いをしている。 甘酒を飲むと、愚痴をひたすらつぶやくようになり、絡み酒になる。若干ナルシストの傾向があり、ポケモン同士で遊んでいる時は自分語りをするうちに陶酔していく事がある。るーと付き合っており、文通をしつつ時おり会ってデートしている。

ピース

病弱な体質を改善するため、ポケモンワールドの村へ引っ越して来た少年。ヒトカゲのパートナー。金髪で色白、いつもにこにこしている。体が弱く、すぐに倒れるものの、ピース本人によれば「生命線が長い」との事で、深刻な症状ではないという。ピスタチオは実の兄だが、特にかかわりあう事はない。プラムの力で「悪い気」を具現化した際には、通常では考えられないほどのおびただしい量を身にまとっている事が確認されたが、その気を自らコントロールする事ができる。 これをきっかけに、プラムからは実験体として思いを寄せられるようになったが、ピースの方は特にプラムに興味はない。

ヒトカゲ

トカゲをモチーフにしたオスのポケモン。人語を話す事ができる。尻尾に火が点いており、これが消えると命を落としてしまう。気の強い性格であるが、心根は優しい。パートナーであるピースの補助をしており、面倒見がいい。ピースがほかのポケモンに襲われている時に助けたのがきっかけでパートナーとなった。水が苦手で、雨が降ると怯えてしまうが、その時はピースに守ってもらっている。 人間に対しては礼儀正しく、マロンの事は「マロンさん」と呼んでいる。気持ちが高ぶると、口から炎を吐き出して周囲を巻き込む事が多い。チコと出会ってからは恋愛にも興味を示しているが、なかなか自分の気持ちに素直になれずにいる。

ウォール

見習い忍者の少年。普段は忍び装束を着ていて目元しか見えない。メタモンを師匠に日々忍術の修業をしている。忍術の腕前は半人前で、いつも失敗ばかりしており、あまり強いとはいえない。実家はパン屋を経営しており、ウォール自身も修行が休みの日は、素顔の姿でパンを作って手伝っている。パン作りの腕前は非常に高く、店には行列ができるほどの人気である。 小梅とは幼なじみで忍者仲間でもあるが、能力の違いからいつもケンカばかりしている。忍者の決まり事として素顔を知られてはいけないというものがあり、お互いの素顔を知らない。そのため、パン屋に訪れた素顔の小梅に惚れてしまい「昼下がりの天使」と愛称を付けるほどだったが、その正体が小梅とは気づかなかった。 その後小梅から告白されても一度断ってしまうものの、小梅が「昼下がりの天使」だと気づくと晴れてカップルになった。

メタモン

紫色のゼリーのような体を持つオスのポケモン。人語を話す事ができる。ウォールの忍術の師匠で、彼が失敗するとハリセンで突っ込みを入れるのが主な役割。かつて師事したマリルリとは仲がよく、ウォールと小梅の恋愛を共に傍観して楽しんでいる。

ピスタチオ

ピースの兄で、花屋を経営している。金髪のロングヘアを後ろで一つに結び、女性と見るやすぐに口説く軟派な性格。そのせいもあって、店にはつねにファンの女性が訪れている。ちなみにマロンに会った時もすぐさま口説いたものの、アーモンドに一途な彼女にはまったく相手にされていない。それにもかかわらず、めげずにアプローチを続けている。

ダネリーナ

背中につぼみを持っているメスのポケモン。人語を話す事ができる。ピスタチオの花屋を手伝っており、花の種類や花言葉にも詳しい。強気な性格で、ピスタチオに好意を寄せており、ピスタチオに近づく女性に対しては敵意をあらわにする。知り合った当初はマロンの事を恋敵と勘違いして攻撃したが、彼女が好きなのがアーモンドだとわかってからは友達関係になった。 チコとも、当初はピスタチオを巡ってケンカをしていたが、チコがヒトカゲに思いを寄せるようになってからは友情を芽生えさせる。

るー

イーブイと同種族のポケモンのメス。人語を話す事ができる。イーブイと違って耳が垂れており、頭にはリボンを付けている。イーブイに片思いしていた事をマロンとココナッツに勘付かれ、二人の協力で告白する事に成功した。告白後は別の町に引っ越す事になったが、その後もイーブイと文通をしている。

トゲピー

卵から生まれたポケモンで、性別は不明。人語を話す事はできないうえ、ポケモン同士でも意思疎通ができない。体には卵の殻が残っており、頭はトゲのような形をしている。川に流れていたところをピカチュウとピッピに拾われ、2匹に温めてもらった事で孵った。つねに2匹のあとを着いて歩き、時おり不思議な力を使ってテレポートをしたり、技を出したりする。

