乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ

1420年、少女シャールカは十字軍が村人を皆殺しにしたのを目撃。生き残ったシャールカは戦略家のヤン・ジシュカに拾われ、「ピーシュチャラ」(銃の原型)を与えられる。フス戦争を題材にした作品で、実在した天才軍師ヤン・ジシュカの活躍を、オリジナルキャラであるシャールカの目で追うという形式で描かれている。当時のフス戦争の様子や中世ヨーロッパのうんちくが、マンガの後に添えられている。

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正式名称
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ
作者
ジャンル
歴史もの一般

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乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(漫画)の総合スレッド
2016.09.01 15:31

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概要

1420年のボヘミアでは、本来の目的を失った十字軍が殺戮を繰り返していた。少女シャールカが暮らす村も皆殺しにされ、強姦されつくしていた。一人生き残ったシャールカは戦略家のヤン・ジシュカに拾われ、女子供でも使える軽量の武器「ピーシュチャラ」(銃の原型)を与えられた。当時は聖書に基づいた平等を説くフス派と、教会の権威を重んじるカトリック派が対立し、「フス戦争」を起こしていた。

フス派の中でも少ないヤン・ジシュカの軍隊は、銃と地形を活かした独自の戦術で、騎士の大群をなぎ倒し、戦局をひっくり返していく。シャールカはその戦いに身を投じ、勝利のために健気に働き続ける。順風満帆に勝ち進むフス派。

ところがカトリック派の暗殺者によってヤン・ジシュカは狙撃され、同時にプラハの街では黒死病が流行。フス派は混迷の極みに至る。復帰後目が見えなくなりつつあるヤン・ジシュカと共に、さらに戦いの最前線にシャールカは進む。人が死ぬのを嫌う彼女は、少しでも生命を救おうとし、苦しみ続ける。

登場人物・キャラクター

金髪ロングヘアの幼い少女。心根が優しく、誰も殺したくない、死なせたくないと常に思っているが、戦乱の中でそれが叶わないことを知り、苦しんでいる。住んでいたボヘミアの村にやってきた十字軍に、家族と村人を皆...
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戦術家ヤン・ジシュカの部下。セミロングで、右目に傷がある女性。巨大な体躯の騎士たちに真っ向から挑み、ひけを取らずに剣で戦う女傑。軍を率いて最前線で戦闘し、ヤン・ジシュカの戦略に誘導していく。またヤン・...
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10歳。元従軍娼婦の少女。ロングヘアにリボンをしている。普段からおとなしく、笑顔を見せない。シャールカと共に「ターボル天使隊」に参加して、聖歌を歌う。母親は兵士だった父親に痴話喧嘩で殺されており、義理...
金髪長髪の少女。カトリック派に捕らえられ、陵辱を受けてきた恨みから、ヤン・ジシュカのもとで戦うようになる。カトリック派への復讐を強く望んでおり、ピーシュチャラ(銃の原型)を手にして騎士たちを殺せるよう...
前髪を編みこんでいる少女。プラハでシャールカたちと合流して、「ターボル天使隊」に参加する。ヤン・ジシュカの隠れ家が騎士にバレたことで、内通者容疑をかけられ、拷問される。実はプラハの騎士団付属病院の院長...
「閃光」の二つ名を持つ。ブランダ・ダ・カスティリオーネ枢機卿に雇われた殺し屋。ナイフを使うことに長けており、静かに近寄って喉元を十字に切り裂いて即死させる。弓矢にも長けており、遠距離からヤン・ジシュカ...
ワラキアの貴族の子で、皇帝ジギスムントの小姓を務める少年。カトリック派に捕らわれていたシャールカを助けだした。スパイとして働きながらも父親に厳しく諌められる、イルムガルトを励ます。か弱い女の子の味方を...

その他キーワード

『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』に出てくる武器。現在の銃の原型となる武器。形状から「笛」の意味の「ピーシュチャラ」と呼ばれる。大砲を出来る限り小さくする、というコンセプトで、木の棒に鉄の管を組み...