ファイアパンチ

氷河期の雪に閉ざされた世界。「祝福者」と呼ばれる特殊能力を持つ少年が、村を焼いて、妹を殺した相手に復讐するため、消えない炎に焼かれた身体のまま戦い続けるダークファンタジー。WEBコミック「少年ジャンプ+」2016年20号から連載中の作品。

正式名称
ファイアパンチ
作者
ジャンル
ダークファンタジー
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
関連商品
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世界観

本作『ファイアパンチ』は、近未来の氷河期となった地球を舞台にし、復讐をテーマとしたダークファンタジー。「祝福者」と呼ばれる特殊能力者達が生きる世界で、すさまじい肉体再生能力を持つ「祝福者」の少年が、別の「祝福者」により全身を決して消えない炎に焼かれ続ける状態にされながらも、復讐のために肉体をコントロールしつつ、戦う姿を描く。作中世界ではすでに失われた文化である「映画」が、作中の重要なカギを握り、次々と起きる予測不能の展開が魅力となっている。

作品が描かれた背景

藤本タツキは、本作『ファイアパンチ』執筆にあたり、「売れるマンガを作るために、戦略的に作品を描こう」と考え、さまざまな作品を研究したという。その結果、やなせたかしの『アンパンマン』の「自分の顔を分けて食べさせる」という行為が、海外では奇抜なアイデアとして受けていることを知り、『アンパンマン』を基軸に物語を作ってみようと考えた。主人公のアグニが脅威的な再生能力を持つという設定は、自身の顔を与えるというアンパンマンの行動に着想を得たもので、「ファイアパンチ」という言葉はアンパンマンの必殺技である「アンパンチ」からきている。さらに、登場人物の名前も有名作品をモチーフに考案されており、例えばアグニはアンパンマンの頭文字「ア」を、他にドマは『ドラえもん』の「ド」、サンは『サザエさん』の「サ」から一文字を拝借している。

作品誕生のいきさつ

本作『ファイアパンチ』は、当初は「月刊ジャンプSQ.」での連載作品として企画されていたが、結果的に「少年ジャンプ+」で連載がスタートした。そのため藤本タツキは、「せっかく「少年ジャンプ+」で連載をやるのなら「アンチ・ジャンプ」的な作品にしたい」と考え、宗教の話題など、本来少年誌ではタブーとされることを描いたと語っている。

作品構成

本作『ファイアパンチ』は、「序」「破」「急」の3部構成となっている。「序」はコミックス3巻掲載の28話で終了し、コミックス4巻掲載の29話からコミックス6巻掲載の55話までが「破」となり、56話から「急」がスタートした。また、藤本タツキは、コミックスの各巻ごとに作品のジャンルを変えることも意識しており、たとえばコミックス1巻は復讐劇として物語が始まるが、コミックス2巻ではその第1巻を否定して、コメディテイストの強い展開が続くなど、構成的にも、ジャンル的にも飽きさせない作品となっている。

あらすじ

第1巻 

近未来の、氷河期となった世界。両親を殺された15歳の少年、アグニは、妹のルナと共に小さな村の人々に拾われ、静かに暮らしていた。しかし、この村にはある秘密があった。生まれつき驚異的な肉体再生能力を持ち、「祝福者」と呼ばれる特別な存在であるアグニは、村を食糧難から救うため、毎日自分の身体を切り落として、村民達に分け与えていたのである。そんなある日、村にベヘムドルグ王国の軍人、ドマがやって来る。そこで村の実態を知ったドマはアグニ達に強い嫌悪感を覚え、自らの炎の「祝福者」としての力を使い、村を焼き払う。再生能力を持つアグニだけはかろうじて助かったものの、ルナを含むほかの村民は全員死亡。アグニはドマによる炎でつねに全身を焼かれ続ける身体にされながらも、ドマに復讐を誓うのであった。そして8年後。ドマを追っていたアグニは、道中でベヘムドルグ兵に殺されそうになっていた奴隷達を偶然助ける。そこで奴隷の一人、サンに気に入られたアグニは、仕方なくサンと行動を共にするが、すぐさまベヘムドルグからの追っ手が現れ、首を切り落とされてしまう。さらに、そのリーダーと思われる女性のユダは、なぜかルナにそっくりな容姿をしていた。