チコ

頭に大きな葉っぱがあるメスのポケモン。人語を話す事ができる。惚れっぽい性格で、大抵パートナーのいる相手を好きになるので失恋回数が多い。基本的に恋愛対象は人間だが、のちにヒトカゲに好意を寄せるようになる。基本的に大人な性格だが、ヒトカゲの売り言葉につい反応してしまい、すぐにケンカへと発展する。

ジンジャー

じーちゃんが総帥にして会長を務める、POGカンパニーの会長代理の女性。長い黒髪と抜群のスタイルで、大人の色気を醸し出している。何かとじーちゃんが仕事を休むため、代理として会社を動かしている。その正体はじーちゃんの妻であり、ココナッツの祖母である。

小梅 (こうめ)

忍者の少女。緑色の髪にピンク色の忍装束を着て顔を隠している。マリルリに師事して忍術の修業をしている。ウォールとは幼なじみで、一度は彼の引っ越しに伴って交流が途絶えたが、7年ぶりに再会した。ウォールとは違って忍術の成績は優秀で、自分よりも成績の悪いウォールを見下した発言をするなど、気が強い。パートナーはマリ丸で、マリ丸の水攻撃を利用した忍術を編み出している。 休日になると、パン屋巡りを行うのが趣味で、それがきっかけでウォールのパン屋を発見。その際にウォールの作ったパンに惚れ込み、以後は足しげく通うようになった。店員として働いているウォールの事は、彼が素顔である事もあり、その存在に気づいていない。のちにウォールに恋心を抱いてアプローチを始めるが、それまでいじめていた事が原因で、なかなか関係を発展させられずにいる。 忍術以外の事には疎く、バレンタインデーの日付も覚えていないほどだった。

マリ丸 (まりまる)

小梅のパートナーであるメスのポケモン。人語を話す事ができる。丸くて青いフォルムで丸い尻尾を持っている。小梅の家で暮らしており、休日に出かける時もいっしょに行動している。また小梅と同じく忍術を修業しており、協力して忍術を繰り出す事ができる。パン屋の店員がウォールである事をいち早く察知するなど、カンも鋭い。

マリルリ

小梅の忍術の師匠であるメスのポケモン。人語を話す事ができる。マリ丸の母親。基本的に優しい性格ではあるが、こと忍術に対しては非常に厳しく、規律を破った小梅に即座に破門を言い渡したり、恋愛下手な小梅に対して激怒したりと、忍術以外でも先生として振る舞っている。

キャラウェイ

ヒノアラシとロコンのパートナーの少年。金髪で、頭に青いヘアバンドを巻き、関西弁を話す。炎のポケモンを多数集めており、ヒノアラシとロコンのほかにもパートナーが数匹いる。旅をしながら生活しているが、ココナッツに出会って一目ぼれしてからは、村に居続けている。口調は軽いが性格は誠実で、ココナッツがアーモンドの事を好きだと知ると、彼女の恋心を後押しするようになる。 ちなみに、周囲には「キャラ」と呼ばれており、キャラウェイ自身もそう呼ぶように促している。

ロコン

キツネがモチーフのメスのポケモン。人語を話す事ができ、関西弁を使う。気が強い性格で、思いを寄せるヒノアラシに対してもきつく当たってしまう事がある。しかし、ヒノアラシが実際は強いポケモンである事を知っているため、キャラウェイが手持ちのポケモン内でリーダーを決めようとした時には、ヒノアラシをリーダーに推薦する。

ヒノアラシ

ヤマアラシがモチーフのオスのポケモン。人語を話す事ができ、関西弁を使う。気弱な性格であり、基本的にはいつもいっしょにいるロコンがリードしている。ロコンの思いに気づいておらず恋愛関係にはなっていないものの、ヒノアラシ自身もロコンに思いを寄せている。

プラム

ナース見習いの少女。ピンク色の髪にナース服を着ている。生き物の体に取り憑く「悪い気」を浄化させる、「お払いナース」の見習いをしている。十字架を掲げる事で「悪い気」を黒い魂のような形に具現化し、それを浄化するのが仕事。ただし、現状ではまだ浄化をする力がないため、浄化は先輩であるラッキーに任せている。天然な性格で、誰彼かまわず「気を見せて」と迫るため、初対面のマロンには引かれていた。 プラムがピースと出会うと、彼が「悪い気」を異常にまとわせているのにもかかわわらず、それをコントロールしている事に感動し、その後ピースの家のとなりに引っ越して来る。

