概要・あらすじ
天日学園に入学してきた大山タケルはマケンといわれる特殊な能力を持った武器を目にする。天日学園では生徒全員にそれぞれに合ったマケンのレプリカを与えている。しかし、タケルは適性のあるマケンが見つからなかった為、しばらくの間マケン無しの状態で過ごすのだった。ところが、幼馴染の天谷春恋の勧誘で学園内の事件や事故を解決する部活道魔導検警機構に所属することになり、魔導検警機構でタケルは様々なトラブルに巻き込まれていく。
登場人物・キャラクター
大山 タケル
天日学園に入学するが、適正のあるマケンが見つからなかった為、しばらくの間マケン無しの状態で過ごす。ところが、幼馴染の天谷春恋の勧誘で学園内の事件や事故を解決する魔導検警機構、通称マケンキに所属することになる。女性に対する暴力にトラウマをもっている。のちに相手に大量のエレメントと呼ばれるエネルギーを送ることで暴走させるマケン、魔拳オーバーブロウを手に入れる。
櫛八 イナホ (くしや いなほ)
天日学園学園内の事件やトラブルを解決する部活動である魔道検警機構、通称マケンキに所属している。主人公の大山タケルのクラスメイトで、自称タケルの許嫁。タケルと過去に何かあったらしく、彼を慕っているが、当のタケルはそのことをあまり覚えていない。自身の身体能力を何倍にも引き上げるマケン、魔拳カムドを持っているが使いこなすことはできていない。
姫神 コダマ (ひめがみ こだま)
天日学園学内の事件やトラブルを解決する部活動である魔道検警機構、通称マケンキに所属している。貧乳を気にしている金髪ツインテールの小柄な女の子で、一人称は「わし」であるほか、年寄りのような話し方をする。主人公である大山タケルに秘められた能力や学園の秘密について知っているが詳しくは不明。 使役している式神を実体化させて戦うマケン、魔鍵ヤサカニを使用する。
天谷 春恋 (あまや はるこ)
天日学園学内の事件やトラブルを解決する部活動である魔道検警機構、通称マケンキの部長。主人公である大山タケルの幼馴染で、黒髪のポニーテールで常に竹刀を持ち歩いている美少女。大山タケルのことは意識しているものの、今一歩先に踏み出せないでいる。作中屈指の実力者で、光子を刀身に帯び強力なエネルギーによる斬撃を放つマケンである魔剣ムラクモを持っているが、普段は魔鍵ヘヴンズゲートによって封印されている。
支那都 アズキ (しなつ あずき)
天日学園学内の事件やトラブルを解決する魔道検警機構、通称マケンキに所属している。鼻に絆創膏を貼ったショートカットの少女。家が貧乏なため、メイド喫茶で働いている。両足に装着されるマケン、魔腱ホークを持っており、空気を壁の様に蹴るほどに脚力を高め、本人の身体能力も合わさって爆発的なスピードと戦闘能力を発揮する。
六条 実 (ろくじょう みのり)
天日学園の学園長であり、体育教師も兼任している。天日学園のOGで、学内の事件やトラブルを解決するマケンキの初代メンバー。極度の方向音痴で、地図を持っていようが、直接道案内をされようが、目的地に容易にはたどり着けない。作中屈指の戦闘能力を持ち、マケン無しでもかなりの実力者で、大山タケルの修行に手を貸す。 二条秋に負けないスタイルの良さだが、その破天荒な性格の所為か、男子からの人気が全く無い。
二条 秋 (にじょう あき)
天日学園の保険医で美術教師も務める。天日学園のOGで、学内のトラブルを解決するマケンキの初代メンバーだった。学園内のマドンナであり、スタイル抜群の美女で男子生徒たちから圧倒的人気を集める。マケン無しでも治癒能力を行使できる。大人な女性の雰囲気をまとっているが、ひょんなことから六条実に処女であることをバラされる。
碓 健悟 (うすい けんご)
天日学園学内の事件やトラブルを解決する部活動である魔道検警機構、通称マケンキに所属している。主人公である大山タケルの周囲に登場する数少ない男性キャラクターのうちの一人でタケルの悪友。自分の触れた物体同士の位置を入れ替えたり自分自身と入れ替えたりするマケン、魔検ポイントマンを持っている。
水屋 うるち (みなや うるち)
天日学園学内の事件やトラブルを解決する部活動である魔道検警機構、通称マケンキに所属している。天谷春恋に憧れを抱いている、いわゆる百合の趣味を持った少女で、春恋といつも一緒にいる主人公の大山タケルに強い嫉妬心やライバル心抱いている。光の短剣を生み出すマケン、魔剣ペルセウスを持つ。
耕志 玄 (たがやし げん)
天日学園のOBで、学内の事件やトラブルを解決する部活動、通称マケンキの初代メンバーの内の一人。レプリカだがマケンを量産することの出来るマケン鍛冶師で、天日学園の学生の多くは彼の作ったマケンを持たされる。
集団・組織
天日学園 (てんびがくえん)
生徒全員にそれぞれに合ったマケンのレプリカを与えている学園。主人公である大山タケルが入学してきた学園で学生たちが各々マケンと呼ばれる特殊能力を持った武器を所持しているのでトラブルが絶えず、事件や事故を解決する魔道検警機構と呼ばれる部活動が存在する。元は女子高で主人公である大山タケルが入った年から共学化したので、女子の人数が圧倒的に多い。
魔道検警機構 (まどうけんけいきこう)
『マケン姫っ!』に登場する組織。天日学園の部活動の一つで、魔導執行部と検警部からなり、マケンによって生じた事件やトラブルを解決することを主な活動内容としている。また、天日学園校内では喧嘩等は許されていないが、校則によって正式な儀式を踏んだ決闘は許されており、その立会人の役目を負うこともある。
その他キーワード
マケン
『マケン姫っ!』に登場する武器の総称。エレメントと呼ばれる魔力や霊力の様な特殊な力で操る道具。八つの原型(アーキタイプ)があり、多くのマケンは耕志玄が作り出したアーキタイプの模造品(レプリカ)に過ぎない。装備するタイプや体に内蔵するタイプなどがある上、各々のマケンで行使できる能力が異なる。