第2巻

 アグニサンは、ベヘムドルグ王国の兵士達に捕獲された。アグニは頭部だけの姿にされ、サンは両足を切り落とされ、絶体絶命の危機に陥っていた。それでもなお生きているアグニを完全に殺害するため、ユダはアグニの頭部を海に投棄する事を思いつく。しかし、海へ行くため仲間と共に地下鉄道に乗り込んだユダの前に現れたのは、謎の女性、トガタであった。トガタは驚異的な強さでベヘムドルグ兵達を倒し、ベヘムドルグ兵達に強姦されそうになっていた少女のネネトを助ける。そんなトガタの目的とは、アグニであった。以前、偶然アグニの存在を知ったトガタは、アグニに強い関心を持っており、アグニを題材にした映画が撮りたいと考えていたのである。トガタはアグニを救出すると、瀕死のユダを逃がす代わりに、自分の監督作品の主演俳優になれと命じる。ユダがルナにそっくりである事から、ユダの事が気になるアグニは仕方なく応じ、同時にトガタに救われたネネトは、その作品のカメラマンを担当する事になる。一方その頃、サンは「祝福者」としての能力を買われ、ベヘムドルグ王国を支える「」として強制労働させられていた。

第3巻 

トガタの命令で、トガタが監督する映画の主演俳優になったアグニは、作中の目玉であるドマへの復讐シーンを撮影するため、ベヘムドルグ王国へ向かう計画を立てていた。しかし、少しでも面白い作品を撮りたいトガタは、先にベヘムドルグ王国に潜入し、ユダに情報を与える事で、戦いをより盛り上げようとしていた。その結果、ユダはすでに戦う意欲をなくしているドマではなく、強力な「祝福者」三人をアグニの敵として用意し、トガタの指定する場所で待ち構える。しかし、アグニとトガタ、ネネトの三人がいざベヘムドルグ王国に到着すると、奴隷達の悲惨な姿を目撃したアグニは、台本を無視して救出を始めてしまう。トガタは激怒するが、アグニが救出した人々の中にはサンの姿もあった。アグニだけでなく、サンと顔見知りであるネネトもまた、サンが生きていた事に安堵するのであった。そしてトガタの予定よりも遅れてユダ達のところへ到着したアグニは、あっという間に「祝福者」達を倒す。その姿は、奴隷達だけでなく、ベヘムドルグ兵達にすら神様のように見え、さらに、騒ぎを聞きつけてやって来たバットマン達の手によって奴隷達はベヘムドルグ王国から逃げ出すのであった。一方その頃、アグニはドマを探していたが、ユダには先ほどの戦いで起きた火災によって既に死亡しただろうと言われたうえ、そこに突如現れた、世界を氷河期にした張本人「氷の魔女」に、ユダを連れ去られるのであった。 

第4巻

 トガタネネトサンらは、ベヘムドルグ王国から逃げ出し、脱出に手を貸してくれたバットマン達の住む村へ向かっていた。しかし、ウロイを中心とするベヘムドルグ兵達が追っ手にかかり、危機に陥る。だが、ビッチブリーフ男が応援に駆けつけた事で、どうにか事なきを得るのであった。それからしばらくして「氷の魔女」と名乗る女性に逃げられたアグニも、遅れてバットマン達の村にたどり着く。そんなアグニを待ち受けていたのは、村に集まった人々の、アグニを「神様」として慕う篤い信仰心であった。彼らの期待を受けとめるため、神様になる事を決意したアグニは、8年前のように自分の身体を切り落とし、食料として人々に与え始める。こうしてなんとか村は安定し始めるが、そんなある日、バットマンがアグニに衝撃の事実を告げる。人の心を読む力を持つ「祝福者」であるバットマンは、トガタがアグニを裏切っており、さらにトガタが性同一性障害を持ち、女性の身体に男性の心を持つ存在である事を見抜いたのである。真実を知られたトガタは村を去ろうとするが、アグニはそれを追う。