ラッキー

プラムの先輩であるメスのポケモン。人語を話す事はできない。ピンク色の卵型の体型で、腹にあるポケットには卵が入っている。プラムの「お払いナース」修業を手伝っており、具現化した「悪い気」を浄化する役割がある。

フリーザー

水色の鳥をモチーフにしたオスのポケモン。人語を話す事ができる。雪山に住む伝説のポケモンとして言い伝えられていたが、実際は雪山でかき氷店を経営しており、人当たりも優しく頼れる存在。ちなみに言い伝え通り伝説の力を持っており、願い事を何でもかなえる事ができる。

モンジャラ

マロンが写生の時に出会ったオスのポケモン。人語を話す事ができない。水色の触手のようなもので体を覆っており、目が見えるだけで中身は不明。

タッツー

海に住むオスのポケモン。タツノオトシゴがモチーフになっており、人語を話す事ができる。マロンが海で溺れた際に、水中でも呼吸できるウロコを渡して助けた。人魚に恋をしている。

オコリザル

サルをモチーフにしたメスのポケモン。人語を話す事はできない。イーブイがココナッツに頼まれ、惚れ薬入りのクッキーをアーモンドに届けている最中に起きた事故でクッキーを食べてしまい、目の前にいたイーブイに惚れてしまう。薬が効いている最中はイーブイとの結婚生活を妄想して暴走していたが、すぐに効果が切れてしまったため、元の怒りやすい性格に戻ってしまう。

ユンゲラー

超能力を使うオスのポケモン。見た目は人間に近いが、角や尻尾がある。人語を話す事ができる。超能力を使ってさまざまな技を出す事ができるが、使いどころがずれているため周囲にはあまり凄さが伝わっていない。

コダック

アヒルをモチーフにしたオスのポケモン。人語を話す事ができる。マロン達がキャンプのため川に行った際に出会った。基本的には優しい性格だが、一度悩み始めると、周囲の声が聞こえなくなるほど集中する。その際、無意識に念力を使ってしまう。悩みが深くなるほど念力のパワーも強くなってしまう。

ピジョー

鳥をモチーフにしたオスのポケモン。頬に傷があり、人語を話す事ができる。幼なじみのピジョコの事が好きで、高価なものを盗んできてはプレゼントをしている。周辺の鳥グループを仕切るリーダー格であり、態度も横柄だが根は優しい性格。マロンが協力した事でピジョコとの仲が元通りになり、横柄な態度も改めるようになった。

ピジョコ

鳥をモチーフにしたメスのポケモン。まつ毛が長く、人語を話す事ができる。幼なじみのピジョーが好きだが、小さい頃に比べて態度が横柄になった事で近寄りがたく感じていた。

ナゾノクサ

植物をモチーフにしたオスのポケモン。大きな葉っぱが頭に付いており、人語を話す事ができる。生意気な性格だが怖がりである。

カイリキー

腕が4本ある人型のポケモン。人語を話す事ができる。筋肉質な体で、ボディビル選手のような雰囲気の持ち主。恋愛に対しては小心者で、シャワーズと話す時にはもじもじしてしまう。

シャワーズ

水に住むポケモン。魚のような体で、人語を話す事ができる。カイリキーの事は当初乱暴者だと思っていたが、心優しい一面に惹かれて好きになった。

コイキング

魚をモチーフにしたポケモン。長いひげが特徴。人語を話す事はできない。鳴いたりする事もなく、漂っているだけで特に害はない。

ビー

メタモンと同じ種類のポケモン。人語を話す事ができる。見たものに変身できる能力を持つが、再現度はやや低く、特に人間に化けるのは苦手。気の強い性格で、ボーのほうが先に変身能力の試験に合格した事に負い目を感じている。

ボー

メタモンと同じ種類のポケモン。人語を話す事ができる。見たものに変身できる能力が高く、変身能力の試験には一発合格をした。のんびりとした性格で、ビーに付いていく事が多いが、ビーの再試験ではアドバイスをして合格へ導いた。

クコ

ポケモンワールドに住む大人の女性。眼鏡をかけており、髪の毛をリボンで結んでいる。多数のハネッコと同居しており、「クコママ」と呼ばれている。何度もお見合いをしているが、理想が高すぎるためなかなか成就しない。

