ポリスマン

ポリスマン

警察庁極秘捜査部隊CODAに所属する北野京介たちが、警察庁の上層部が指定した凶悪犯罪事件を次々と解決していく警察漫画。「週刊少年マガジン」1998年25号から1999年46号まで連載された。37話から46話までの原案をMAKINが、50話から最終話までの原案を鈴木俊介が担当している。

正式名称
ポリスマン
ふりがな
ぽりすまん
作者
ジャンル
警察官・刑事・検察官
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概要・あらすじ

日本全国における犯罪の急増、凶悪化は日増しに深刻な問題となっており、治安を守るべき警察もこの最悪の状況に対処できなくなりつつあった。そして現在、とある事件を解決するには現捜査体勢では困難と判断した警察庁特別最高会議は、一人の男を特命で捜査に投入することを決定する。その男こそ、日本警察最後の切り札とされる警察庁極秘捜査部隊CODA所属の警察官、北野京介であった。

登場人物・キャラクター

北野 京介 (きたの きょうすけ)

警察庁極秘捜査部隊CODAに所属する警察官の青年。警察庁上層部が問題視する凶悪事件の発生現場近辺の警察署に赴任し勤務。指令と情報を受け取り、事件解決に奔走するという生活を送っている。任務は極秘であるため秘密裏に行わなければならず、彼の正体と目的を知らない地方の同僚には不真面目と思われることも多いが、持ち前の明るさや優しさ、正義感から、住民の高い信頼を集めている。 優れた身体能力とタフネスを持ち併せており、頭脳も明晰。特に一般市民や子供を守る際には実力以上の力を発揮することが多い。なお、北野京介という名前はCODAに入隊した際につけられた新たな名前で、所属前の本名は不明。

ママ

警察庁極秘捜査部隊CODAに所属する情報官の女性。常に「ミッキー」と呼ばれる赤ん坊を傍に置いており、彼を世話している。犯罪発生率や資金の流れなどを逐一調べ上げていて、不審な点を発見しては北野京介たちに調査を依頼する。CODA創設時代からのメンバーで、かつては「マシンガン・ママ」と呼ばれるほどの銃の達人だった。

城島 丈之進 (じょうしま じょうのしん)

警察庁極秘捜査部隊CODAに所属する警察官の青年で、北野京介の相棒的存在。中性的な顔立ちで、女装をすれば京介すら女性と間違えるほどである。手先が器用でスポーツ万能。特に二輪車の扱いに秀でており、CODAから「流星号」と呼ばれる専用のバイクを貸与されている。また、動物が好きという一面を持っている。

高千穂 純 (たかちほ じゅん)

裏社会にて、非合法な商品の運送を引き受けているという運び屋。100台のPC(パトカー)の追跡から逃れ、一度として捕まったことのないドライビングテクニックから「PCクラッシャー」と呼ばれ恐れられている。かつて交通機動隊の警察官で、内心非常に強い正義感を秘めているのだが、過去の取り締まりにおいて発生した事故により斉藤慎一の足に怪我を負わせてしまったことを強く悔いており、運び屋としての活動はある償いを実現するためのものである。 のちに北野京介から警察庁極秘捜査部隊CODAへと勧誘され、超法規的措置によってメンバーに加入する。

進藤 サチホ (しんどう さちほ)

警察庁極秘捜査部隊CODAに新たに所属することになった警察官の少女。優れた身体能力を持つが、新入りだけあって心理面に若干の不安を残している。ママの命令によって教育担当となった北野京介とは当初折り合いが悪かったが、子供好きな点が共通しており、共に事件を解決していくにつれて京介に敬意を表するようになっていく。

蔵原 玄一郎 (くらはら げんいちろう)

警察庁長官であり、警察庁極秘捜査部隊CODAを組織した人物。顎に髭を蓄えた男性で常にサングラスを外さず、警察組織、そしてCODAを率いるに相応しい度量と威厳を備えている。テロ組織に対する作戦などでは前線で指揮をとり、自らも銃を手に戦う。