第5巻

 バットマンによって秘密を暴かれたトガタは、一人村から去ろうとしていた。しかしアグニはそれを追い、自分にとってトガタは姉のような存在なので、今後も自分のそばにいてほしいと頼む。その思いにトガタは折れ、アグニが、これから自分を退屈させないような面白い行動を取れるのであれば、村に戻ると言い出す。そこでアグニは、行方不明となったドマを見つけ出し、復讐を終わらせる事にする。アグニとトガタは、村にやって来た元ベヘムドルグ王国兵士の案内でドマの居場所を探り当て、ついにドマと再会する。ドマは小さな村で子供達を守りながら、静かに生活していた。そこでアグニはドマが自らの過去の行いを恥じ、せめて子供達には正しい教養を与えようと、必死に生きている事を知る。意気消沈したアグニは、一度はドマへの復讐をやめようとするが、怒りは消えず、ドマ達の暮らす村を焼き払うのであった。そして復讐を終えたアグニは、湖に入って自殺しようとする。しかし、それを止めたのはトガタであった。トガタは自分の命と引き換えにアグニを救出すると、アグニに触れた事により、炎に包まれて死亡するのだった。 

第6巻

 アグニが意識を取り戻すと、辺りは謎の大きな木に破壊され、アグニが住む村の村民を含む、たくさんの人々が死亡していた。それを生み出した張本人である「氷の魔女」を名乗る女性のスーリャによると、彼女は凍えたこの世界を温めるためにユダを使い、あの木を生み出したのだという。アグニは、ユダさえ倒せば奇跡が起き、この惨状から人々がよみがえるのではと考え、すぐさま木の中心部へ向かう。しかし、アグニはユダを倒す事に失敗し、そのまま意識を失う。そしてアグニが目を覚ますと、なぜかアグニは全身を包んでいた炎と右腕を失い、普通の人間に戻っていた。さらにいっしょに目覚めたユダは、記憶喪失となっていたのである。亡き妹のルナに似ているユダをどうしても憎み切る事ができないアグニは、自分の名前すら忘れているユダを「ルナ」と呼び、自分の事は「ニーサン」と呼ばせる事で、ユダをまるでルナのように扱い始める。こうしてユダに噓をついたアグニは、ひとまず物資を確保しようと、ユダと近くの建物に入る。しかしすぐさま住民の女性達に見つかってしまう。彼女達は、ドマの教え子達の生き残りであった。彼女達がベヘムドルグ王国兵に苦しめられている事を知ったアグニは、やって来た兵士達を撃退するが、再生能力が極端に落ちているアグニは重傷を負ってしまう。この一件から、テナをはじめとする住民の女性達の信頼を得たアグニとルナは、テナ達といっしょに暮らすようになる。しかし、アグニがテナ達を守るため、またもベヘムドルグ王国兵を殺したある日、アグニはその強さを見込まれ、テナからある頼み事をされる。それは、テナの父親であるドマを殺し、テナが望まぬ妊娠をする要因にもなった「ファイアパンチ」と呼ばれる、全身が炎に包まれた化け物を殺してほしいというものだった。 

