マウンドの太陽

気弱な転校生とマイペースで腕白な少年。運命的な出会いをした二人の少年がバッテリーを組み、甲子園を目指す姿を描いた野球漫画。「週刊少年チャンピオン」2018年13号より連載開始。

正式名称
マウンドの太陽
作者
ジャンル
野球
レーベル
少年チャンピオン・コミックス(秋田書店)
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概要・あらすじ

月本誠也は、狭山市立入曽小学校に転校してきた小学三年生。「イヤ」と言えない気弱な性格で、人の目を見て話すことも苦手な少年だった。そのため、いじめにあい、クラスメイトのランドセルを四つも持たされて下校していた。そこへいきなり2階から飛び降りてきたのが、同じく三年生の陽原太陽(タイヨー)だった。元気が有り余っているタイヨーは、下駄箱を使うのが面倒で、教室の窓から飛び降りたのだ。

ランドセルをたくさん持っている月本を見たタイヨーは、「根性のあるやつ」だと勘違い。そして強引に、月本を紅城高校野球部に連れていく。そこには、タイヨーの兄・陽原光太郎がいた。手加減ができないタイヨーのキャッチボール相手に、「根性のあるやつ」を連れてこいといったのは、光太郎だった。

こうして、キャッチボール相手をさせられることになった月本だが、野球経験もないため、ボールから逃げてばかりいた。そんな月本に、光太郎は「人と話すときと同じだ」とアドバイスする。相手をよくみれば怖くないことを知った月本は、タイヨーの球をキャッチする。初めて自分の球をしっか受けてとめてくれた月本に、タイヨーは感激する。

こうして、タイヨーと月本のバッテリーが誕生。二人は暇があればキャッチボールをする親友になった。一方、紅城高校の三年生エースである光太郎は、甲子園夏季大会出場に向けて順調に予選を勝ち進んでいった。そしていよいよ埼玉大会の決勝戦。タイヨーと月本も応援する中、紅城高校1点のリードで迎えた9回裏。あと一球でゲームセットというところまで追い込んだ光太郎だったが、バッターの強打を右手に受けてしまう。

そして次のバッターにホームランを打たれ、まさかの逆転負け。甲子園出場の夢は絶たれた。試合後、タイヨーと月本は自分たちが紅城高校に入って、光太郎を甲子園に連れていくと誓う。落ち込んでいた光太郎だったが、次はプロで一番になって見せると、弟たちに宣言する。

しかしそれから間もなくして、光太郎は交通事故で他界する。悲しみのあまり、兄の形見であるグローブを棺に入れて、もうキャッチボールもしないというタイヨー。その様子を見た月本は、グローブを奪い、紅城高校のグラウンドまで走る。追いついたタイヨーは、グローブを取り返そうとするが、月本はこのグローブを甲子園に連れていくという。

その迫力に考えを変えるタイヨー。二人は改めて甲子園を目指すことを誓うのだった。そして六年後。中学三年生になったタイヨーと月本は、リトルシニアチームで活躍する選手になっていた。特に月本は、10年に一人の天才捕手と呼ばれ、名門校からのスカウトが絶えないほどであった。しかし月本はすべての誘いを断り、タイヨーと紅城高校へ行くことに決めていた。

一方タイヨーも、160cmに満たない低身長を、二年間の猛特訓でカバー。低い位置からの猛回転で、浮き上がるように伸びる直球「ライジング」を体得していた。やがて二人は受験を経て、めでたく紅城高校へ入学。いよいよ甲子園への第一歩を踏み出すのであった。

登場人物・キャラクター

主人公

紅城高校野球部ピッチャー。160cmに満たない小柄な少年。オレンジ色で太陽のようなギザギザ頭が特徴。交通事故でなくなった兄・陽原光太郎の夢であった、甲子園出場を目指す。初登場時は小学校三年生で、力加減... 関連ページ:陽原 太陽

主人公

紅城高校野球部キャッチャー。センター分けの黒髪、眼鏡が特徴の背が高い少年。十年に一人の逸材と呼ばれる。学業にも秀でる。初登場時は小学校三年生で、陽原太陽が通う、狭山市立入曽小学校の転校生だった。気が弱... 関連ページ:月本 誠也

陽原 光太郎

陽原太陽の兄。紅城高校野球部のエース。高校三年生の男子。自信家で、明るく前向きな性格。陽原太陽と同じく、オレンジ色で太陽のようなギザギザ頭が特徴。日本一のエースになることを夢見て、甲子園を目指すが、夏季大会予選決勝で敗退。プロ野球あるいは世界を目指そうとするが、予選大会の直後に交通事故で死去。

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