小山 太一 (こやま たいち)

地方都市「興野町(おきのまち)」の小学校に通っている少年。自然保護団体のメンバーである小山教授を父親に持ち、数日前に教授が変死してからは、彼の後を継いで、森林とそこに住むイヌワシを身体を張って守ろうとしている。彼に協力を申し出た北野京介を最初は怪しんでいたが、共に森を守ることで、やがて父親のように慕うようになる。

遠野 鋭二 (とおの えいじ)

地方都市「興野町(おきのまち)」の建設会社「水増建設(みずましけんせつ)」の社長。35歳の切れ者で、建設大臣から厚い信頼を得ており、興野町の開発事業を一手に任されている。しかし、かつてインサイダー取引を疑われながらも巧みに法の網をかいくぐっているなど、黒い噂が絶えない。

ベック・ルーサー (べっくるーさー)

かつてニューヨーク市警の特殊部隊に所属していた青年。北野京介がニューヨークに出張したとき共に任務にあたっているが、凶悪犯は射殺しなければならないという考えを抱いており、犠牲を嫌う京介の考え方を甘いと思っている。現金輸送車強奪事件の解決を任じられて来日。偶然京介と出会い、強盗犯を殺害することを宣告する。

エドワード・スペイシー (えどわーどすぺいしー)

外資系のコンピュータ会社「ヴィーナス」の東京オフィス開発室主任。マサチューセッツ工科大学を首席で卒業している電子工学のエキスパートだが、プライドの高さと有能さに付け込まれ、罠に引っかかることもある。現金輸送車強奪事件の実行犯という裏の顔を持っている。

アンドリュー・アイボリー (あんどりゅーあいぼりー)

都内に存在する教会の神父。体調を崩した前任者に代わって着任し、人当たりの良さから信頼を集めていた。しかしその正体は現金輸送車強奪事件の主犯で、肘に天使の刺青を掘っていることから「エンジェル」と呼ばれている。かつてCIAの工作員だったことがあり、身体能力は北野京介に匹敵する。

岩崎 麻美 (いわさき あさみ)

警視庁大樹警察署交通部交通対策課所属の巡査。父親は一度犯罪者に食らい付いたら離さないという武勇伝を持っており、「スッポンの政」と呼ばれ敬われていた。その父親に刑事としての心構えを聞いてはいたものの、肝心なところで勇気を出せず、周りの足を引っ張っていた。しかし北野京介と出会って共に凶悪事件を解決したことをきっかけに、刑事としての自信を身につける。

水嶋 はるか (みずしま はるか)

ある任務を受けた北野京介が、沖縄で接触したアイドルの少女。16歳ながら抜群のプロポーションを誇り、デビューしてわずか半年で出演ドラマの視聴率は20%を超え、CDを出せば3曲連続でヒット・チャートトップ10圏内という凄まじい人気を誇っている。しかし自分の周りの人のほとんどは仕事上の関係でしかなく、仕事が終わればいつも独りぼっちであることに内心寂しさを感じている。

斉藤 慎一 (さいとう しんいち)

少年野球チームに所属する少年。プロを目指し日々熱心に練習していたが、ある事故に巻き込まれたことによって足に大きな怪我を負ってしまう。しかしそのことに悲嘆することなく野球と向き合い続ける前向きな少年で、北野京介ともすぐに意気投合する。匿名で多額の治療費が送られてきており、これは事故の一因となった高千穂純からのものであるが、無論斉藤慎一本人はそれを知らない。

翔吾 (しょうご)

地方の魚屋の一人息子。小さな町で一生を過ごすことを嫌がっており、東京に出てヤクザになりたいと訴えて家族を困らせている。あるとき見かねた母親によって、説教して欲しいと警察署に突き出される。そこで出会った北野京介と行動を共にするうちに平和な街を守る尊さに気づき、改めて家業の魚屋を継ぐ決意を固める。