第7巻

 テナから、右腕が完治し次第「ファイアパンチ」を殺してほしいと頼まれたアグニは、自分こそが「ファイアパンチ」であると告げられず、悩んでいた。アグニは何度も自殺を図ろうとするが失敗し、ある日とうとう海に飛び込むが、ユダに止められてしまう。そしてそのまま10年が経過し、テナに子供が生まれ、とうとうアグニの右腕が完全に再生したある日、アグニは再度テナから「ファイアパンチ」を殺してくれと頼まれるのだった。一方その頃、成長したサンネネトは、アグニ教の人間としてスーリャをはじめとする仲間と共に活動していた。しかし、その生活には限界が近づいており、さらに世界は10年前ユダが木になった事で一度は温まり、気温が上昇したものの、現在は再び雪に覆われつつあった。世界を温めるには、やはりユダが必要であると考えたサン達は、ユダを奪う計画を立てる。それを聞いたネネトは、計画実行前に単独でアグニのもとを訪れ、ほかの人間は助けるのでユダを差し出してほしいと、取引を持ち掛ける。しかしアグニにユダを引き渡す意思はないと見抜いたネネトは、予定よりも早く計画を実行し、ユダを連れ去るのだった。アグニはすぐさまネネト達を追おうとするが、そこをアグニこそが「ファイアパンチ」であると知ったテナとその子供に止められる。テナは長らく「ファイアパンチ」を憎んでいたが、その正体がずっといっしょに暮らしたアグニであったと知って殺意を消失させ、アグニには幸せになってほしいと語る。しかしアグニは応じず、それに怒ったテナの子供が持っていた炎の「祝福者」の力により火を受け、再度全身を炎に包まれる。こうして「ファイアパンチ」に戻ったアグニは、ユダを追う。 

第8巻 

アグニユダを助けに向かっていた頃、サンは意見の相違からスーリャと、アグニ教の中心人物を殺し、独裁者となっていた。サンは、この世界に住む人々にとっては、世界は寒いままの方がいいので、ユダを再び木にする必要はなく、すぐに殺してしまっていいと考えたのである。そこへユダを連れて合流したネネトは、サンの凶行に驚いて反論するが、逆にサンに殺されかける。しかしそこに、とうとうアグニがやって来る。だが、焼けただれたアグニの顔は、サンにとっては別人に見え、サンはアグニが何者かによって、本来とは別の身体に閉じ込められたのだと思い込む。激怒したサンはアグニに襲い掛かるが、アグニが勝利。サンは死亡し、呆然とするアグニのもとへ、ユダがやって来る。そしてユダは、生き残ったネネト達に自分が木となる代わりに、今後のアグニの平穏な人生を保証してほしいと頼む。ネネトはその条件を飲み、ユダの力によって記憶喪失となったアグニを「サン」と呼び、サンの生まれ変わりとして扱い、いっしょに暮らすようになるのであった。そして80年後。ネネトは亡くなり、80年前と変わらない姿のままサンとして暮らすアグニは、ある日仲間から、奇妙な映像を受け取る。そこには、全身を炎に覆われた男性が、ひたすら戦う姿が記録されていた。そして数百年後。木となり不老不死となったユダは、たった一人で地球を温め続けていた。さらに数万年、数千万年が経過し、ユダが孤独で絶望しかけた頃、突如ユダのもとに、一人の男性がやって来る。サンと名乗る彼は、ずっと一人で漂い続けており、やっと人に会えた事が嬉しいのだという。そんな彼に名前を尋ねられたユダは、ルナと名乗る。そして二人は、一人ぼっちではなくなった安堵感から、少しの眠りにつくのだった。  

コラボレーション

2017年6月、本作『ファイアパンチ』コミックス5巻の発売を記念して、藤本タツキと沙村広明の対談企画と、コラボレーションイラストの制作が行われた。こちらは藤本タツキが沙村広明の熱心なファンであったことと、沙村広明も『ファイアパンチ』の愛読者であったことから実現した企画。「少年ジャンプ+」と「月刊ジャンプSQ.」の2誌に対談が掲載され、「少年ジャンプ+」には『ファイアパンチ』のアグニと『無限の住人』の万次のイラストが、「月刊ジャンプSQ.」には『ファイアパンチ』のルナと『波よ聞いてくれ』のミナレのイラストが掲載された。

登場人物・キャラクター

主人公

ルナの兄で、「祝福者」の23歳の男性。以前は普通の少年だったが、8年前に住んでいた村をドマによって焼かれて以来、顔の半分以外の全身が、ドマによる決して消えない炎に覆われた姿で生き続けることになる。損傷... 関連ページ:アグニ