ハネッコ

赤い体と大きな葉っぱが生えているポケモン。人語を話す事ができる。体がとても軽く、少しの風でも飛んで行ってしまう。

ナギサ

幽霊の少女。薄い黄色の長髪で、白いワンピースドレスを着ている。150年前の海難事故によって死亡し、その後幽霊になった。快活な性格でお茶目な一面もあり、ピカチュウ達に時折いたずらをする。ライチュウを探すために海に行ったが、結局見つからないまま死亡してしまい、幽霊になってもライチュウを探し続けている。ライチュウと再会したあとは成仏した。

ライチュウ

ピカチュウの進化系のポケモンの幽霊。人語を話す事ができる。生前はナギサと暮らしていたが、他人にいたずらをした事でナギサの家族に海へ捨てられてしまう。その後嵐が起こり、死亡してしまったが、ナギサと再会できない事が心残りになり、幽霊として留まっていた。死後150年のあいだに「ナギサは自分の事が嫌いなのでは」と思うようになり、一度再会する機会はあったが、意地を張って会わなかった。 しかし、ピカチュウ達の説得によりナギサと再会し、成仏する事ができた。

ハリーセン

ハリセンボンがモチーフのポケモン。人語を話す事ができる。ぶっきらぼうな性格で、本当はみんなとなかよくなりたいと思っているが、素直になれない。

スリープ

バクをモチーフにしたポケモン。人語を話す事ができる。スリーパーとは兄弟関係で、弟にあたる。共に人間と暮らしていたが、人の気持ちが信じられなくなって洞窟に居つき、人の夢を食べるようになった。

スリーパー

人型のポケモン。人語を話す事ができる。スリープとは兄弟関係で、兄にあたる。共に人間と暮らしていたが、人の気持ちが信じられなくなって洞窟に居つき、人に催眠術をかけるようになった。

ムウマ

炎のようなシルエットをしているポケモン。人語を話す事ができる。スリープ、スリーパーがいる洞窟に住んでいる。スリープ、スリーパーに眠らされてしまったアーモンドを助けるために洞窟を訪れたマロン達の手伝いをした。

たつき

じーじのパートナー。ふんわりとした短髪で、穏やかな性格をしている。じーじの初恋の相手を探すために旅をしている。

じーじ

高齢になったポケモン。本名は「ウパ丸」。人語を話す事ができる。若干痴呆気味であり、物忘れや勘違いが多い。初恋の相手を探すために旅をしている。

ワニノコ

ワニがモチーフのポケモン。人語を話す事ができる。素直になれない性格で、売り言葉に買い言葉をしてしまい、仲間内からも苦手にされている。しかしピカチュウやピッピに感化され、素直になる事ができた。

ヨウスケ

葉っぱをまとった恐竜のようなポケモン。人語を話す事ができる。占い師のパートナーをしている。誠実な性格だが、若干気弱な一面もある。チコの事が好きで、引っ越す前に告白をしたが断られてしまう。

ミュウ

幻とされるポケモン。実際に姿を見た者はおらず、正体は不明。存在自体も噂だけで伝わっている。

ミュウツー

ミュウと同じく幻とされるポケモン。別次元の空間に住んでおり、恨みを持って死んでいったポケモン達の怨念を集めて人間に復讐しようとしている。

場所

ポケモンワールド

ポケモンと人間が共存している世界。牧歌的な雰囲気があるが、近代的な施設や文化も多く見られる。マロン達が暮らしている村は田舎に分類され、手つかずの自然が広がっている。

その他キーワード

ポケモン

さまざまな姿をした動物で、正式名称は「ポケットモンスター」。一部のポケモンは鳴き声のみで話すが、そういったものは例外であり、ほとんどのポケモンは人語を話す事ができる。人間のパートナーを持つポケモンが多く、基本的にポケモンとパートナーは連れ添って歩いている。

書誌情報

ポケットモンスターpipipi・アドベンチャー 全10巻 小学館〈フラワーコミックススペシャル〉 完結

第1巻

(1998年3月発行、 978-4091358417)

第2巻

(1998年8月発行、 978-4091358424)

第3巻

(1999年1月発行、 978-4091358431)

第4巻

(1999年8月発行、 978-4091358448)

第5巻

(2000年3月発行、 978-4091358455)

第6巻

(2000年8月発行、 978-4091358462)

第7巻

(2001年3月発行、 978-4091358479)

第8巻

(2001年12月発行、 978-4091358486)

第9巻

(2002年9月発行、 978-4091358493)

第10巻

(2003年4月発行、 978-4091358509)

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