嵐山 蘭三郎 (あらしやま らんざぶろう)

警視庁刑事部捜査第4課の警部。護持良会の会長とは旧知の間柄で、「ランラン」と呼ばれている。仕事上、警察庁極秘捜査部隊CODA隊員に匹敵するほど腕っぷしが強い。さらに強面であることから極道から誘いが来るほどだが、現在の職務が一番性に合っていると突っぱねている。また、自首した被疑者を追いかけてきた子供と会わせるために一時解放するなど、漢気のある一面も見せる。

森山 美帆 (もりやま みほ)

警察犬のハンドラー(調教師)。暴力団組織「護持良会」に対する、何者かの襲撃の巻き添えによって姉の森山美沙を亡くしており、その犯人を見つけるために捜査協力を志願するが、受け入れられずにいた。なお、彼女の愛犬は同じくハンドラーだった美沙の忘れ形見であり、北野京介とも何らかの関わりがある模様。

鬼渕 耀三 (おにぶち ようぞう)

暴力団組織「護持良会」の若頭。豪快だが残虐な性格で、自分の組に危害を加えた者に対しては好んで拷問するという悪癖を持っている。しかし幹部だけあって身体能力は非常に高く、銃器の扱いなども巧みで、「護持良会」に対する度重なる襲撃にしびれを切らし、本腰を入れて襲撃犯である劉飛鴻の一派を返り討ちにしようとする。

劉 飛鴻 (りゅう ふぇいくん)

暴力団組織「護持良会」連続襲撃犯の筆頭。仲間ともども深い闇に囚われていたと語っており、襲撃の真の標的は「護持良会」と癒着している中国人マフィア「蛇頭」である。森山美沙の死因を作った張本人でもあり、森山美帆から恨まれているが、本人は民間人を巻き込んだことを悔いており、「護持良会」からの無差別報復に対抗するため北野京介と共に戦う道を選ぶ。 強い憎しみに支配されているものの、受けた恩義に対する義理堅さは今も忘れていない。

桃河原 綱吉 (ももがわら つなよし)

暴力団組織「護持良会」の特攻隊長。地獄の処刑人を自称しており、多くの愛犬たちに人を殺す訓練を課している。上からの命令で襲撃犯の始末を命じられたが、任務を遂行する姿勢がただ人殺しを楽しむものでしかなかったため、北野京介の強い怒りを買うこととなる。

木村 (きむら)

北野京介が好んで通っているビストロ風屋台のシェフ。現在は車を使って広い範囲に営業を行っているが、いつかは自分の店を持つことを夢としている。かつて大いに荒れており、大罪に手を染めかけていたところを京介に救われ、シェフになることを決意した。そのため、今でも京介に対して恩義を忘れず敬意を払っている。

島崎 カオリ (しまざき かおり)

遊び人風の少女。かつて借金を苦に父親が自殺してしまったという過去を持つ。男をカモにする少女たちに慕われており、自らも金に困っているという事情から、最初は木村に対して詐欺を働こうと近づいた。しかし北野京介の介入によって木村の屋台でアルバイトをすることになり、木村と共に過ごすうちに彼に好意を抱くようになる。

上田 学 (うえだ まなぶ)

東海地方に住む小学生の少年。不思議な出来事に遭遇することが多く、なおかつ正直なためにありのままのことを話すも、逆にそれが原因で嘘つき呼ばわりされてしまっている。ある時、警察官が殺人を犯す現場に遭遇し、恐れて逃げ回っていたところを北野京介に救われる。そこで事情を聴いた京介は、警察内部の腐敗を暴くために思い切った策を弄することになる。

日下 奈々子 (くさか ななこ)

山岳警備隊の、民間協力隊員を務める女性。フリー・クライミングの日本選手権において、女子の部で3度の優勝を勝ち取っているほどの実力者である。白帆岳に逃げ込んだ片山勇次を追跡しようとする北野京介と城島丈之進にクライミングのテストを課した結果、京介と共に白帆岳を登ることとなる。