アグニの妹で故人。白い髪に青い瞳を持ち、前髪を目の上で切った、肩につくほどのセミロングヘアにしている少女。ユダとスーリャに容姿が非常によく似ている。常に敬語で話し、兄のアグニに対しても敬語で接する。健... 関連ページ:ルナ

突如アグニの前に現れた「祝福者」の女性。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、顎の高さまで伸ばしたボブヘアにしている。左目の下に2つ、口元に1つほくろがある。若い女性の姿をしているが、肉体再生能力を持つ祝福... 関連ページ:トガタ

ベヘムドルグ王国の兵士の「祝福者」の男性。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、肩につくほどのセミロングの髪型にあご髭を生やしている。正義感の強い善良な人間。自分で学校を作り、子供に勉強を教えるほど教育熱心... 関連ページ:ドマ

神様によって治められているとされるベヘムドルグ王国で教祖を務める「祝福者」の女性。白い髪に青い瞳を持ち、前髪を目の上で切り、肩につくほどのセミロングの髪型をしている。ルナとスーリャに容姿が非常によく似... 関連ページ:ユダ

アグニが助けた8歳の「祝福者」の少年。自分の身体から電気を作り出す力を持つ。前髪を目の上で切り、肩につくほどのセミロングヘアをポニーテールの髪型にしている。中性的でかわいらしい容姿をしており、女性に間... 関連ページ:サン

13歳の少女。前髪を目の上で切り、肩につくほどのセミロングヘアにしている。三白眼が特徴。行動的で自立した性格。生まれた村の「女性は男性に絶対従い、13歳になった際は必ず子供を産む」というルールに耐え切... 関連ページ:ネネト

「祝福者」の女性。滅びかけた地球にとどめを刺し、「一度この世界を終わらせ、次の世界を暖かい世界にする」ことを目的に、独自に動いている。白い髪に青い瞳を持ち、前髪を目の上で切り、肩につくほどのセミロング... 関連ページ:スーリャ

ゴバ

強盗の若い男性。アグニとルナの一家を襲い、2人の両親を殺した一味の1人。坊主頭に帽子を被っている。アグニとルナの両親を殺して、薪にしてくべただけでは飽き足らず、ルナを強姦しようとしたところを、アグニに殺された。

サンの兄

サンの兄。前髪を目の上で切って、左寄りの位置で斜めに分けたショートカットの髪型をしている。疫病に侵された自分たちの村で唯一無事だったサンを感染させないために、わざと「役立たずなので、口減らしとして追い出す」と噓をついて逃がした。

ジャック

ベヘムドルグ王国の兵士の若い男性。イワンの兄。前髪を真ん中で分けて額を全開にしたストレートショートカットの髪型をしている。一見温厚そうに見えるが、実際は捕まえてきた人間を、飼い犬たちと獣姦させるのを見るのが好きという変質者。連れて来られたサンとネネトにその役割をさせようとする。

ベヘムドルグ王国の兵士の男性。ジャックの弟。サイモンの一番弟子でもある。「祝福者」。両サイドの髪の毛を刈り上げてオールバックにした髪型に、眼鏡をかけている。がっしりした体格の持ち主。若い男性の姿をして... 関連ページ:イワン

ベヘムドルグ王国の兵士。「祝福者」の男性。イワンの師匠でもある。前髪を額が見えるほど短く切ったショートカットの髪型で、長身の若い男性の姿をしている。ユダやイワン同様、再生能力を持つ祝福者であるために加... 関連ページ:サイモン

ニオデラの恋人の年老いた男性。トガタと「何でも言うことを聞く代わりに、トガタに保護してもらう」という契約を結んでいる。両サイドの髪を肩につくほど伸ばして、頭頂部は禿げ上がった髪型に、あご髭を生やしてい... 関連ページ:ダツ

ダツの恋人の年老いた男性。トガタと「何でも言うことを聞く代わりに、トガタに保護してもらう」という契約を結んでいる。坊主頭で、片言で話す。元はベヘムドルグ王国に住んでいたが、ベヘムドルグ王国では同性愛は... 関連ページ:ニオデラ

