概要・あらすじ
ある日曜日の朝。中学1年生の園田咲が惰眠を貪っていると、何者かが部屋の壁を破壊した。驚いて目を覚ました咲の前に現れたのは、二人の小さな子どもだった。この二人は、姉の園田萌が開発したお手伝いロボット、アトとスゥだという。萌はアトとスゥをロボットコンテストで優勝させたいと考えていた。優勝賞金で新しいロボットをどんどん開発して大金持ちになるという目標を持っていたのだ。しかし、アトとスゥは完成したばかりでまだ常識がない。そこで、咲に二人の教育係を頼みたいというのだ。面倒だし自信がないと、いったんは断る咲だったが、「成功したらお年玉30年分」という言葉につられて、教育係を引き受ける。こうして咲とロボットたちのドタバタ生活が始まるのであった。
登場人物・キャラクター
園田 咲 (そのだ さく)
中学1年生の女の子。ショートカットとハート型のヘアピンが特徴。朝寝坊が大好きな怠け者。姉の萌に頼まれ、お手伝いロボット、アトとスゥの教育係になる。一般常識に欠けるアトとスゥに振り回されることが多い。
アト
大学生の園田萌によって作られた、2頭身のお手伝いロボット。ピンクのお団子ヘアとヘッドフォンが特徴。完成したばかりで、一般常識がないため、萌の妹の園田咲に預けられ教育される。頭脳型のロボットで、悪知恵が働く。占い機能が搭載されている。タメ口が基本で言葉遣いは少々乱暴。
スゥ
大学生の園田萌によって作られた、2頭身のお手伝いロボット。水色のモコモコヘアと頭頂部のアンテナが特徴。完成したばかりで、一般常識がないため、萌の妹の園田咲に預けられ教育される。パワー型のロボットで力が強い。語尾に「ピコ」とつけるのが口癖。
ポンちゃん
園田咲の家で飼われることになったたぬき。その正体はアレキサンダー・ヤポンスキー3世という、小さい怪獣のような姿をした宇宙人。母星では貴族だったらしい。700光年の彼方から地球を侵略にやってきたが、アトとスゥに宇宙船を壊され母星に帰ることができなくなってしまう。地球人に正体がバレることを恐れ、たぬきの姿に変身する。
書誌情報
ポンポコロボ アト&スゥ 4巻 小学館〈ちゃおコミックス〉
1
(2021-09-24発行、 978-4098714858)
2
(2022-03-25発行、 978-4098715893)
第3巻
(2022-09-26発行、 978-4098717736)
第4巻
(2023-02-24発行、 978-4098720101)