片山 勇次 (かたやま ゆうじ)

フリー・クライミングの世界的記録保持者。かつては登山をこよなく愛する青年だった。だがスポンサーから一方的に契約を打ち切られ、山に登ることができなくなったことで精神を病み、ついには窃盗、殺人などの凶行を繰り返すようになっていく。クライマーとしての腕を活かして製薬会社に忍び込んだ際に、強力なウィルスである「ボルテックス」を入手。 犯罪者仲間と共にそれを売り捌き、得た金を登山のための資金にしようと目論む。

川村 留美 (かわむら るみ)

ある大手デパートに勤務するエレベーターガール。動物が大好きで、同じ趣味を持つ城島丈之進と意気投合し、彼から想いを寄せられるようになる。しかし、愛用している香水が原因で、「週末のつむじ風」というコードネームの殺人鬼に狙われてしまう。

高橋 ノリオ (たかはし のりお)

新聞社「水無都日報」に勤務していた報道記者の男性。先輩である石井トオルと共に地域密着型の新聞を長らく手掛けており、北野京介ともある事故を共に乗り越えて以来、家族ぐるみの付き合いをしていた。しかし最近になってライバル会社である「湾岸新聞」に引き抜かれて移籍し、その会社の恐ろしい実態を目の当たりにすることとなる。

近藤 (こんどう)

新聞社「湾岸新聞」に勤める社会部記者。彼が中心に立ってから、湾岸新聞は数々のスクープをとることとなったが、そのすべては彼が仕込んだヤラセであった。殺人すらいとわないその過激なやり口により警察庁にマークされ、警察庁極秘捜査部隊CODAの介入を招くこととなる。

相楽 梨花 (さがら りんか)

テロ組織「六月の鎮魂曲」の一員。かつて総裁であった水無月海堂の側近を務めていた相楽カズマの妹である。その兄を殺したというママに強い恨みを持ち、復讐のために組織の警察庁極秘捜査部隊CODA殲滅作戦に参加。部下の殺し屋を使い、執拗なまでにママの命を狙い続ける。

水無月 海堂 (みなづき かいどう)

テロ組織「六月の鎮魂曲」の総裁。かつて自衛隊の空挺部隊特別降下師団長を務めていたが、国の腐敗を目の当たりにし、R国の支援を受けて「六月の鎮魂曲」を組織した。しかし、警察庁極秘捜査部隊CODAとの戦いに敗れR国に逃亡し、しばらく再起の時をうかがっていた。人の命を何とも思わない卑劣漢ではあるが、片腕である相楽カズマにだけは本気で心を許していた。 その妹である相楽梨花に対しても一定の信頼を置いている。また、CODAの先陣に立ち、臆することなく戦い続ける北野京介に強い興味を抱いている。

梅津 (うめづ)

テロ組織「六月の鎮魂曲」の幹部。総裁である水無月海堂への忠誠心は高いが、彼の信頼が相楽カズマに向けられていることを快く思っておらず、相楽梨花に対してもどこか厄介そうな眼を向けている。自身の手柄のためなら平気で仲間を犠牲にするため、水無月からもあまり信頼はされていない。

永田 武 (ながた たけし)

暴力団組織「江外綱会(えげつなかい)」に所属していた男性。あまりに非道な組のやり方について行けずに逃走を図り、追ってきた幹部を刺してしまう。その報復に乗り出されたことで身の危険を感じ、せめて息子にプレゼントだけでも渡そうと故郷に渡るが、「江外綱会」の追手と嵐山蘭三郎率いる警視庁刑事部捜査第4課に追われることとなった。 息子に一目会ったら自首することを条件に、北野京介と進藤サチホに護衛される。

三崎 麗奈 (みさき れいな)