ベヘムドルグ王国の牢屋に収容されている死刑囚。「祝福者」の男性。スキンヘッドにあご髭を長く伸ばし、右目の真上から真下にかけて長い一本線の傷跡のある、屈強な風貌をしている。通常の人間より筋力が高くなる能... 関連ページ:ダイダ

ベヘムドルグ王国の牢屋に収容されている死刑囚。「祝福者」の若い男性。モヒカン頭に筋肉質な身体つきをしている。三白眼が特徴。施設の子供17人の顔を、自らの快楽のためだけに削いだことにより死刑囚となった。... 関連ページ:カルー

ベヘムドルグ王国の牢屋に収容されている死刑囚。「祝福者」の年老いた男性。能力の特性上、目隠しをされた状態で投獄され、カイゼル髭を生やしている。視界に入った鉄を自在に操る能力を持つ。ベヘムドルグを自らの... 関連ページ:フガイタイ

ウロイ

ユダの側近を務めるベヘムドルグ王国の兵士。「祝福者」の若い男性。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、顎の高さまで伸ばしたボブヘアに帽子を被っている。ベヘムドルグ王国の労働力やエネルギー源として使われる人間たちである「薪」への差別意識が強い。炎を操る力を持つ。

アグニを神とあがめる「アグニ教」信者。「祝福者」の男性。顔の目元と口元以外をマスクで覆い、顎ひげを生やし、帽子を被っている。そのため顔はほぼ見えない。バットを武器として使うので、トガタからは「バット男... 関連ページ:バットマン

アグニたちのもとに突如現れた「祝福者」の若い女性。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、胸まで伸ばしたストレートロングヘアにしている。右目に眼帯をし、ビキニのような服装にパーカーを羽織っている。新陳代謝が異... 関連ページ:ビッチ

アグニたちのもとに突如現れた「祝福者」の男性。鳥の頭のような形のヘルメットで頭全体を覆い、服はブリーフ一丁という奇妙ないでたちをしている。本名は不明なため、その服装から、便宜上トガタに「ブリーフ男」と... 関連ページ:ブリーフ男

ドマの娘で、「祝福者」の若い女性。前髪を眉上で短く切り揃え、肩につかない長さまで段をつけて切った外はねボブヘアにしている。ドマと一緒に暮らしていたが、彼の考えに賛同できなくなり、リアンらとともに離れて... 関連ページ:テナ

ドマの元教え子の若い女性。髪の右半分は刈り、左半分は目が隠れるほど伸ばしている。鼻の周囲にそばかすがあり、唇にピアスをしている。男性のような口調で話し、一緒にいる仲間たちのリーダー的存在。ドマと一緒に... 関連ページ:リアン

場所

ベヘムドルグ王国

ユダたちが住む王国。150年ほど前、廃墟となった都市に、勝手に住み始めた人間たちによって建国された。神様によって治められているとされているが、実際はユダの父親による狂言。ユダは国民の前で常に神の声が聞... 関連ページ:ベヘムドルグ王国

その他キーワード

祝福者

生まれながらに奇跡を使える人間。アグニ、ルナ、ドマ、ユダなどが該当する。損傷した肉体を再生させる力であったり、人の心を読む力であったり、金属を作り出す力であったりと、その能力はさまざま。どのような要因で「祝福者」が生まれるのかは不明。

エネルギー源となるもの。世界には樹木が存在しないため、人間の身体を物理的に切り刻んで燃料とすることがあり、そのような人間を「薪」と称する。それらの人間は被差別階級であり、「薪」は差別用語として使われる... 関連ページ:

氷の魔女

「祝福者」の1人で、世界を雪と飢餓と狂気で覆った張本人。そのため、ベヘムドルグ王国の最大の敵とされている。実在はせず、地球に氷河期が訪れたことにより、生きていくのに絶望的な星になったことを隠すために生まれた架空の存在。

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