三丁目の夕日

三丁目の夕日

昭和三十年代の夕日町三丁目を舞台に、そこに暮らす人々の温かな交流と日々を描いたヒューマンドラマ。一話完結のオムニバス形式を取っており、様々な人物に焦点を当てて物語られる。1981年度小学館漫画賞を受賞し、2014年には連載40周年を超えた西岸良平のライフワークともいえる作品。

概要

昭和三十年代の下町、夕日町三丁目。この町へ引っ越して自動車修理工場を立ち上げた鈴木家や、気難しい性格をした作家兼駄菓子屋の主人茶川竜之介らが暮らしている。住人達はつらい過去を背負っていたり、切ない出来事を胸に秘めながら、それでも明るく健気に暮らしていく。

登場人物・キャラクター

夕日町三丁目に引っ越してきた鈴木則文一家の一人息子。元気いっぱいな少年。イタズラが高じて問題を引き起こすこともあるが、友達も多く、リーダーシップを発揮している。集団就職でやってきた星野六郎を兄のように... 関連ページ:鈴木 一平

夕日町三丁目で自動車修理工場・鈴木オートを営んでいる、鈴木一平の父親。一国一城の主となることを長い間夢見ており、妻の鈴木トモエと二人三脚で長い間頑張ってきた。ややお調子者の性格で、トモエには頭が上がら... 関連ページ:鈴木 則文

鈴木則文の妻で、鈴木一平の母親。スタイル抜群の美人で、一平が水着の写真を町内で販売した際には多くの買い手がついた程。優しくてしっかり者であり、会社設立が夢だった鈴木則文を支え続けた。戦前は山本信夫とい... 関連ページ:鈴木 トモエ

鈴木則文が社長を務める鈴木オートで働く若者。地方からの集団就職で上京した。専門は自転車だったが、希望職種に間違えて自動車と書いてしまったおっちょこちょいな性格。長い間鈴木家に居候していたが、妹の星野さ... 関連ページ:星野 六郎

星野六郎の妹で、集団就職で地方から上京し、電機メーカーに務めている。最初は工場での勤務だったが、後に習字の上手さを認められ事務職へと転勤する。体はあまり丈夫ではないが、勉強熱心でしっかり者。 関連ページ:星野 さくら

夕日町三丁目で駄菓子屋を経営している初老の男性。故郷の期待を背負って東大に入学したが、出世と程遠い文学の道を選んでしまい、また芥川賞を取れない日々が続いたため捻くれた性格になっていた。石崎宏美の紹介を... 関連ページ:茶川 竜之介

頭が良く、まじめな性格をした少年。母親・吉行和子が逮捕された後、石崎宏美の紹介を経て茶川竜之介の家で暮らしている。茶川とは最初はぎくしゃくしていたが、彼が自分が愛読している冒険小説の作者であると知ると... 関連ページ:吉行 淳之介

広い人脈を持つ謎の女性。ラブレターの代筆を作家の茶川竜之介に頼んだのが縁で、時折茶川の家を訪れている。知人の吉行和子が逮捕された際には、その子供淳之介の面倒を見てくれるよう茶川に頼んだ。 関連ページ:石崎 宏美

夕日町三丁目でタバコ屋を営む老婆。若くして夫に先立たれ、手塩にかけて育てた息子も戦争で亡くした過去を持つ。愛用の自転車は仲良くなった新聞配達の少年にプレゼントしようとしたものだが、渡せずに自分で使って... 関連ページ:太田 キン

夕日町三丁目で宅間医院を開業している医者。心優しい老人で、貧しい家の子供達を無料で治療しているが、注射を嫌がる子供たちからはアクマ先生と恐れられている。空襲により妻と娘を亡くしており、現在は一人暮らし... 関連ページ:宅間先生

大富豪の家に生まれ、甘やかされて育てられたせいで我儘になってしまった女の子。ある日父親の会社が借金を抱えて倒産してしまい、突然に貧乏生活が始まってしまう。当初は急激な変化についていけずにダダを捏ねてい... 関連ページ:北川 美加

吉行淳之介の実母。類い稀な美貌を持つ、人気ストリッパー。その美貌を武器に、パトロンをとっかえひっかえして優雅に暮らしている。公然猥褻罪で捕まったことがあり、その際淳之介と別れている。一度淳之介を迎えよ... 関連ページ:吉行 和子

夕日町三丁目で探偵事務所を開業している優秀な探偵。しかし、基本的に平和な三丁目のため、腕を振るう機会はほとんどない。依頼料はやや高額。 関連ページ:日真田 大造

夕日町三丁目のはずれにある掘立小屋に棲む謎の人物。本名を知る者がいないため、怪人Xと呼ばれている。継ぎ接ぎだらけの服を纏い、廃品回収や煙突掃除などを生業としている。帽子とマフラーで顔をすっぽりと覆って... 関連ページ:怪人X

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