かつて陸上の名門校で長距離走のエースだった少女。しかし大事故に巻き込まれて足を故障し絶望する。万引きに手を出し、挙句自殺未遂騒ぎまで起こす。しかし、阿川泰のトレーニングを受けて生きる気力を取り戻し、やがて再び走れるようになる。コンディションは全盛期からは程遠いものだったが、阿川と北野京介、進藤サチホの協力によって、マラソン大会において完走することができた。

阿川 泰 (あがわ やすし)

国際マラソンでの優勝、オリンピックでメダルを獲得するなど輝かしい経歴を持つ選手で、現在は指導者。教え子を事故で失い、自責の念から酒におぼれていたが、北野京介の説得により再起を決意し三崎麗奈のトレーニングを引き受けることとなる。命ある限りやり直せるが、死んでしまったらそれもできないと訴え、麗奈の頑なな心を開き、2人で懸命にリハビリを行う。 のちに、麗奈にとんでもないことを頼まれることとなる。

集団・組織

CODA (こーだ)

警察庁最後の切り札と言われている、極秘捜査部隊。全国各地の交番を渡り歩き、秘密裏に凶悪事件を解決してゆく警察庁長官直属の内偵捜査官たちによる組織である。隊員は全員、名前と顔を変え、極秘捜査部隊CODAに所属する以前の人生と決別し、別人として暮らすことを義務づけられている。それゆえに、彼らに関する記録は警察庁内部でも最重要機密事項に指定されている。 また、メンバーの背中には、代紋の刺青が彫られている。

護持良会 (ごじらかい)

関東地方に大きな影響力を持つ暴力団組織。中国のマフィア「蛇頭」とも癒着しており、警視庁刑事部捜査第4課とも因縁がある。分別があるように見せかけているが、弱者を踏みにじり、一般市民の被害すら厭わないという実態から、北野京介から「犯罪者の集まり」と揶揄、軽蔑されている。

蛇頭 (じゃとう)

暴力団「護持良会」とつながりを持つ中国人マフィア。元は職にあぶれた在日中国人の寄り合いだったが、麻薬の密売やパスポートの偽造、不法入国の斡旋などの危険な仕事を引き受け、さらに他国の犯罪組織などとの抗争に勝ち残り規模を拡大していった。ある時、斡旋した不法入国者たちを皆殺しにしようと目論み、そのことがきっかけで劉飛鴻たちの深い恨みを買っている。

六月の鎮魂曲 (じゅーんれくいえむ)

元自衛隊空挺師団のメンバーが「R国」の援助を受け立ち上げられた過激派組織。かつて極秘捜査部隊CODAとの抗争に敗れ、規模を大きく縮小するに至った。この時、筆頭幹部であった相楽カズマが死亡、総裁の水無月海堂がR国に亡命するという事態になり、事実上活動を停止していた。しかし、相楽梨花や梅津といった残党が密かに勢力を拡大させ、再度水無月を日本に迎えることに成功。 再び極秘捜査部隊CODAと激闘を繰り広げることとなる。

場所

白帆岳 (しらほだけ)

中部地方にそびえる山岳。複数の登山道が存在し、通常の登山道である白帆尾根ルート、短時間で前衛峰まで行けるノコギリ尾根ルート、そして、悪魔の台所(デビルズキッチン)と恐れられ、地元住民でもめったに近寄れない第3のルートが存在する。製薬会社から強力なウイルス「ボルテックス」を盗んだ片山勇次らが潜伏先に選び、警察ですら手も足も出ない状態に陥らせた。

その他キーワード

ボルテックス

感染すると皮膚がただれ呼吸困難に陥り、数日後に間違いなく死亡してしまうという、極めて危険なウイルス。氷点下の環境においてはその活動を停止するが、気温が上昇していくとすさまじい勢いで増殖、わずかな時間で数十万の命を奪うまでに至る。片山勇次らによって製薬会社から盗み出された。

クレジット

原案

MAKIN , 鈴木 俊介

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